goo blog サービス終了のお知らせ 

情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

ホームページ上でメールアドレス等の直書きを避ける方法-エンティティ化とフォーム化

2008-04-13 15:56:38 | Web・ホームページ制作
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

ホームページを制作し、問い合わせ先の案内を表示します。ところが、メールアドレスを直にHTML内に記述すると、スパム(SPAM。不要)メールがどんどん来るようになります。

スパム対策をきちっとできれば良いのですが、スパム対策は万全ではありません。ホームページの利用者には正しく認識でき、機械的にメールアドレスを収集する側からは、見えなくすることができるでしょうか。

主な方法は二つあります。

[1]メールアドレスのエンティティ化

メールアドレスのエンティティ化とは、メールアドレスを含む部分を、ブラウザが解釈し、表示する特殊な文字列に変換することです。

この場合、HTMLコード上に
mailto:foo@bar.com
のようにメールアドレスが直書きされず、記号化され、メールアドレスを収集する側からはメールアドレスが見えにくくなります。

ただ、問題があります。

問題1.メールアドレスを収集する側が、エンティティ化を解析してしまう
いまのところ、裸で書くよりもずっと良いと言う程度です。いずれ収集する側がエンティティ化した部分を復号し、メールアドレスとして収集する可能性があります。

問題2.ブログでは使えないことがある
エンティティ化したコードをブログに投稿する際に削除されることがあります。実際このgooブログではエンティティ化したコードは自動的に削除されます。その為、ブログ記事中でエンティティ化することはできません。その為[2]の方法を使います。

(*)各ブログで様々な制限があります。

[2]メールアドレスのフォーム化
問い合わせはフォームより受け付けるようにします。フォーム中のHTMLコードにメールアドレスが現れないよう、cgi化します。併せてSSL化しておくと良いでしょう。

この記事末尾の「ご質問・ご相談」の案内がフォーム化の例です。
クリックすると新しいページが開き、入力できます。

フォーム化しておけば、ページを解析してメールアドレスを収集する仕組みではメールアドレスを見つけることができなくなります。

ご案内:ヤマハルーターと仮想サーバで作るネットワーク入門開催!(4/19,5/12)詳細はこちら
ご質問・ご相談はこちら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパで普及が進むFireFox

2008-02-15 09:29:29 | Web・ホームページ制作
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

ヨーロッパでは、Firefoxの普及が進んでいます。フィンランドではなんと45.4%だそうです。40%を超えている国は、スロベニア(44.6%)、ポーランド(42.4%)、スロバキア(41.2%)、ハンガリー(40.3%)となっています。ヨーロッパでのシェアは28%で前年比5%の増加です。調査の誤差があるとしてもFirefoxは確実に普及が進んでいます。

Microsoft Internet Explorer(以下IE)のヨーロッパでのシェアは66.1%ということで健在です。このように競争がはっきりすれば、IEも改良が進みより使いやすい製品となっていくと思います。

Firefoxはオープンソース(設計・作り方の全てが公開されている)で開発されており、一般のPCユーザに身近なオープンソース・ソフトウエアになりつつあります。このページを配信しているApache,Linuxもオープンソースです。データを運んでいる通信手順(TCP/IP)も仕様はオープンです。Windowsパソコン上のソフトウエアとしてオープンソース・ソフトウエアの普及が始まったことは、ソフトウエア業界も節目となる転機を迎えたことになります。

ComputerworldのFirefoxシェア発表記事
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Firefox3 Beta3が公開されました

2008-02-15 07:34:10 | Web・ホームページ制作
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

Firefoxの次期バージョンとなるFirefox3のベータ版(正式版直前の評価版)のダウンロードが可能になっています。日本語にも対応しています。

FirefoxはMicrosoft Internet Exploer(IE)に次ぐ利用者を獲得しているブラウザ(弊社調べ)です。現在のFirefoxのバージョンは2.0です。

Microsoft Internet Exploerを使わず、Firefoxを使う理由は簡単です。

1.止まっても直前の状態を復元できる
 ブラウザに限らず、ソフトウエアはいわゆる「固まる」ことや「落ちる」ことが多々あります。Firefoxも例外ではありません。しかしながら、最後に開いていた状況を記憶しており、再起動時に回復の要否を聞いてきます。これは便利です。

2.IE7で発生する不具合が回避できる
 筆者の環境では、IE7上での日本語入力ができなくなることがあります。入力位置がずれてしまって、入力中の文字が見えなくなります。こうなると簡単に復旧できないために面倒です。同様の現象はFirefoxでは経験していません。

 また、Firefoxに比べて動作が重く感じる場面が多く、特に沢山のタブを使うと差を感じます。

3.自動更新が分かり易く簡単
 Firefoxには自動更新機能があります。インターネットで公開しているバージョンが新しくなれば、更新を促します。この更新方法が分かり易く気に入っています。

4.WindowsとMacOXで同じブラウザを使うことができる
 これは便利ですね。MicrosoftはMacOX用のMicrosoft Internet Exploerのサポートを止めています。逆にMacOSX用の標準ブラウザSafariのWindows版があります。Firefoxであれば、Linuxでも使うことができ、操作性を同じにすることが簡単です。

5.Bookmnark統合が可能
 Firefox2のアドオン「Foxmarks Bookmark Synchronizer」をつかって、複数台のパソコン上のFirefoxのブックマークを統合できます。
 (*)2008年2月14日時点ではFirefox3 Beata 3には未対応

このブログの記事はFirefox3 Beta 3上で書きました。特に不具合もなく投稿が完了しそうです。

Firefox2(現行最新版)のダウンロード

Firefox3 Beta 3(次期予定版の評価版)ダウンロードサイト
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする