道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

やっぱりか…

2020-02-28 21:48:00 | 日記





チームメイトからのグループLINE

4月下旬に予定の県内のマラソン大会
同じく中止の方向だという報道の情報…

やっぱりか…

ある程度
覚悟はしていたとはいえ
実際に決定されてしまうと…



これで
身体のあちこちを痛めながらも
去年の夏から準備を進めてきた
今シーズンのマラソン大会は…

すべて終わった
走れないまま…

この先
初夏頃まではウルトラの大会とか
いくつかは残ってるけど…

いまの僕の脚の状態じゃ
とても完走できそうにないし…

走れても
フルの距離が精一杯というところ…

前期高齢者になっちまう前に
フルの大会2つも逃しちゃうなんて
どう考えても痛すぎる…

文字どおり
素人のジジイランナーになってしまえば
届きそうだったサブフォーも遠くなって…


永久に素人のままか?

それもまた…良し…?

な…
わけないよな〜

神様…

とてつもなく哀しい…

2020-02-27 20:55:00 | 日記








朝起きると
小雨の中を珍しく
白いフワフワした雪片が舞っていた

あんまり見たことがない景色
小雨に混じって
フワフワした雪片が舞うなんて…

本来ならミゾレになるはず…

だからなのか?
まだ2月の終わりなのに
なごり雪って言うらしい

わからないけど
ヒトから聞いて…

(幾つになってもわからないことだらけ?)


そういえば
この冬のシーズン
ほとんど積雪らしい積雪もなく
一度も雪かきをせずに終わってしまいそう…

ありがたいといえば
ありがたいけれど…

反動の夏が怖い…









一番最初に3月のマラソン大会に出たとき
スタート直後に海を渡る大橋を走ってる最中
激しく吹き付けるミゾレに悲鳴を上げながら
2度とマラソンは走るまいと思った何年も前
今では懐かしいばかり…

その数年後の4月のマラソン大会でも
珍しいくらいの寒さとミゾレ模様の中
震えながらスタートしたことがあって
これもまた懐かしくて…

でも今シーズンは
3月のマラソン大会は中止になっちゃったし
4月のマラソン大会も開催が危ぶまれている

憎っくき新型コロナウィルスめ!

ジジイになったんだから
もう走らなくていいんだ
走ったっておんなじだろ?
神様にそう言われてるみたいで…

そう思うと
なんだか哀しい…

というより
とてつもなく哀しい…

ジジイになんか
なりたくなかったのに…

この歳まで
生き長らえちまって…










不意の来客…

久しく会わなかった高校時代の旧友
いわゆる同級生…

お昼過ぎに
スマホではなく家電にかかってきたのは
090…の番号

見たことのない不審な番号
いつもなら出ることはないのだが
しばらくしてもう一度かかってきて…

何かの勧誘とかの迷惑電話の場合
2度目のコールはありえないから
恐るおそる受話器を取ってみると…

耳に聞き覚えのある旧友の声が…


近くまで来たんだけど
お前ん家がわかんねぇよ
どこだっけ?

いまどこ?

○○のあたり…

あぁそんなら
その大通りのコンビニの信号あるだろ?
そこを50メートルほど過ぎると
わかりにくいちっちゃな交差点あって
そこを右に曲がればすぐウチだよ…


やがて数分後
玄関前に停めたクルマから降りてきたのは
お腹がプックリ膨らんだ中年男…

中年男というよりジジイか?

若い頃はホッソリ痩せていたはずなのに
こんなに太ってたっけ?
老ければ誰もが無駄に横に大きくなるけど…


この辺もいろいろ変わったね〜
道路工事とかやってるし尚更…
昔の面影が全然無くなったなぁ

(いや…面影が無くなったのはお前だろ!)
(って…ヒトのことは言ってられないか?)

久しぶりだなぁ
でもなんだよ?
その腹の出具合…

そうなんだよ
でもこの腹の割には
体重は76キロなんだぜ?

