ここんとこ午前5時になるとスマホに
熱中症警戒アラートのメールが届くので
いつも目が覚めてしまう
それをキッカケに起きればいいのだが
朝早くからバタバタしてると
カミさんの機嫌が悪くなるので
そういうわけにもいかず…
本当は早く起きて痛み止めを飲めば
それだけ早く涼しいうちに走れるんだけど…
なかなかうまく行かないもんだ
老いぼれ夫婦の二人暮らし…
なので自室から出ずに
ベッド横の扇風機を早々に回しながら
朝の時間をノンビリと…
で…
1時間後の6時に起床したあとは
今週もいつもの一週間が始まることに…
といっても仕事に行くわけじゃなし
毎朝のルーティンのあと
ジョグに出かけるのが日課のジジイ
今日もまた走りに…
この子たち姉妹ユニットをお供にして…
今日の暑さもヤバくなりそうだったが
まだ曇り空だったのが救いか?
ただ昨日のジョグが終わってから
どうにも体調が芳しくなくて…
疲れというよりも
お腹の調子が悪いような…
この間まで痛かった尿路結石じゃなくて…
晩御飯も食欲がなくて少しだけ
飲み欲もいつもほど湧かなかった状況
だから今日は
7キロまでエネルギーが持つようにも思えず…
とりあえずは5キロまで
5キロ過ぎの上り坂にかかるまでは
歩かずに走り続けようと決めて…
そう思いながら走ってた2キロ過ぎの
住宅街の細い道路
勢い良く駆けてくる長身の青年ランナー
たまにすれ違うことがあって…
青年といってもすでにアラフォーくらい
チャラ息子より少し年上の…
若い頃から知ってるので
40歳になっても僕の中では青年のままで…
今はどうだか知らないけど
昔は月間600キロを走ってたはず…
600キロって
毎日走ってても1日20キロ!
毎日は走れないだろうから
1日当たりだと25〜30キロか?
プロランナーじゃあるまいし…
確か10年近く前だったか
ある冬の雪の降ってた凍える土曜日に
こんな極寒のサナカに走ってるのは
オレくらいだろうと思ってたが…
髪を雪で真っ白にした彼が走ってきて
こんな日に走るなんて大変態でしかないと
お互いに苦笑いしつつ
挨拶してすれ違ったことがあった
ポンコツになっても
まだ走り続けてる老いぼれジジイの姿
彼の目にはどんな風に映ったのだろうか?
そんな彼とすれ違ってから
2キロ半地点までは少し強めの向かい風で
それなりに涼しかったけれど…
交差点を曲がると追い風に変わり
いつもどおり無風状態同然に…
するとやっぱり
俄に汗の量がハンパないほどになり…
そして5キロ過ぎの上り坂からは
またまた歩いちまって
まるで決めてたように…
もう暑い夏の間は
この長い上り坂は走り切れないかも…
脚が前へ出ないというか
とにかくお尻の筋肉がテンパってて
言うことをまったく聞いてくれない
去年までお尻の筋肉がどうとかは
全然なかったようなそんな記憶があるけど
今年の夏はどうしちまったんだろう?
ホントに…
たぶんこうやって
段々と走れなくなっていくのだろうか?
そう思うとなんだかサビシイなぁ
いつまでも走っていたいのに…
もっともっと…