快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

自然災害の仕組み 理論化と対策へのアプローチ - 貞観地震と十和田湖噴火 その2

2016-01-12 20:41:36 | 地震 津波
 前回も記事タイトルの一部を「十和田湖噴火」としましたが、必ずしも湖の底が火口になる可能性とは限りません。
 噴火そのものも必ず発生するかもわからない上、もし噴火となっても隣接した場所である事も、或いは少し離れた場所である事も当然あり、場合によってはかなり離れた火山で「代行噴火」のような形をとるのかも知れません。
 貞観地震の後の開聞岳噴火が、今回の東日本大震災の後の桜島や口之永良部島、諏訪之瀬島の噴火で「代行噴火」となって済んでしまうの可能性もゼロではない事を以前の記事でも記載しましたが、これと同様に、十和田をからやや離れた火山や分散した火山で噴火し、それで「代行噴火」となり終了となり、被害も殆ど無しと言う可能性もゼロでは有りません。
 無論被害が無いのがベストです。

 今日は
2016年1月12日 2時08分ごろ 北海道北西沖 M6.0 最大震度3
 の深発地震がありました。
「北朝鮮北東部の人工地震 その2」の記事のところでも書きましたが、(約ですが)北緯45度 東経145度の位置と 北緯43度 東経135度の位置を結んだ線あたりの深発地震頻発帯のところで特に珍しくは有りません。
 ただ今回はやや大きかった事が注目です。
 それともう一つ気になるのは、同じ記事で書いた

引用開始(一部抜粋)

http://www.emsc-csem.org/Earthquake/earthquake.php?id=479972
Magnitude Mw 5.8
Region HEILONGJIANG, CHINA
Date time 2016-01-02 04:22:19.0 UTC
Location 44.81 N ; 130.01 E
Depth 586 km

引用終了

の地震が、北緯45度 東経145度の位置と 北緯43度 東経135度の位置を結んだ線あたりから、従来より離れた場所で、しかも結構大きかった事です。
 北米プレート、ユーラシアプレートに潜り込んだ先端らしき所が、少し北に進んで伸びたのか、或いは方向が少し変わったのか? と言うように考えられますが、いずれにしてもユーラシアプレートの(約ですが)北西方向への勢い、或いは太平洋プレートの勢いが強くなった証のようにも見えます。
 
 宇宙からの影響は

引用開始(一部抜粋)

http://swc.nict.go.jp/contents/index.php
活動領域2480などでBクラスの小さな活動が数回発生しましたが、太陽活動は静穏でした。
引き続き今後1日間、太陽活動は静穏な状態が予想されます。
太陽風速度は通常速度の400km/s前後から高速な550km/s前後へ緩やかに上昇しましたが、地磁気活動は静穏でした。
引き続き今後数日間、地磁気活動は静穏な状態が予想されます。

引用終了

とある通りですので、今日の地震頻発はプレートの動きが活発化した事が大きな影響となったと見ています。