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「池上彰のお金の学校 新版」池上彰

2020年03月02日 12時51分42秒 | 読書(経済)
「池上彰のお金の学校 新版」池上彰
 
内容は次の通り。
1限目 お金の歴史
2限目 仮想通貨
3限目 銀行
4限目 投資
5限目 保険
6限目 税金
特別授業・1 ニュースの中のお金
特別授業・2 身近なお金
 
P32
現在の日銀は、「政府が発行した国債を直接引き受ける」ことはせずに、各銀行が買った国債や社債を、銀行から買い上げ、その時点で紙幣を発行し、各銀行に紙幣を渡すようにしています。こうすることで、政府が止めどなく国債を発行してしまうのを抑えるだけでなく、お金の流れを調節しているわけです。
 
P193
保険は「みんなで助け合う」ものです。(中略)一方、自己責任においてリスクに備えるのが、「貯蓄」だと考えればよいと思います。
 
P201
2015年10月、一般の会社員が加入している厚生年金と、公務員や学校の先生が加入している共済年金が、すべて厚生年金に一本化されました。理由は、公務員の共済年金が危うくなってきたからです。当然、このようなことを決めるのは厚生労働省です。自分たちの共済年金が危うくなったために、厚生年金にしたわけです。
 
【ネット上の紹介】
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