安吾さんは昭和24年、睡眠薬と覚醒剤の濫用で東大病院神経科に入院した。
当時、安吾さんは蒲田安方町に居を構えていた。
錯乱した安吾さんは、街をうろつき暴れていたと言う。
流行作家としての不安、早くからその才を認めていた太宰さんの死、が彼
をそうさせたのだろうか。
当時6,7才だった父は、鬼の形相で暴れる安吾さんを、固く閉ざした
門の中で恐れおののいていたという。
その話を聞いて以来、父と安吾さんが重なる。
酒を飲んでは、わめき散らす父。
脳出血で死んだ安吾さん、
脳出血で倒れた父。
幸い、半身が少し不自由になっただけで済んだけれども。
当時、安吾さんは蒲田安方町に居を構えていた。
錯乱した安吾さんは、街をうろつき暴れていたと言う。
流行作家としての不安、早くからその才を認めていた太宰さんの死、が彼
をそうさせたのだろうか。
当時6,7才だった父は、鬼の形相で暴れる安吾さんを、固く閉ざした
門の中で恐れおののいていたという。
その話を聞いて以来、父と安吾さんが重なる。
酒を飲んでは、わめき散らす父。
脳出血で死んだ安吾さん、
脳出血で倒れた父。
幸い、半身が少し不自由になっただけで済んだけれども。
酒をたくさん飲むだけであのようになるものでしょうか。
大酒飲みでも酒乱じゃない人もいるし、
酒乱になってもそれから元に戻る人もいるようですよね。
思うんですが
酒乱になる人は、
例え酒を飲まなくても、何かで同じような表われ方をするんじゃないでしょうか。
うちの父は、酒を飲まない人でした。
トラックバックありがとう。
当時私は妊娠初期で先に眠っていたら、朝になって、横にいる旦那様の体にあちこち傷があるじゃないですか・・・
とまぁ、そんな話は別にして、私の父とジィヤは対極的でした。父は、内に向かってずっとずっと奥のほうにいます。ジイヤは女遊びも激しく、めかけを作ったり、芸子と遊んだりと、おつな人物でした。きっと父は今でもジイヤを許しはしないのでしょう・・・
私は、この年になって、初めて、ジイヤと二人で旅行でもしてみたかったと、思うようになりました。
>例え酒を飲まなくても、何かで同じような表われ方をするんじゃないでしょうか
これ、わかるような気がします。
エネルギーのバランス、というのか、何というのか・・。
kokoさん、
うちの父は身体の自由を失っても、まだ懲りないようです。困ったもんだ・・・。
血の繋がった者はどうしてもバランスを取ってしまうんですね。良い、悪いは別として。
親との確執や衝撃的な記憶は、誰でもあるのかもしれませんね。