オレより10キロ多いだけか?
たしかに体重はそんなでもないな
でも血圧とか注意しないと
そろそろ歳だからなぁ…

そうなんだよ…



20歳前後の大学生の頃の東京暮らし
まるで兄弟のように
桜台の彼のアパートで
一緒に寝起きしていた時期があって…

僕は自分のアパートに帰ることなく
もちろん学校へも行かなかったし…
何をするでもなく
何人かの友人たちと遊び呆けてばかりの…

いま思えば
考えられないような日々…


結局
そのせいだけじゃなかったけど
僕も彼も中退してしまって…

それでも
地元へ帰ってきて働き始めてからは
頑張って仕事に精を出してたからか
2人ともそれぞれ勤める会社で
そこそこ偉くなって…

若い頃
あんなに不真面目に生きていたのに…

人生って
何が幸いなのか
何が災いなのか
わからないような…



そんな旧友の話は
ほとんどが健康状態の不安のオンパレード

マラソンを走ってる僕のことが
羨ましそうで…

あと1年
彼は働く予定らしいが
実際は身体がもう持たない状況だと…

苦笑いしながら告白する彼は
大学時代とまったく変わらず
何も考えてないようだったが…


一昨年だったっけ?
○○(同級生)のオヤジさんの葬儀のとき
オレは受付で忙しくて全然話せなかったけど
茶髪で髭を生やしたお前を見てさ…

ちょうど仕事をやめた後だな…

そう…
お前が勤めてた会社の奴らは
そんなお前に驚くかもしれないけど
オレは若い頃のロン毛のお前を知ってるから
そっちの姿がホントのお前だろうと…

そのとおりさ…
今のこの姿が本来のオレさ
チャラくて不真面目な姿が…

でも
お互いに歳行ったよなぁ

たしかにね…

実はオレ
いくつか病気を持っててさ
70歳までは持たないだろう
たぶん…

ホントか?




彼の話を聞くと
どうやら身体はズタズタにやられてると…

首と腰の脊髄をやられてて
まともに座れないらしい

どおりで
のけぞったようにソファに座る格好だと…

尿意と便意も
通常じゃない兆候があるようで
老化による頻尿とかいうような
そんなレベルじゃないらしく…

特に便の方は
洋式でも座ることすら難儀みたいで…





半ば自虐的に笑いながら話す彼の告白?
マジかよ〜と同調するように
僕も笑いながら相槌を打って
帰っていく彼を見送ったけど…

ひょっとして
不意に訪れてきたのは
最後の挨拶だったのかも…

彼が帰ったあと
なんとなくそんな気がして…

もしそうなら

なんだか
とてつもなく哀しい…

ホントに哀しい…




口髭の彼と
アゴ髭のツーショット

すっかりジジイになっちまって…

40年以上も前は
二人とも紅顔の美青年だったのに…

最後の思い出にだけは
ならないように願って…

ショックでもないか?

2020-02-26 21:24:00 | 日記

えっ?
今年ってうるう年?

だったのか…

4年に一度?
オリンピックとおんなじ…

まぁ別段
僕個人に影響があるわけじゃないけど…

(誰もうるう年に関係ないか?)
(まぁ誰かひとりくらいなら…)










久しぶりに出逢った同い年の彼女たち
地元の中学生時代の…

とある同級生の父親の葬儀で…


どう?
久しぶりね…
元気でやってるの?

まぁね…
黙々と独り走ってるか
孫守りで閉口してるか
そんな毎日さ…

走ってるの?
マラソンとかに出てるの?
その割には駐車場で見た
あなたのトボトボ歩く姿
ジジイくさかったけど…笑

マジかよ!
出来るだけ気をつけてるんだけどなぁ〜

でも
ホッソリしてるのは
やっぱり走ってるからなのね?

ホッソリ?そこまでは痩せてないよ
ジジイになると腹回りのブヨブヨが
なかなか取れなくてさ…

えぇっ?
それって私たち3人に対するイヤミ?

(イヤミ?お前らって…デブ?)
(そう言われれば…たしかに!)
(ババァになれば誰だってさ…)

いや!
そういうわけじゃなくってさ…汗;

(別にキミたちが太ってるって…)
(そんなこと言ってないんだよ〜)

でも
いまさらデブって言われても
そんなに
ショックでもないだろ?










走るはずだった
地元県内のフルマラソン大会
事務局とやらからの封書便…

なんのことはない
大会プログラムと
お知らせが入っていただけ…




いまさら
ショックでもないさ…

とっくにわかってたし…

このマラソン大会だけじゃくて
3月の地元ハーフロードレースも
とっくに中止になっちゃったし…

(エントリーしてなくて良かったぁ…)

ここんとこ
マラソンだけじゃなく
いろんなイベントが
軒並み中止だから…

でもやっぱり
走りたかったなぁ…


虚しい中
今日も走ってきたけど…

スロージョグでスタートしたのに
途中から本気になってしまう
ジジイの愚かさ…

挙句に
再発した右足の抜け抜け病

マラソン大会中止だから
ショックでもないか?

