ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
気づけば
もう４月も今日で終わり…
２月からのコロナ騒ぎで
あっという間の４月末…
リタイアしてからの時の流れ
例えようもなく早く感じられ…
瞬きしてるうちに
２年が過ぎ去ったような…
この調子じゃ
今年度の１年も矢の如く…
だろうな…
オヤジが亡くなった歳まで
あと２年…
それまでモツだろうか？
モツだろう
今のところは…
まだ走れるジジイだもの…
前期高齢者になった
そんな４月の終わり
数日前までは
月間走行距離が200キロに届かないと
そう思っていたが…
痛い脚にムチ打ち
なんとか誤魔化して
無理やりの月末３連チャンで34キロをプラス
やっとのことで
200キロを超えた
だけど
右足首と右ふくらはぎの痛み
尋常じゃないほどの叫び…
ジジイのくせに走りすぎか？
そこまで無理して
いったい何になる？
200キロを超えたところで
脚が速くなるわけでもないのに…
そう…
素人ランナージジイの
つまらないコダワリ…
つまらない暮らしの中の
とるに足らないコダワリ…
コロナ騒ぎをソッチノケに…
golden week ならぬ
stayhome week？だとか…
誰かの言葉…
たしかに今年のGWは…
素人ランナーのジジイにとっては
そう言われずとも
stayhome lifeのeveryday
weekどころかmonth？
いやyearか…
ここんとこ
ジョギングと初孫くんの世話が
ずっと続く日課…
初孫くんの通うこども園
コロナ騒ぎで
この間から登園自粛だから…
月参りに顔を出す菩提寺の
Ｔ大卒の住職の話だと
我が家と同じように
自宅で孫の面倒を見るジジイババアが
今はあちこちに居るとのこと
みんな
似たような境遇か？
それより
はたして登園自粛の期間
予定の連休明けで終わるのだろうか？
終わるような気がしない
たぶん終わらないだろう
まだまだ続きそうな…
小中学校なんかも同じだろう
いつになれば新学期になるのか…
子どもたちにとっても
親たちにとっても
悩ましい試練の時…
まぁ
ジジイのstayhome lifeは
そんなコロナ禍に関係なく
死ぬまでendless？
か…
今日は昭和の日
ということでお休みだったらしい
GWの初日？
どうりで
走ってるランナーたちがいつになく…
みんなstayhomeで
することがないからジョギングなのかも…
そんなところかもしれない
いつもは見ることのない
素人みたいなジャージ姿の
ランナーたちも何人かいて…
ただ
マスクをしたランナーはほとんどいなかった
２割くらいだったろうか？
10人すれ違えば２人だけ？
呼吸の荒くなるランナーにとって
マスクはキツいからな〜
流行りのバフも同じで…
僕も初めてマスクをして走ってみたけど
途中から死ぬかと思った
呼吸が出来なくて…
吐息だけじゃなくて
顔からの汗もあって
ビショ濡れ！
ほとんど息の通らないビニールマスク？
みたいな…
おかげで
暑さの汗だけじゃなく冷や汗？
余分な汗もかいて…
（死ねば良かった？）
（良かったのかも…）
だからなのか？
ランニング後のいつもの体重測定
初めて65キロを割った
40年ほど前の就職時の頃の
58キロにはおよそ届かないけど…
身長は変わってないのに…
というか
むしろ１センチばかり縮まった？
はずなのに…
どうでもいいか？
そんなこと…
どっちみち短いんだ
ジジイに残された道のり…
もう道しるべもいらないほど…
あとは静かに眠るだけさ
役目の終わったジジイは…
ふと思う
コロナで死ねれば
いいのかも…
魔がさしただけ？
それともホンネ？
東京に次いで
我が県の10万人あたりの感染者が多いと…
どうして
こんな田舎なのに
地方なのに…
感染者が多いのか？
どうやら
両隣の２県も多いらしいが…
まぁそれはそれとして…
コロナ騒ぎのドサクサに紛れて
誰にも気づかれずに死んだ方が
エロジジイにとっては幸せかも…
絶対に打ち明けられない過去のアヤマチ
それがバレる前に死んだ方がマシだろ？
マシだろうな…
とっくに
役目も終えたし…
（愚かなジジイの内なる声…）
それでも
まだ走るって…
ひと時の家族団欒…
というか
家族じゃなくて
ジジイとババアと初孫くんとの団欒…
初孫くんが我が家で過ごすようになって
はや３週間目…
朝初孫くんが
朝７時にチャラ息子に連れられてきて
夜７時に帰るまでの12時間
我が家というか
ジジイとババアの関係は
穏便な状況で…
もちろん
彼が帰った途端に
氷のような冷たい世界へ
戻ってしまうのだが…
だけど
それだけでもジジイには大きな救いだ
たぶんババアにも…
僕が退職してもう２年経ったが
最初の１年間の２人だけの暮らしは
僕にとっては堪え難くて…
おそらく
カミさんにとっても…
でも２年目から
初孫くんが登帰園の朝夕
我が家に居ることによって
少しだけでも息継ぎができるように…
そして
この４月からコロナ禍のせいで
朝から夕方までの長い間ずっと
一緒に過ごすことになったのは
意せずして不幸中の幸い…
と言えば
バチが当たるだろうか？
（まぁとっくに当たってるかも？）
何気に撮った
初孫くんが
カミさんの料理を手伝ってるショット
手伝ってるというより
おそらく彼にとっては
粘土遊びとほぼ同じで…
それでも
カミさんに巧みに乗せられるまま
チーズをつまんでは
得意げにお手伝いを…
この写真だけ見れば
ほのぼのとした
幸せな家族の光景に見えるけど…
まぁ
幸せなのかもしれない
幸せなのだろう…
世の中には
目も背けたくなるような不幸な風景
たくさんあるんだろうから…
だけどやっぱり
ひと時だけの家族団欒でしか…
フェイクな幸せとも言える…
初孫くんとの格闘
３週間目に入った
コロナ禍の中
園をお休みし…
４月になって３週間になろうとしているのに
今月の走行距離は200キロに届きそうにない
１月は300キロに達したし
２月３月も250キロを超え
今年は新記録達成の勢いも…
なのに今月は
どうやら１年ぶりくらいの
100キロ台のジョグに終わりそうで…
右ふくらはぎの負傷の影響もあるけど
初孫くんと過ごす日々がどうしても…
何しろ
僕が外へ出ようとした途端に
必ず僕の後を追いかけるように…
○○くんも行く〜！
と叫びながら出てくる始末
こんなんじゃあ
迂闊にジョギングにも出かけられない
だから
彼の目を盗んで
音を立てずにコッソリと
シューズを履いて…
だけど
最近じゃウェアに着替えると
ジョギングに出かけることが
バレるようになってしまって…
あぁ
初孫くんよ〜
素人ランナーのジジイの
唯一の楽しみを奪わないでくれ〜
