新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

出発準備

2011-05-29 23:06:32 | 日本海縦貫線/上越線/信越線

 まだ街は寝静まる、始発電車前の早朝の黒井駅、4380レ二本木行となる貨車は既に出発線に引き出され、やがて直江津から牽引機EF64が単回でやって来る。明け方の凍える寒さの中でも誘導員は黙々と連結作業を進める。

 雨の日も、雪の日も、深夜でも、早朝でも、いつも通り列車を動かし、物流の動脈を支える人たちに感謝。いつまでも、どんな時も力強く走れ、貨物列車。

(2003年2月 信越本線 黒井駅)