武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

2310. カストロ・マリムの町角

2020-12-27 14:34:05 | ポルトガル淡彩スケッチ

2020年12月27日(日曜日)快晴。13℃~1℃。降水確率1%-2%。湿度89%(7:54)68%(14:21)。紫外線量2。南東のち西の微風。最低気温1℃は今季最低。8:03昇りきった日の出を拝む。天気が良く陽射しが強く洗濯物がよく乾きそうだ。一方、アトリエは冷蔵庫の中の如くで淡彩を塗っていてもすぐに身体が凍えてしまう。

『パルメラの町角』などのスケッチに淡彩を施す。

『きょうのニュース』今朝10:00からポルトのサン・ジョアン病院、コインブラ大学病院、リスボンのサンタ・マリア病院、サン・ジョゼ病院、カリー・カブラル病院などで医療関係者などからファイザーワクチンの接種始まる。3月までに95万人、4月からは270万人に接種。EU諸国でもワクチン接種開始。今後、悪天候予報、雪、強風、14メートルの高波。マデイラを襲った悪天候土石流の後始末。クリスマスの交通事故は519件、死者3人。ポルトガルワイン危機。スーパーは共同歩調で協力体制。

『COVID-19』によるポルトガル24時間の死者は63人、感染は1587人、入院は80人増え2870人、重篤は9人増え。

『昨夜の映画』は

ビッグ・フィッシュ』(Big Fish)2003年。アメリカのファンタジー映画。125分。監督:ティム・バートン。原作:ダニエル・ウォレス(Daniel Wallace)のベストセラー『ビッグフィッシュ - 父と息子のものがたり』。脚色:ジョン・オーガスト。前年に父を亡くし、子供を授かったティム・バートン自身の物語とも取れる作品。次作の『チャーリーとチョコレート工場』と同様に、父と子の和解というテーマが根底にあり、この作品で新境地を開いた。 老エドワードの語る、若き日のおとぎ話のような回想シーンと、彼が病で死にゆく現実のシーンとが交互に描かれる。回想シーンは非常に華やかな色調で、バートンの常の手法であるファンタジー性が押し出されている一方、現実シーンは落ち着いたトーンで作られた対比構造が顕著である。常のように奇矯な人物は数多く登場するが、現実世界をそのまま舞台として描いた作品は実質初となる。 タイトルである『ビッグ・フィッシュ』は、誰も信じないホラ話という意味合いの言葉でもあるが、クライマックスでそれが効果的に演出されている。 身重の妻ジョセフィーン(マリオン・コティヤール)と暮らすジャーナリストのウィル・ブルーム(ビリー・クラダップ)。彼の父エドワード・ブルーム(アルバート・フィニー)は自らの人生を巧みに語って、聞く人を魅了するのが得意だ。ウィル自身も幼い頃は父の奇想天外な話が好きだったが、年を取るにつれそれが作り話であることに気づき、いつしか父の話を素直に聞けなくなっていた。3年前の自分の結婚式にエドワードが息子ウィルの生まれた日に巨大な魚を釣った話で招待客を楽しませた時、不満が爆発する形でウィルは父に今夜の主役は自分であると訴え、父は自慢の息子の結婚式を盛り上げるためだったが裏目に出てしまい、ウィルは一方的に父と疎遠になる。 そんなある日、母サンドラ(ジェシカ・ラング)から父が病で倒れたと知らせが入る。ウィルは妻ジョセフィーンと共に実家へと戻る。しかし、病床でジョセフィーン相手に、ホラ話を語り出す父と、本当の父を知りたいと葛藤する息子は理解し合えぬままだった。

 『エドワード(ユアン・マクレガー)は若い頃から楽天的で人を幸せにする事が大好きだった。幼いとき、街のお化け屋敷の魔女の眼帯に隠された片目で、自分の最後を知ったため怖いもの知らずでもあった。ある日、住んでいる街に5メートルもある巨人カール(マシュー・マッグローリー)が現れた。住民を怯えさせるカールを説得して二人で生まれ故郷を出る事になった。途中、森の奥に夢のように美しい「スペクター」という街を迷い込む。住人が裸足のため少女に靴を取られる。街を出たあとカールと寄ったサーカス団で運命の女性と出会った。彼女の素性を教えてもらう為、サーカスに入団する。実は狼男だったキャロウェイ団長(ダニー・デヴィート)を助け、ついに運命の女性=サンドラ(アリソン・ローマン)と再会を果たす。しかし、サンドラは別の男性とすでに婚約していた。諦められないエドワードはあの手この手でアプローチを繰り広げる。サンドラの大好きな水仙を一面に植えた花畑で婚約相手にボロボロに殴られるが、それはサンドラに「決して殴らない」と約束したからだ。これでサンドラのハートを射止め、やっと結婚できたエドワードだったが、戦時招集を受けて兵役を受けることになった。兵役の期間を短縮するため、あえて命懸けの任務を受け敵国軍の慰問会場にパラシュート潜入。目的の書類を奪取すると下半身が一つの双子の美女歌手を味方につけて、敵国からの脱出を図り、行方不明で戦死通知を受けて悲しみに暮れるサンドラの前に、笑顔で生還を果たした。退役後、ロボットハンドのセールスの仕事をしていると、スペクターの住民だったノザー(スティーヴ・ブシェミ)の銀行強盗の片棒を担がされるが、銀行強盗が儲からないと説得すると、ノザーはウォール街の投資家となり大金持ちになった。ノザーの多額の謝礼で白い柵の現在の家を手に入れた……』

