ありふれた人生
もう何も考えまい
君が欲しかったものも
僕が欲しかったものも
生きていくことの愚かささえも…
平日の毎朝
初孫くんをこども園に送り届けてから
1時間ばかり走る日課のジョギング…
最近特にひどくなってきた坐骨神経痛
痛みを堪える脂汗の混じった滝汗をかきつつ
なんとか走り終えた土曜日の8キロジョグ
いつもどおりのコースなのに
数年前のようにキロ6分を切る速いペース？
は遥か遠い彼方の想い出に思えてしまうほど
キロ7分を超えるテイタラクの近頃…
全ては坐骨神経痛のなせるワザなのか？
とにかく痛い！
痛いのだ！
朝と夜は…
そして
痛みとともに脚全体に痺れるような感覚は
自分の脚じゃないようにも思えて…
走ってると一歩踏み出すごとに
歯を食いしばらなければならない痛みが…
どうしてそこまでガマンして
毎日走らなければならないのかと
自分でも呆れるけれど…
晴れれば晴れたで走りたくなるし
雨が降っても
涼しい夏の今の時期なら
むしろ厭うことなく…
ランニング依存症のジジイのサガか？
1年ほど前までは
左の股関節痛に悩まされていたのに
それが治ると同時に引き換えに？
今度は新たに左側の坐骨神経痛が…
最近は左側だけでなく
右側の尻や太ももにまで
痛みが広がりつつあり…
もう以前のように
まともに走れることがなくなっちまったか？
何も考えず
ただひたすらに20〜30キロ走れていた
数年前が懐かしい…
今はストライドも全く伸びなくなって
街中のショーウィンドウに映る姿は
まさしく正真正銘のジジイのフォームで…
やっと走ってるんじゃないのか？
みたいな…
あらためて自覚する
己の老いの醜さ！
それでも走り続けようとする
素人ランナーの老いぼれジジイは
やっぱりランニング依存症なのか？
（そんな依存症あったっけ？）
ジョグを終えてシャワーを浴びたあと
髪を乾かしてシャツを着てから
ふと鏡に映った己の疲れ切った顔を見れば…
何とも言えないほど衝撃的な
口元の両側に醜いタルミを発見！
もはや
すっかりジジイになっちまったか？
まさにジジイ！
これじゃ
若い女の子に振り向かれるどころか
初孫くんの通うこども園でも
おかあさんたちから嗤われるだけで…
しょうがないさ
いまさら嘆いたって…
真っ只中さ
老いの醜さ…
（どれだけ若い子が好きなんだよ〜？）
（やがて70歳に届こうとしてるのに…）
チャラ息子たちが
我が家の隣に建てた
新築住宅に引っ越してきてから４日目
旧盆だというのに
初孫くんはどうやらこども園へ
行かせられたらしく…
まぁこの地のお盆は旧盆というより
7月15日のお盆が本番？だから
お墓参りなんかもそっちがメインで…
ただ
会社なんかは全国的な取引の影響か
旧盆休みが当たり前になってて
チャラ息子も明日の16日までは休みらしい
初孫くんのママであるお嫁さんも
勤め先は地方銀行だけど
引越し作業が残ってるため
なんでもとびきりの連続休暇を取って
18日までは休みだとか…
なので
しばらくは初孫くんの
オープンカーでの送迎もひと休み？
ってな感じだけど…
両親が2人ともお盆休みで家にいるのに
こども園へ通わせるって
世間的にはおかしいんだろうか？
まぁ
引越し作業のため
何かと忙しいから子どもがいない方が
都合がいいといえば間違いなく…
午後3時過ぎに庭いじりを終えてから
汗でグショグショになった身体を
シャワーで清めてから
土日と２日間乗らなかった愛車？の
軽四オープンカーを運転することに…
肺ガンで余命幾ばくもない旧友の家まで
確認のためプチドライブすることに…
お互いの家が幹線沿いのため
時間的にはさほどかかりはしないが
なにしろ少し離れてて遠く
地理的には不案内だから
万が一の時のために確認がてら…
でも
昔と違って住所番地さえわかれば
ドライブレコーダーが容易に案内してくれて
難なく旧友の家まで辿り着くことができた
家まで行ったものの
旧友には連絡もしてなかったので
会わずにすぐさまUターンして
帰ってきたけど…
帰りにコンビニに寄って
トイレとドリンクを買って
店の前でタバコを喫っていたとき
すぐ目の前に同車種のブルーのクルマ
屋根を閉じたままで入ってきた
え？
どんな人が乗ってるんだろう？
コッチはジジイで恥ずかしい限りだが…💦
そう思って
