
Linux Mint 16 Petra Xfaceを仕事で使い始めます
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今日は、Linux Mint 16 Petra Xfaceを仕事で使い始めたことを紹介します。
この数カ月は日常使うLinux日本語デスクトップ環境は"UbutuStudio 13.10"です。この環境はUbuntuのXface版として使っており、シンプルなデスクトップマネージャーで、いわゆる"Ubuntu"のデフォルトデスクトップUnityよりも使いやすさを感じています。合わせてデフォルトインストール後の日本語環境ができあがっているので、すぐに使い始められることがとても良いですね。リアルタイム性が高められており、マルチメディア系の再生はとても安定し、高音質、高画質です。

もうひとつの選択肢がLinux Mintです。Linux Mintの第一印象は「綺麗」です。Xfceによる軽快でシンプルなデスクトップ環境は「これで十分」と思わせます。UbutnuStudioとの大きな違いは左下にメニューボタンがあることです。これは、Windowsを併用している場合は操作性に違和感を感じることがなく、大きなポイントです。デフォルトインストールでは日本語入力ができないので、日本語環境のパッケージを導入することで、日本語デスクトップとして使いはじめることができます。

どちらも、良い日本語環境です。仕事の環境を徐々にクラウド化しているので、スケジュールとメールはブラウザ経由で同じように確認、読み書きできます。メールに添付されてくるPDFはもちろん、Microsoft OfficeのドキュメントはLibreOfficeで参照できますし、考えを整理するために重宝しているマインド・マップソフトウエアのFreeMindもWindowsとLinux上で同様に使うことができます。
このように、日常仕事で活用できる一部のアプリケーションを「クラウド化=ブラウザ化」したことで、Linux日本語デスクトップを日常的に実用的利用ができるようになりました。PoerPoint等、Windowsアプリケーションが必要であれば、Linux環境からリモートデスクトップでWindows環境を呼び出して利用します。