霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

嫁の尻に敷かれてもがく「あなた」へ    2

2012年05月16日 | 心霊現象
★家庭状況において、今後のゆくすえを教えてください。(本人からの質問)

 『先程申したように、対社会的な事と同じで、むしろ家庭においては、己が意思表示をはっきり表現
  出来るようにせずばなるまい。
  まともに言い争っても、言い負かされるそこもとであるゆえ、最終的に右か左か、二者択一の選択に
  おいて、大きなる指導力を発揮する決断力を。
  決断する前にもがく事は、家族に見せることでなく、充分に己一人で深く悩みもがく、そこにおいて
  結論を見出したときに、その結論を有無を言わさず断行する強い意志力を、家庭的な部分で、難しかろう
  とも、あえて決断行動を推し進めねばなるまい。
  
  血統的には無縁の婚姻にはあたわず。どちらも神官、禰宜(ねぎ)的な背負いをおうて出会った因縁なれ
  ば、とにかくそもじが大きく決断力を断行することが、一番肝要である。
  言い訳がましいが、余も肉体亡びて初めて会話する機会を与えてもらえて、非常に狼狽し、言葉を選ぶ
  ことの連続にて、状況に不慣れなゆえに、余が教えられる事に対しては、答えようが、余がそこもとの心
  にふれる言葉を与えられる状況にない。
  誠に相すまぬが、非常に言葉を選ぶに間がかかる。
  つまらぬ、せんなき言い訳であるが、ご了解願いたい。

  余は、そもじと何回でも相まみえる。
  思い悩んで、行き詰まり、何度でも余を呼びだして問いかけて頂きたい。
  稚拙(ちせつ)たる物言いで、相すまぬ』




さて、以上でしたが、家庭における大事なポイントは、奥さんが決定して行動するのではなく、
ご主人が決定をし、断行するというところが、重要なところでした。
最近の奥さまたちは、その決定さえご自分でし、断行もされてしまっているのでは?
世のご主人たちも、その方が楽だし、ま~るく治まって、めでたしめでたしと思っていはしませんか?
それは、時と場合によっては、霊界の仕組みや、霊界の意に反しているかもしれません・・・。

その「婚姻」に秘められた深い意味を探り、どんな立場に自分が立っているかを知ってこそ、とるべき
態度が決まってくる、とも言えなくはない・・・とまあ、こんな事を久しぶりに申し上げて、今日の
「備忘録」を終わります。


「上州名物数々あれど、かかあ殿下と空っ風」って、群馬の名物ですよね。
肝っ玉母さんの大きな胸に顔をうずめて、楽ちん、楽ちんと言っている家庭もほほえましいんですが、ねぇ
・・・・。

嫁の尻に敷かれてもがく「あなた」へ   1

2012年05月16日 | 心霊現象
こんな題にしましたが、「もがく」どころかむしろ心地よく思っている男性も、最近は少なくないと聞きますが、いかがなんでしょうか・・・。
これからご紹介する「言葉」は、守護霊が語るものですが、少なからず嫁の尻に敷かれることを、心地よくは
思っていないご主人からの相談の内容です。

「一家の長として、自分はどうあるべきか」という難題に挑んだ、涙ぐましいほどの努力と覚悟の上で、
その「裏側」を解き明かそうとした男性の物語?です。
どうぞ、ご自分の内心を見つめつつ、お読みくださいませ。
以下、その男性の守護霊が語った全文です。


 『余は諏訪の流れ、金刺二代目頭領「金刺信濃守、掃部兵衛(かもんのひょうえ)」と、申しあぐる。
  まっこと、そもじには相すまぬ事と申しあぐるが、余の生まれ育ちし時代において、全て血統が高き
  事によりて一族血統を守りきれる、そういう者にはあたわず。
  余がそもじに願い託したる思いがあるゆえに、そもじの背後に頼らせたもう。
  救われたく思うゆえんで、そもじの背後に参陣させていただけることを、余が一生の不覚においての、
  何事におきても一家の頭領たる器、ひいては行動がともなわず、一族郎党を憂き目に合わせし己の器の
  優柔不断さ。これが余の、肉体を持ち、肉体亡びるまでの一生の不覚ゆえに、そもじに願い託すは、決断
  力をもって事を成す。そういう人物となりて、生き様をせよ。

  非常に、終始狼狽(ろうばい)するような今の状況を許せ。
  現世に連れ戻されて、非常に狼狽いたしおる。
  そもじの悪しき事、良き事、全てを余が責任をもって導くゆえ、我が願いに則した行動を通しまいらせる
  よう、そもじにはよくよくお願い申したてまつります。

  余の血統後孫も、逆恨みではあらぬが、裏切られる、そういう血統であるゆえ、余自体が疑心暗鬼に
  陥(おちい)り、不信感をもって、あまねくその積み重ねによりて優柔不断さ、決断力を発揮せずに
  あたわず。誠に余の一生は、何事を成すにおいても自信を持って、疑心暗鬼、不信感、全てを取り払って
  余でなければ出来ぬ、ひいてはそもじでなければ出来ぬ、そういう使命感によりて、行動を取り計らえ。
  己の奥深くに内在する諏訪の血、金刺(かなざし)の血を背負ったそもじなれば、必ず成せばなる、
  そういう自信の裏付けをもって、すべからく取り計らい、執(と)り行う。

  悲しいかな、現実的に物の形として現せる状況でないことなれば、おそらくその両家の能力、気力、
  実力もすべて、そもじに兼ね備えた上で物申す。ゆめゆめ疑うことなかれ。
  まさしくその裏打ちがあって、そもじが選ばれたゆえに、余もまさしく千秋の思い、焦がれてそもじと
  対面出来たるこの立場をもてたこと。まさしく、まさしく祝着。
  そもじの背後に守りとしてついた意味が、この一点で余がそもじについた事は、まっこと間違いなき
  仕儀なる。
  まさしく我が霊体と、そもじの肉体との出会いが、相はからえた事がまさしく祝着の極みであれば、
  これを「一会」(いちえ)とせずに、そもじが悩む、立ち止まる、そういう状況において、余はそもじ
  と、何回でも相まみえようぞ!』


  『まず、先程申し・・・・。
   実体が伴わない説明なれど、本当に実力、能力を必ず血統的に守るゆえに、優柔不断、余がそうであっ   たように、余の二の舞をさせたくない。
   独善的であろうとも、己が思いが湧きあがったその思いの行動に即するよう、そもじの立場の行き詰ま
   り。
   時代背景も違おうが、余が何百という一族郎党を生活させねばならぬ立場にあるゆえ、そもじを決して
   軽んじるせいではないが、そういう「壁」とか、障害とかは余の思いからすれば、とにかく血統が邪魔
   をするような思いで、なかなか自負心、我を全面に押し出しているような状況にあるの・・・。
   たまさか、妥協をするふりをする。本当に妥協してはならぬが、ある程度人の話を聞いたふりをする。
   一つの方便ではあろうが・・・。
   波風立てずに対人関係を図るには、己の我を出さぬふりをなされる方が肝心なり』




  <次へつづく>