降りてきたドライバーに目をやると…
姿を現したのは
腰の曲がったとんでもないジイさんだった
少なくともボクよりは歳上？の…
こんなジイさんも
このクルマに乗ってるんだ！
と思い苦笑いしつつも
ボクの隣でタバコを喫ってた
まだ30歳代だろうか若そうなお兄ちゃんも
同じような2台と2人を横目で見て
この軽四オープンカーって
ジジイの乗るクルマなんだなと
そう思ったに違いない
まぁいいさ
荷物も積めずに狭すぎる軽四オープンカーは
世間的に用済みのジジイにしか
ニーズがないのかもしれない…
と…
それにしても
このクソ暑いのに
オープンにして乗ってるのはボクくらいか？
だけどこのクルマ
オープンにして乗るために屋根が開くんだし
オープンにした方が絶対にカッコ良くて
見栄えが10倍は違うのに…
どっちみち軽四だから
エンジンの馬力やトルクは当てにならないし
オープンにした見栄えだけが魅力だと
ボクは思うけど…
たとえ
暑くても寒くても
ボクはオープンで走り回っていたい
見栄えというか
見てくれは大切…
たとえジジイが運転してようと
せめて見栄えだけは…
だから
ジジイなりに
服装とかファッションも気にかけつつ
見てくれだけでも…
昨日の山の日の祝日に
山を走るコースのウルトラマラソンの
大会事務局からメールが届いた
なんと
ひと月後の9/11に予定されていた大会が
豪雨災害のため中止になったと…
先週の木曜日に
全国を襲ったあの豪雨の被害を受け
コースの自動車専用道路が決壊？
したと…
コロナ禍の中
やっと3年ぶりに開催されるまでに
漕ぎ着けたのに…
5月のウルトラで
みっともなくも80キロ付近で
強制収用された雪辱をと
密かに考えていたのに…
そういえば
あの大雨の日
ノーテンキな素人ランナーのジジイは
降りしきる雨の中で
久しぶりのシャワーランも気持ちいいなと
呑気に喜んでいたっけ…
実際に雨で身体が濡れると
体感気温はかなり涼しくて
走りやすいのは確かで…
でも
大変な被害を受けたところもあって
ウルトラマラソン大会が
中止になったくらいで嘆くのは
それこそノーテンキか…？
チームのみんなもザンネンがっていたけど
彼らにはまだほかの大会もあるから…
ボクの次に参加する大会といえば
10月末に開催される地元のフルマラソン大会
まだ2ヶ月以上も先の…
そしてその翌週には
隣県で開催されるフルマラソン大会も
エントリー済みで…
2週連続で42キロを走ったことは
これまでに一度もなくて
かなり不安なのは事実…
まぁ
それでも
なんとかなるだろう
きっと…
どっちみち
走れても走れなくても
大した結果も残せないだろうし…
どうせ
ノーテンキなジジイさ…
ノーテンキな…
なんでも
Yahoo!から移って
ここでブログを開設してから
今日は1234日めだということで
その並びが珍しくて目にとまった
ただ数字が順番に並んだだけで
特に意味もないのだが…
Yahoo!ブログ時代は
似たような年回りの
オバさん？フォロワーも何人かいて
何度かやりとりなどもしつつ
結構楽しんでいたけど…
ここに移ってからはそんなこともなく
それでも開設してから1234日になるのか…
何故だか日本人は数字に拘ることが多く
縁起の良い数字や悪い数字などが多いし
年齢も節目のその都度に意味を持たせ…
それが良いのか悪いのか？
かく言うボクもある意味拘ってて
今の軽四の新車はあえて
前の2500ccのセダンと同じナンバーに…
というのも
その番号がスマホやアプリやSNSの
パスワードとかになってて
いまさら変えにくくて…
そんなナンバーの軽四のオープンカーで
午後4時前に家を出て
初孫くんを迎えに行こうと大通りの交差点で
行き交う車を見送っていたとき
見覚えというかボクと同じような
ちっちゃい車が近づいてきて…
あれ？
色こそ違うけど同じクルマ？
このクソ暑い陽射しの中
ボクとは違ってルーフは閉じてるけど…
向こうの車のドライバーも気づいたらしく
コッチを見ながら手を挙げた！
（手を挙げた？）
あっ！
ひょっとしてこれが同じ車種というか
オープンカー同士のヤエーってヤツか？
そう思ってボクもぎこちないながらも
すかさず右手を挙げて挨拶を…
そう…！
この新車に乗り始めてほぼ1ヶ月
これがボクの初ヤエー？
のデビューとなった
昔…
