2018年2月26日(月曜日)曇りのち雨。19℃~5℃。降水確率99%。湿度81%。陽の出前の朝焼けは息を呑む美しさだったが、その後陽の出は見られずどんよりと曇り空。
雨が降りだす前に買い物。車の所で丁度ドナ・マリアが通り掛かったので帰国の報告をする。「戻ってくるのは5月ですか?」と言うので「いえ、4月です。」と答える。コンドミニオの月額を25ユーロにという話があったらしいが、今まで通り22,5ユーロのままに決定したらしい。
買い物に出かけるついでにゴミを捨てる。ゴミ収集場に先日クルマから盗まれたキノコ観察用のバッグが捨ててあった。中身は空。赤いウインドブレーカー、殺虫スプレー、虫刺されキンカン、剪定ハサミ、ピンセット、筆、などが入っていた筈だが空。三菱鉛筆が残っていた。バッグはどうせぼろなのでそのまま持って帰らず。鉛筆だけ持って帰る。
ジュンボの薬局で薬。喉薬(ムコソルヴァン)10,39€。風邪薬(イルヴィコン)20錠5,99x2=11,98€。合計=22,37€。ジュンボのATMでユーロの現金を下ろす。
アトランティックシティのリードゥルで買い物。バナナ2本350g=0,37€。ヨーグルト(アンボワーズ)125gx4=1,39€。ピザ(5チーズ)390g=1,99€。生ハム200g=2,79x2=5,58€。チョコレート(アフターエイト)200g=2,49x2=4,98€。蜂蜜ミックスナッツ200g=2,59x2=5,18€。合計=19,49€。
『きょうのニュース』フランス、イタリアに寒波。ヴェネズエラ危機、ブラジル国境付近に難民待機。トゥアの鉄道レポート、観光客増加で存続、増設も。ジョゼ・モウリーニョの古巣、チェルシーにマンユーが2-1で勝利。セトゥーバルはボアヴィスタに4-0で負け。
昨夜の映画は、
『セッション』(Whiplash)2014年。アメリカ。106分。監督・脚本はデミアン・チャゼル。アンドリュー・ニーマン(マイルズ・テラー)は19歳のジャズ・ドラマーである。若くして才能に恵まれるニーマンは、バディ・リッチのような「偉大な」ドラマーになることに憧れ、アメリカで最高の音楽学校、シェイファー音楽学校へと進学していた。壮大ながらも獏とした夢を抱えながら、日々孤独に練習に打ち込むニーマン。ティーン・エイジャーらしく恋愛にも憧れ、父と「男の争い」(Rifif)を観に行った映画館で働いている大学生のニコル(メリッサ・ブノワ)に恋愛感情を抱きながらも声をかけられずにいた。そんなある日、シェイファー音楽学校の中でも最高の指揮者として名高いテレンス・フレッチャー(J・K・シモンズ)が彼の学ぶ初等教室へやってくる。ニーマンの卓越した演奏はフレッチャーの目を引き、彼はシェイファーの最高峰であるフレッチャーのスタジオ・バンドに招かれる事になった。同時に映画館で働いているニコルとも交際を初め、有頂天になるニーマン。しかし練習初日、スタジオに現れたニーマンは、フレッチャーの登場とともに異様な緊張感に包まれるメンバーたちの様子に違和感を覚える。開始早々、怒声を浴びせられ、泣きながら退場させられるバンドメンバーを目にして度肝を抜かれるニーマン。そんなニーマンをなだめるように、フレッチャーは温かく迎え入れるような態度をとったが、それはフェイクだった。フレッチャーはバンドのセッションに関しては徹底した完璧主義者であり、度を越した苛烈な指導を容赦なくバンドメンバーに対しておこなっていたのである。初日からニーマンもその対象となった。ハンク・レヴィの『Whiplash』を練習している最中に、テンポがずれているという理由で椅子を投げつけられ、さらには、バンドメンバーの目の前で屈辱的な言葉を浴びせられながら、頬を殴りつけられる。彼は泣きながらうつむくほかになかった。
