嵐山町議渋谷登美子さんが二人組みの暴徒に襲われてから一ヶ月余が過ぎました。マスコミ、警察入り交じっての上を下への大騒動もおさまったかに見えます。ポートピア誘致にからんでの事件と見られますが、住民の陳情権や議員活動を妨害する卑劣な行為を断じて許すわけにいきません。1987年の朝日新聞阪神支局、昨年の御嵩町など相次ぐ襲撃事件は言論弾圧であり、民主主義を否定するものです。
いまここで考えられるのは今後の住民運動に逃げ腰の人がふえるだろうということです。いまだに残るムラ社会では長老が幅をきかせ、新参者やや女性の口出しを封じていると聞きます。
開発を巡ってのトラブルが起こる要素は充分です。各地の議会決議や市民グループの声明に勇気づけられました。(評議員 武谷敏子)
『婦選会館ニュース』 号(1997年10月)掲載