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海外ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」

2020年07月23日 07時59分31秒 | TV/ドラマ
韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」を、Amazonで観た。
(原題「大長今」、2003年~2004年放送作品)
全54話。(1話約60分)

人気作品には、法則があるように感じた。

①出生の秘密
②復讐
③成長&成功

本作には上記3要素がそろっている。
ヒットする必要条件だ。
でも十分条件にはまだ足りない。

①キャスティング・・・魅力的なヒロインと悪役
②ヒロインを引き立てる脇役(友人、養父母)
③緻密かつダイナミックなシナリオ

本作品でよかったのは、師弟愛が描かれた点。
亡き母の親友のハン尚宮がヒロイン・チャングムを教え導いた。
ハン尚宮がチャングムを親友の娘と知るシーンは見所だ。

また、悪役もよく頑張った。
クミョン、チェ尚宮がそうだ。
実際、クミョン、チェ尚宮が登場しなくなると、火が消えたように寂しくなった。
(49話から54話はほとんどおまけ、後日談)
ヒロインだけではもたない、ってことだ。

【感想】
「チャングム」は「あしたのジョー」だ。
打ちのめされ倒されても、何度も起き上がってくる。
特に、済州島に流罪となってからの這い上がりが素晴らしい。

【おまけ】
米ドラマは、緻密で整合性のあるシナリオにこだわるように思う。
韓国ドラマ、中国ドラマは、多少無理をしても、ダイナミックな展開を好むように思う。
偶然が多発すると興ざめだが、ある程度の偶然は楽しめる。
「そんなことないだろ」、っていうようなシーンも必要だ。
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