理不尽な暴力を受けながらも、フレッチャーを見返そうと再起するニーマン。しかし、文字通り血のにじむような特訓をくりかえしながらも、ニーマンは補欠としてコア・ドラマーの楽譜めくりの扱いしか与えられなかった。しかしあるとき、大事な舞台でコア・ドラマーの楽譜をなくしてしまったニーマンは、記憶を便りに自分が「Whiplash」を演奏することとなる。演奏は完璧で、フレッチャーはニーマンをコア・ドラマーに格上げする。これを誇りに思うニーマンをよそに、彼の親戚たちは、俗物的な価値観からニーマンのドラムへの情熱を軽視する。これは、ますますニーマンを世俗的な考えから遠のかせ、ドラムへの病的なまでの執着へと駆り立てていくことになった。 しかしフレッチャーは、明らかにニーマンのほうが優れているにもかかわらず、初等教室でニーマンと一緒に学んでいたドラマー、ライアンを褒める。到底納得出来ず、思わずフレッチャーに食ってかかるニーマン。偉大なドラマーになることへの強い執着と猛特訓によってつちかわれたニーマンの自負心は、かつて彼が震え上がったフレッチャーの逆鱗すら無視できるほどのものになっていたのであった。 使える全ての時間を練習に費やし、さらには時間がむだになるという理由でニコルと別れることになった。「どのみちニコルとは別れることになるはずだ。偉大なドラマーになるという夢をかなえようとすることは、恋愛にさける時間も少なくせざるを得ないからだ。ニコルはそんな僕に愛想をつかすだろう。」と考えたのである。来たる重要なコンペティションを前に、指導に現れたフレッチャーは昔の教え子だったショーン・ケイシーが自動車事故で亡くなったことをバンドのメンバーに伝える。ショーンを悼んで涙を流すフレッチャーに衝撃を受けるニーマン。しかし、これに続く指導は苛烈なものとなった。ドラマー三名に極端に早いテンポでのドラム演奏を要求するフレッチャー。彼は、自分を納得させることができる演奏が聴けるまで三名に演奏を続けさせることを宣言する。数時間にも及ぶ演奏の末、ドラムセットはドラマー達の手から流れ落ちる血で血まみれになるが、ニーマンただ一人がこれを最後まで演奏してのける。フレッチャーは最終的にニーマンの腕前を認めざるを得なくなる。そうして迎えたコンペティション当日。会場へ向かう途中、バスが故障してしまったことから、ニーマンはレンタカーで会場に向かうことになる。しかし到着後にドラムスティックをレンタカーショップに忘れたことに気づき、あわてて引き返す。焦りながら会場へ引き返す最中、トラックと事故にあい、車が横転し、自身も血まみれになるほどの大事故に巻き込まれる。執念で開演直前に会場にたどり着いたニーマンは、そのまま舞台で演奏することを選ぶ。しかし、けがの影響で満足な演奏は出来ず、ついにはスティックを落としてしまい、演奏は惨憺たる結果に終わる。ニーマンの必死のようすを見ながらも、冷酷に「お前は終わりだ」と宣言するフレッチャー。この言葉に激昂したニーマンはフレッチャーに殴りかかり、会場から退去させられる。
この騒動を受けて、ニーマンはシェイファー音楽学校を退学になりコロンビア大学に転向する。ニーマンの父親ジム(ポール・ライザー)はショーン・ケイシーの代理人を務める弁護士と接触する。弁護士は二人に、ケイシーは事故で死んだのではなく、自殺したのだと明かす。ケイシーはフレッチャーの指導を受けるようになってから、うつに悩まされるようになったのだという。弁護士は、ケイシーの両親はフレッチャーを直接訴えることはできないが、ニーマンの協力でフレッチャーを辞めさせる事はできると彼に持ちかける。フレッチャーを辞めさせることで、二度と彼の体罰にあう生徒が現れないようにできるのだ、と。自身の受けていた仕打ちにもかかわらず、フレッチャーの資質を認めていたことから、当初はこれを是としなかったニーマンだが、自身のドラムへの情熱が消えてしまったことで、やがて自暴自棄になり、これをのむことになる。フレッチャーから受けた体罰について匿名で証言し、フレッチャーは音楽学校を辞めさせられる。数か月後の夏、ニューヨークでカフェの店員として働きはじめたニーマンは、静かで幸福でありながらもどこか満ち足りない毎日を送っていた。