バイクに乗ってた若かった頃は
すれ違うバイク同士で
いわゆるヤエーとして挨拶したことが
何度もあったけど…
四輪でのヤエー？は初体験…！
ルーフを閉じていたとはいえ
手を挙げた向こうのドライバーは
おそらくボクとは違って
かなり若かったようにも見えたが…
このクソ暑い陽射しの中で
オープンにして粋がっているジジイを
珍しいとでも思ったのか？
でもなぁ
さすがにコッチから
ヤエーの挨拶はできないなぁ
たぶん…
恥ずかしいのもあるし
もうそんな若者ではないし…
もちろん
手を挙げて
知り合いを増やそうとする想いもなく…
そんな複雑な想いになった
チャラいジジイの初ヤエー体験
見知らぬ彼が
手を挙げてくれればこその…
初ヤエー？
良いのか悪いのか…
軽四のオープンカーが納車されてから
ジジイのファッション変化は
さらに確定的？になった？
ただでさえ
薄くなったのに長く伸ばして
茶髪か金髪かわからない色に染め
キャップやパルプハットをかぶって
初孫くんを送り迎えする
年老いたジジイの痛い姿？
こども園で送迎時に遭遇する
若いお母さんやお父さんたちは
そんなジジイを見ても見て見ぬ振りが多く…
文字どおり
痛いジジイだと思われてるのだろう
きっと…
そんな中で唯一美人の園長先生だけが
オープンカーに乗る変態ジジイに
勘違いするほど毎日丁寧に挨拶してくれて…
あんなアラフォーの美人先生と
付き合えるものならなぁと…😅
（エロジジイはやっぱり治らないな😂）
そんな軽四のオープンカーに乗って
旧盆前に旧友たちに逢いに行った昨夜
旧友の一人の信じられない事情に接して…
なんでも
先月の健康診断で肺ガンが見つかって
このまま治療もしないままだと
余命半年が普通だと…
この1ヶ月で
体重が10キロも減ったらしく…
もう完治する見込みもなく
抗がん剤で延命治療をしたところで
あと２年ぐらいだとか…
そんな話に耳を傾けながら
彼に訪れた不幸が信じられず
カミさんへの不平不満がどれだけあっても
今のオレって幸せなんだとつくづく…
どうやら
彼の肺ガンが見つかったのは
7月のアタマ？約1ヶ月前ほどで
それってたったの1ヶ月前だよ！
なのに昨日の話だと
今は心臓にまで転移してるらしく…
（心臓に転移する？ってよくわからない…）
さらにそんな病状もさながら
40年ほど一緒に暮らしてたカミさんが
3月に家を出て行方不明な状況どころか
弁護士を通じて離婚訴訟になってると…
まぁそれなりの原因があって
心の病気らしく…
それにしても
メチャクチャだ！
何やら
子どものギャンブル依存症が原因で
借金地獄が生み出した？
絵に描いたような家族崩壊みたいな感じ？
が見えてきて…
本人はバカじゃないのかと思えるほど
若い時から根っからの明るい性格で
悲惨な家族状況を淡々と語るのに
若い頃と相変わらずサッパリしすぎてて…
肺ガンの
ステージ4に達しているというのに…
会うまではそんなこともつゆ知らず
集まった僕たち全員が中退組？
いわゆる大学を中退した旧友たちで…
中退後もそれなりに
己の人生を歩みつつ
辿り着いた60歳代後半のいま…
もうそろそろ終活に入ろうかという時期に
彼に訪れた凄まじい離婚や謝金地獄や
そして余命幾許もない肺ガン宣告など
悲惨な現状…
若い頃
僕たちは東京の練馬区桜台近くに住み
学校へはほとんど行かずに
自堕落に暮らしていた何年間か…
だから誰も学校に行かず卒業も出来ず
いわゆる中退組として
それなりに苦労しているはず…
そんな中退組だけど
中退後は誰もが普通の暮らしを手に入れて
幸せに暮らしていたと思ってたけど…
この歳になって彼だけがそんな目に…
そんな歳まわりなのか？
肺ガンになった彼の悲惨な報告話とともに
懐かしい40年近く前の
楽しかった青春の日々の想い出話しに
あっという間に時間は過ぎたけど…
あれだけ濃密に暮らしていた青春時代も
40年も経ったいまは
それぞれの道も段々と離れて…
それぞれの問題を抱えつつ
それぞれの暮らしを送ってて…
あぁ
我が良き友よ…
若い頃に随分と世話になったキミに
いまボクが出来ることがあるのだろうか？
出来ることがあるとすれば
今こそ若い頃に
キミに世話になった数々に恩返しをしたいと
無責任ながらもつくづく思うが…
命までは救えないし…
許してくれよ
我が良き友よ…