父の荷物を整理していたウィルは古い証書を見つけると、エドワードの過去を聞くために、証書に名前の記された女性ジェニファー(ヘレナ・ボナム=カーター)に会いに行く。お化け屋敷のような場所に1人で住むジェニファーからホラ話の続きを聞いた。

『セールス帰りのエドワードは信じられないくらいの大雨をくらい、車ごと人魚のいる湖底まで沈んでしまう。翌日、水が引いたそこは不況で荒廃した「スペクター」だと気がついた。エドワードは知り合いを説得し資金を集めて「スペクター」の再建に奔走した。見落としていたボロ屋敷に住んでいた頑固なジェニファーも説得し、屋敷もリフォームした、そんな一途なエドワードをジェニファーも愛してしまうが、妻子のために不貞関係を受け入れず、エドワードは昔のように美しくなった「スペクター」の街から去っていき二度と戻ってこなかった。ジェニファーはかつてエドワードから靴を奪った少女で、愛されなかったジェニファーは屋敷とともに年老いて、化け屋敷の魔女となった……』

ジェニファーの話から、エドワードが多くの人に愛され、妻子を深く愛していたことを知る。 ウィルが家に戻ると、エドワードが入院し危篤状態になっていた。一人付き添いをするウィルにベネット医師が本当の話をする。 『ウィルが生まれる日に、エドワードはセールス出張をしており出産に立ち会えなかった。そのことをずっと悔やんでいた』だから、ビックフィッシュのホラ話をしているのではないかと語った。 夜中、危篤のエドワードが意識を取り戻し、息も絶え絶えにウィルに自分の最後の話をしてくれと頼む。ウィルは父の頼みを聞いてホラ話の結末を考えた。

『翌朝、元気になったエドワードはウィルとともに急いで病院を抜け出す。邪魔するものを躱してカーチェイスの末に川に着くと、エドワードに関わったすべての人々が待っている。ウィルに抱えられて笑顔で別れを告げるエドワード。それをみんな笑顔で見送る。川にはサンドラが待っていた。エドワードは口から婚約指輪を出してサンドラに渡し、水中で「ビッグフィッシュ」となり、そしてビッグフィッシュは川を泳いで去っていった。』

ウィルの話に満足してエドワードは息を引き取った。 エドワードの葬式に、これまでホラ話だと思っていた人々がたくさん集まってくる。容姿は誇張されていたが、実際にあったことを面白おかしく話していたのだ。 数年後、実家のプールで遊んでいるウィルの息子は友達に「おじいさんは5メートルの大男と戦ったことがあるんだ」と自慢すると、ウィルは「そうだよ」と答えるのであった。 (Wikipediaより)

白鯨との闘い』(In the Heart of the Sea)2015年。アメリカのヒューマン・アクション映画。121分。監督:ロン・ハワード。原作:ナサニエル・フィルブリック英語版)の『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇英語版)』。1850年、アメリカの新進作家ハーマン・メルヴィルベン・ウィショー)は、トーマス(ブレンダン・グリーソン)という男を訪ねた。トーマスはかつてエセックス号英語版)という捕鯨船に乗り組み、巨大な白いマッコウクジラと戦った人々の最後の生き残りだった。渋るトーマスから当時の壮絶な実話を聞き出すメルヴィル。 1819年、エセックス号は捕鯨基地ナンタケットを出港した。船長は家柄だけで選ばれた未経験者のポラード(ベンジャミン・ウォーカー)で、ベテランの一等航海士チェイス(クリス・ヘムズワース)はそれが不満だった。船には14歳の孤児トーマス(トム・ホランド)もキャビン・ボーイとして乗り組んでいた。1年以上の航海でもなかなか鯨油を集められないエセックス号は、噂を頼りに南米大陸から2000マイル(3700キロメートル)以上離れた未知の海域に乗り出した。マッコウクジラの大群を見つけて色めき立つ船員たち。だが、群れを率いていたのは巨大で凶暴な白鯨だった。 船員たちは白鯨に銛を打ち込むも、逆襲され沈没するエセックス号。3艘のボートに分乗した船員たちは、僅かな水と食料で漂流を始めた。船員たちは途中で無人島であるデュシー島にたどり着くが、島にいても生存は見込めないことを知り、残留を希望した数名を残して、再び洋上を漂流した。その後食糧は尽き、最終的に生き残るためには、死者の肉を食べる必要もあった。90日の漂流の後、救助されたのは船長とチェイス、若いトーマスなど、ほんの数名に過ぎなかった。 トーマスはその後、漂流中の体験を妻にさえ語らず、苦しみ続けて来た。メルヴィルに全てを語ることで、救われるトーマス。1年後にメルヴィルは、取材した実話ではなく、そこから膨らませたフィクションの『白鯨』を出版した。(Wikipediaより)

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「ポルトガル淡彩スケッチサムネイルもくじ」

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