| 2008年、
| 牛角は肉で
| 勝負する。
電車の窓上広告で見たコピー。
すごいよね。今まで不味かったと。
勝負できるような肉ではありませんでしたと。
それは客が思うもんで、自分で言ってはいけなくね?
たとえ客の100人中100人がそう思っていたとしても、本人の口からそれ言っちゃー。
見方によっては、自己はおろか贔屓にしてきた客をも否定してるっぽいじゃん。
まして行った事ない人や大して味を覚えていない僕みたいな人にも、
しなくていいカミングアウトをしちゃってる。
焼肉やさんが肉で勝負って、別に威張ることじゃないから。
適当なアグレッシブさが空振りしている、
絶対に陥りたくない恐ろしい世界です。
この類の不用意な「あえて」を軽々しく提案してはいまいか、
自分自身の仕事に置き換えて、もう一度考えてみようと思いました。
※注意!※
本文では黒毛和牛が云々と書いてあり、
実際に質を上げてんですよ、ってことが分かります。
だからホントに美味くなっているんだと思います。
わたしとしてはいちいち突っ込み入れやすくて
嫌いじゃないです。突っ込むたびにそこまで
深読みするなと家族にたしなめられます。
避けて通れんよ。