霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

死者の名簿

2012年05月05日 | 心霊現象
この世には、「あの世」へ行って帰って来た人が、結構多くいらっしゃるものですね。
どこかの出版社で特集を出したら、面白いかもしれません。
でもあの世への行き方は、10人10色、100人100様と申しますから、「他人の死」は自分には
それほど役立つものではないかもしれません。
が、ブログの最初の『霊界の門』に関して言えば、あながち他人の事でも関係なくはない。
「人」として生まれて生きた、その生き様が「こう」で、あの世には通用しませんよ!と言われれば、
命あるうちに、通用するように生きようというのが「霊界人が語る」内容の意義でした。
守護霊だからこそ、語れたのかもしれませんがね・・・。


さて、これからのお話は、私の知人の実体験で、直に聞いた内容ですから、「いい」とか「悪い」とか
「うそ」とか「嫌い」とかいう筋合いのものではありません。
あら~、そうなんですかぁ・・・。とまあ、聞くだけですが、あの世がこんなになっているんですか
ねぇ~・・、という話です。
ご本人もあの世の全てが分かって、行ったわけではないのです。
いきなり行った所が「あの世」でした。という事で、お読みください。


『私、気が付くと、明るくもない、さりとて暗くもないそんな場所にいた。
 ああ、ここはあの世、つまり死後の世界だなぁと、すぐにわかりました。
 だって私が行く場所は、あの世、つまり死ぬしかなかった。
 あの肉体の状態ではね・・・。(本人は自分の肉体が、現世で生きられる限界を超えていた事を
 知っている。
 それが病気にしても、事故にしても、肉体のダメージがその原因になったことを、充分に分かって
 あの世へ渡っている)
 そこでね、人の列、それも長い列が目の前にあった。次から次へと人が並び、ますます長くなって
 いく。だから、私も迷うことなく並びました。
 「何の列ですか?」なんて、聞かない。並ぶんだって、なぜか心が分かっていたから。
 随分時間がかかったように思ったけど、私の番がきた。 
 何人かの白い衣を来た人がね、大きな台帳のようなものを見ながら、そこに並んだ人の名前を
 聞いて、確認をしていたのよ。
 私は「係りの人」に名前を告げました。
 最初は「わかった」というような顔をしたけど、なぜか手間取っていたわ。
 そのうち二人、三人と寄ってきてね、ひそひそ話を始めた。
 わたしは、とっさに「悪いこと」を考えた。よほどひどい場所に送られるんじゃないか、とね。

 すると、しばらくして「光る人」(私には、そう見えた)が来た。
 その人が私に向かって『あなたの名前は、今回の名簿にはありません。だから、お帰りなさい』
 って言ったの。
 「名簿に名前がない?、帰れ?」
 一瞬、その意味が分からなかった。けど、ようやくその意味が解りました。
 『今は、あの世にいく運命ではないから、つまり死なない運命だから、肉体の世へもう一度帰れ』
 という意味だったのね。
 あの世に、「死者の名簿」があるなんて知らないし、あの世へ行ったらもう死ぬと思っていたから。
 また、帰されることもあるのね。
 つまり、もう一度この世で生きて、「何か」をしてから、またおいでなさいねってことですよね。
 耳をすますと、○○ちゃん、○○ちゃんって、私を呼ぶ声がする。
 え?って気が付いたら病院のベッドの上だった・・・。

 
 私は、生き返った喜びももちろんあったけど、「何をするのか」を探して、さらに「それ」を
 やり遂げる運命を悟ったことで、悩んだものですよ。
 あなただから話したけどさ、人は信じないでしょうね?
 もっとあの世の色々な所を見て回ってから、帰ってくればよかったかしら?
 
(いえいえ、とんでもない。とっとと帰ってきたから、よかったんですよ~)


人の話ながら、面白いでしよ。あの世へ行くとき、参考(?)にしてください。
もう一つね、面白い話があるのです。
死ぬ前(寸前)、息を引き取る時にね、自分があの世へ行くときの、「迎えの人」と「乗り物」
を見ている人もいる。(その人は輿・こしを見たと)
『あなたをお迎えに来ました。この輿にお乗り下さい。ご案内しましょう・・・」とね。
その話を聞いて、私はすぐに思った。
「かぐや姫」だ!と。
かぐや姫の乗っていたあの「乗り物」。輿に乗って、お付きの人がついていた。
そして天(月)に上っていった。(帰っていった)
「人」はそんな風にして一生をこの世と、あの世でくらすのでしょうか・・・。
皆様も、あの世へお渡りになる時は、どんな形で行きたいですか?
まさか、「鬼」の迎えよりも「高貴な人」が迎える「輿」に乗りたいものですが・・・。
そんな生き方をして、「迎え」を待ちたいものです。
えっ、まだ早い!と?
そう言えるのも、今のうち。あっという間に年取っちゃうんですよね・・・私の実感です!

でもね、あの世から「ま~だだよぅ」と言われているうちは、日々頑張って、人事の全てを尽くすべく、
努力をいたしましょうね・・・と、いうことでしょうか。