ないさ
全然…

誰だって…

2020-02-24 21:40:00 | 日記

マラソン大会
中止になってガッカリでしょ?

あぁ…
うまく行けば今回はベストタイムの更新
サブフォーと言って4時間は切れるかも
そう思ってたから…

それって大変なこと?

う〜ん…
一応ランナーの仲間入りっていうか
ヒトに胸張って走ってますと言える?
そんな感じかなぁ〜

じゃあ
次のマラソンで4時間切れば?

いや…
4月の大会も中止になりそうだし…

10月の○○マラソンは?

抽選に当選すればいいけど
去年はハズレちゃったし…
それに秋の大会ってのはさ
結構難しいんだよ

なんで?

暑い夏場の走り込みが厳しくて
なかなか練習を積めないのさ…

ふ〜ん…
そんなもんなのね〜
じゃあ来年の3月の大会まで
オアズケって感じ?

それも厳しいんだよ
65歳になるんだぜ?
今でさえ足首や膝なんか
やっと持ってる状態だし…

かなりひどいの?



今年
60歳になる妹は
まだ身体にガタが来てないらしい

まぁ…
息子や娘たちは誰も結婚せず
バァちゃんにもなってないんだから
まだまだ元気じゃないと…

それに今の60歳って
充分若いからなぁ〜

僕も
60歳の頃はそんなには…


でも去年
64歳になってから急激に感じ始めた
老化という感覚…

身体のあちこちに
いろんな現象が出てきたような…

いろんな…

もちろん
人によって個人差はあるんだろうけど…


毎日
初孫くんの相手をするようになったから?
だろうか…

かもしれない…

初孫くんの相手をするたび
自分がジジイだってことを
知らず知らずのうちに
刻み込まれてるのかも…

たしかにさ
毎日ジィジ!ジィジ!って呼ばれてればさ
誰だって…




誰だって…

スルメみたいになるさ…

なっちゃうさ…

でもなんだかなぁ…

2020-02-22 14:22:00 | 日記

今日は
ニャンコの日?

ってことらしい…

2月22日の語呂合わせ?




ミ〜ちゃん
在りし日…

亡くなって
どれくらい経ったのだろう…

グウタラ娘が嫁いだあと
チャラ息子が結婚する前
だから…

4〜5年は経つのか?
早いもんだ
もうそんなに…


グウタラ娘がまだ小学生の頃
どこかで拾ってきた
生まれたての小さな仔猫

東ヨーロッパの小さなピアノコンクールで
グランプリをとる前だから
たぶん3年生くらいの頃に…

それから
ミルクを飲ませたりしながら育てたものの
いろいろ病気もしたりして大変だったなぁ…

だからこそとも言える
逝っちゃうまでの19年間
すっかり家族の一員として…

チャラ息子やグウタラ娘の
デコボコした成長とともに…

いろんなことがあったなぁ
つい昨日のような…


いまはもう
家の中が毛だらけになることもないし
あたりかまわない爪研ぎで
畳や壁紙がグチャグチャになることも…

でも
なんだかなぁ…

思い出すだけで…




前庭の真ん中あたりで
穏やかに眠ったまま…










あいにくの雨模様
今日は走らない…

窓から外を
ボ〜っと眺めつつ…


半ば走らない事情も…

3月の県内のマラソン大会
中止になってからは
真剣に走る気持ちも萎えて
走ってもジョグ程度に落ち…

今までは
3月の大会本番に向けて
気持ちが張り詰めていたせいか
それほどでもなかったけど…

あらためて気づいた
足指のシモヤケ悪化に悲鳴を上げながら…

おそらく
このまま大会本番を迎えてれば
もっともっとひどくなって
まともに走れなかったかも…

そう思えば
中止になってガッカリしている中
唯一の救いというか慰めになる?

加えて
10日ほど前に30キロ走ってから
イマイチ調子が上がらない
脚の疲れが取れなくて
ずっと重いまま…

走り過ぎなのかもしれない
素人ランナーのジジイにしては…

1月の月間走行距離が300キロに達し
2月も現時点で200キロを超えたし…




おそらく
1月2月の走行距離だと過去最高に…

(自慢にもならないけど…)
(というかむしろ逆効果?)


いくら走ったって
肝心の大会は中止になっちゃったんだから…

ここしばらくは
ジョグも抑え休むことにしようか…


でも
なんだかなぁ…

それでいいのか?