そんな中、フレッチャーがあるジャズクラブでピアノの演奏者として出演しているのを偶然見つける。観客の中にニーマンを見つけたフレッチャーは彼を引き止め、酒を飲みながら二人は話をする。初めてかつての自分の振舞を弁明するフレッチャー。「自分が学生を殴るのは、彼らにジャズ界の伝説になってほしいと願うからだ。自分の仕事はバンドを前に腕を振ることではない。偉大なミュージシャンを育てることだ。かつて、ヘマをやらかしたチャーリー・パーカーに、ジョー・ジョーンズはシンバルを投げつけた。しかし、それがパーカーの克己心に火をつけ、彼を偉大にした。自分のやったことに後悔はない。」と。「よくやった」と生ぬるくほめそやすことで、第二のチャーリー・パーカーの才能を殺すことこそが悲劇だ、と。やがて、フレッチャーは来るJVC音楽祭でバンドの指揮をすること、曲目はシェイファー時代のレパートリーと同様であること、現在のバンドのドラマーの質が十分ではないことをニーマンに告げ、彼に代役を務めることを持ちかける。初めて見せるフレッチャーの誠実さに感銘を受けたこともあり、ニーマンはドラムへの情熱を取り戻し、これを受けることにするのだった。そして、JVC音楽祭当日。スカウトマン達が集まる公演でフレッチャーはニーマンにだけ嘘の演目(ウィップラッシュ / Whiplash)を与え、実際には全く別の曲(アップスウィンギン / Upswingin')を演奏する。フレッチャーは、ニーマンの匿名での証言によって自らがシェイファー音楽学校から追いやられたのを知っていた。自らの公演を失敗させる事によって、フレッチャーはニーマンに復讐を試みたのだった。曲が終わり、呆然とするニーマンの姿にほくそ笑むフレッチャー。「今の曲はドラマーには早すぎたようだ。では次はスローな演目を…」しかし、彼の曲紹介は、突如始まったニーマンのアグレッシブな演奏によりさえぎられる。ニーマンの凄まじいドラムの独奏は、指揮者であるフレッチャーの主導権すら奪い、バンドがキャラバンを演奏させざるを得ない状況を強引に作り出す。はじめはためらいながら指揮を取るフレッチャーだが、やがてその表情には歓びの表情が浮かぶのだった。(Wikipediaより)
『ルックアウト/見張り』(The Lookout) 2007年。アメリカ。99分。監督:スコット・フランク。交通事故の後遺症で短期間しか記憶を保つことが出来ない青年が、悪事に巻き込まれた挙げ句に加担していくさまとその顛末をスリリングに描いたクライム・サスペンス。4年前にドライブで事故を起こし、同乗していた恋人や友人を失ったクリス(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)。それ以来、彼自身も短期間しか記憶を保てない障害に陥ってしまう。それでも昼は学校に通い、夜は銀行で掃除係として働きながら盲目のルームメイト、ルイス(ジェフ・ダニエルズ)と共に日々を食いつないでいた。しかし、クリスは何をするにもメモを取らなければ覚えられない暮らしにストレスを募らせていく。そんなある日、バーでミステリアスな女性ラヴリー(アイラ・フィッシャー)やゲイリー(マシュー・グッド)たちと出会い友達になるクリス。ところが、ゲイリーたちの正体は窃盗団で、クリスの勤める銀行を襲うため接近してきたのだった。そしてクリスは、ゲイリーからの強要とこれまでの苦悩を考えた末、この計画に加わることに。こうして、いよいよ彼らは銀行襲撃を決行するのだが…。(Allcinemaより)
『ブーリン家の姉妹』(The Other Boleyn Girl)2008年。アメリカ・イギリス合作映画。114分。監督:ジャスティン・チャドウィック。原作:フィリッパ・グレゴリー。16世紀のイギリスを舞台に、後にヘンリー8世(エリック・バナ)の寵愛を受けることになるアン・ブーリン(ナタリー・ポートマン)とその妹メアリー・ブーリン(スカーレット・ヨハンソン)の姉妹(ただし史実においてはメアリーを姉とする説もある)を巡る歴史劇である。(Wikipediaより)