TAKAYAN'S ROOM

主にゲームブックを楽しんでいます

《宇宙の暗殺者》 第66話 電気の使いすぎ

2023年08月14日 21時48分26秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
俺たちは小型自動車で橋を進んでいく。

TAKAYAN「う~ん、よく回るエンジンだ」

メイリィ「レブリミットは11000rpmですわ」

緩やかなカーブを過ぎると、巨大な灰色の壁が見えてきた。

T「これ以上、車で進むのは無理だな」

俺とメイリィは車から降りて、壁に近づく。

メ「この壁は異星の大地まで続いているようですわね」

T「あんな所に扉があるぞ」

扉を開けると、警備詰所のような所に出た。
ボウルのような形の頭を持つ警備兵が二人いる。
服、革のストラップ、ブーツ、ホルスターなどの装備は全て黒一色だ。
二人は大きなコンソールの前に座って、モニターの映像に夢中になっている。

T「ファングボールの試合か」

メ「イプシロン・インディ星系からの実況中継ですわ。
 ここには全部で10台のモニターがありますわね。
 どのモニターも同じチャンネルに合わせられています」

T「電気代も値上がりが続いているっていうのに…」

警備兵A「…!」

警備兵B「誰だ!?」

俺たちに気付くと、二人の警備兵は立ち上がった。

T「こいつらの頭は眩しすぎる…(;^△^)」

メ「わ、笑っちゃいけませんわよ…(*≧▽≦*)」

警備兵A「貴様ら、何の用だ?」

警備兵B「サイラス様の使いか?」

・警備兵たちと戦う

・自分たちは〈ヴァンダーベッケン〉の乗組員だと言う

・バックパックの中から使えそうな物を探す

さっさと片付けて、通らせてもらおう。


☆ステータス
技術点 11/12  体力点 20/22  運点 9/10  装甲点 13/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾1個
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと
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《宇宙の暗殺者》 第65話 最高のレスポンス

2023年08月14日 16時03分14秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
俺たちは立方体の外に出ると、扉の近くにある小型自動車に乗り込んだ。

メイリィ「まあ! キーが付いたままですわ」

TAKAYAN「誰の車か知らないけど、ちょっと借りよう」

俺はエンジンを掛けてみる。

ブルンッ… ブルンッ…

T「いい感じだ。さあ、さっきのT字路まで引き返すぞ」

小型自動車は軽快に橋を進んでいく。

メ「スムーズに走りますわね。きっと自然吸気なんですわ」











やがてT字路に戻ってきた。

メ「左折するのは無意味ですわよ」

T「よし、このまま直進だ」


☆ステータス
技術点 11/12  体力点 20/22  運点 9/10  装甲点 13/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾1個
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと
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《宇宙の暗殺者》 第64話 その言葉を覚えておこう

2023年08月14日 14時11分58秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
TAKAYAN「俺は暗殺者さ。サイラスを始末するために来たんだ」

男「お、おお…」

俺が答えると、男の目に涙が溢れた。

男「サイラスを… 倒してくれ…」

男は触手で俺の手に触れようとするが、うまく動かせないようだ。

男「うぐっ…!」

T「どうした!?」

男「い、今にも失神しそうだ」

メイリィ「移植手術の拒絶反応ですわ!」

T「すぐに医者を呼んでくる。頑張れ!」

男「い、いや、もう長くはない…」

T「……」

男「最後に… 一つ… 言っておく…」

T「聞こうじゃないか」

男「常に… 真ん中を… 進むんだ… ぐっ…!」

そこまで言うと、男は目を閉じてしまった。

T「……」

メ「たった今、彼は天に召されました」

T「行こう…」

俺たちは手術室を出る。


☆ステータス
技術点 11/12  体力点 20/22  運点 9/10  装甲点 13/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾1個
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
常に真ん中を進むこと
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《宇宙の暗殺者》 第63話 人体実験の犠牲者

2023年08月14日 11時59分33秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
TAKAYAN「これだ!」

俺は電源を切って、メスを止めた。そして男に近づく。

男「……」

男は無表情のままで俺を見上げると、絞り出すように言う。

男「あんたは… 誰だ…?」

・『サイラスを捕まえるために送り込まれた暗殺者だ』と答える

・『〈ヴァンダーベッケン〉の乗組員だ』と答える

メイリィ「TAKAYAN、この人は…」

T「助からないだろうな…」

サイラスの野郎…!


☆ステータス
技術点 11/12  体力点 20/22  運点 9/10  装甲点 13/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾1個
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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《宇宙の暗殺者》 第62話 恐ろしい手術

2023年08月14日 07時24分47秒 | 宇宙の暗殺者(完結)
TAKAYAN「うっ…」

メイリィ「これは…」

扉を開けた途端、俺たちは目を丸くした。棚に数百本もの瓶が置かれている。
それらの瓶の中には内臓や手足が詰まっている…!

メ「サイラスの実験の名残でしょうか…?」

T「人間以外の生き物の臓器もあるようだ…」

メ「…! あそこに誰かが…」




部屋の中央にある手術台の上に、男が横たわっていた。
男の腕には蛸のような触手が移植されている。

メ「ベルトで固定されているので、逃げられないのですわ!」

・男に近づく

・外へ逃げ出す

ウイィィン…

機械のメスが動いている。まだ手術は続いているようだ。

メ「TAKAYAN、止めないと!」

T「わかっている!」


☆ステータス
技術点 11/12  体力点 20/22  運点 9/10  装甲点 13/14

☆持ち物
電撃銃
熱線銃
手榴弾1個
装甲宇宙服(技術点-1)
活性剤4錠
バックパック
(電子キー)
(赤外線ゴーグル)
(アンドロイドの頭)

☆メモ
パイロットのロボットに質問されたら、『何も知らない』と答えること
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