快気分析

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自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 北朝鮮北東部の人工地震 その2

2016-01-09 01:08:18 | 地震 津波
 北朝鮮北東部の人工地震を発生のために起こした爆発による放射能は現在は確認されていないようです。

引用開始(一部抜粋)


http://news.goo.ne.jp/topstories/nation/173/d2791c8539585e2f1ae241ce262be600.html

日本の雨水など異常なし 規制委

北の核実験、雨水など降下物に異常なし…規制委

(読売新聞) 18:30

 航空自衛隊のC130輸送機に搭載された、大気中の放射性希ガスを集める装置=7日、愛知県の航空自衛隊小牧基地(航空自衛隊提供)

(共同通信)

 原子力規制委員会は8日、北朝鮮の核実験後に、全国47都道府県の地上付近で採取した雨水やちりなどの降下物を分析した結果、核実験が原因とみられる人工放射性物質は検出されなかったと発表した。

 ちりや雨水は6日~7日にかけて採取した。全国約300か所の地上の放射線量にも特別な変化はなかった。

引用終了

 人工地震発生の目的が地下構造の調査を含んでいる可能性は高まったと筆者は見ていますが、地震波の解析結果がわからないとまだ結論は出ません。

 ところで太平洋プレートが北米プレートとフィリピン海プレートの下に潜り込んだ後にどこへ行っているのか?ですが、それは 「ユーラシアプレートの下」 と認識しています。
 ただ単純にではなく、先端に行くほど狭くなっている、そしてその先端に近い位置に白頭山がある、と見ています。
 250km以上の深さの深発地震は例えば最近1ヶ月次の様な分布です。

引用開始(一部抜粋)

http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja

引用終了

 図は直接サイトでご覧ください。

 この青い点が並んでいる帯状の所、大体なのですが、
北緯30度 東経139度 の位置と 北緯37度 東経135の位置を結んだ線、
及び、
北緯45度 東経145度の位置と 北緯43度 東経135度の位置を結んだ線
 が太平洋プレートが最深部で這うように伸びた先端のように見ています。
 そしてこの二つの線の交点に近い所に白頭山があります。
何故白頭山が時々噴火するのか?と言うのは、次の例え話に近い原理と筆者は見ています。
 例えばV字谷に来た津波がこの谷の最も奥のところで最も高くなる事が多いというのは、V字谷の最奥部でそれだけ津波のエネルギーが集中するからですが、地下数百キロと言う深い所でV字谷そのものと全く同じとはいかなくても、潜り込んだ太平洋プレートが、それに近い原理でこの交点付近でエネルギーの集中が起きるから、と言う筆者の見方です。
 そして最近十数年は世界的にプレートの動きや火山噴火が活発で、しかも去年はチリで大地震もあり、上記の帯状のエリアとその両者の交点や周辺の地下構造の状況を把握する必要が関係国で出てきている、と考えています。