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11.26 期末試験に向けて

2011年11月28日 | 日記
11月26日(月)

 今日から期末試験が始まりました。

 勉強はなぜ必要なのでしょうか。

 今、日本では円高などの影響で景気に少々不安があります。

 未来の日本を明るいものにしていきたいと願っています。

 そのためには、これから社会に出ていく予定である中学生や高校生が「真面目に頑張る」ことが必要だと思います。

 社会人になったときには、様々な困難が待ち構えています。

 それを乗り越える「力」になるのは、学生時代に何かに「苦しみながらも頑張ったこと」が一番大きな

 力になるような気がします。

 勉強や部活動や習い事などに必死に取り組むことが大切なのはこのような意味があるからだと思います。

 勉強だけで言いましょう。

 勉強は好きな人もいるでしょうし、嫌いな人もいるでしょう。

 勉強が嫌いな人は、宿題もやるのが嫌になるでしょう。

 ここで最も大切なことは「嫌なことから逃げないこと」と「決めごとを守ること」だと思います。

 宿題も忘れることもあるでしょう。

 そうしたときは、正直に「ごめんなさい」と言って、その次は守るようにすることです。

 つまり、失敗したときにどうするかを試されているのだと思います。

 また、毎日のそのような積み重ねが生活のリズムを作り、社会人として大切なものが作られていくのだと

 思います。

 テスト期間中ではありますが、毎日逃げずに頑張ってほしいと思います。

          理科部 顧問

11.26 ルリクワガタ メス

2011年11月25日 | 日記
11月26日(金)

 ルリクワガタを紹介します。

 ルリクワガタもコルリクワガタと同じように高い山の中に住んでいます。

 コルリクワガタよりは低い山に住んでいます。

 コルリクワガタと同じように材を削って探します。

 なかなか見つからないものですが、ようやく2匹捕まえることができました。

 

 コルリクワガタのメスです。

 小さいあごがあるのを見つけることができるでしょうか。

 

 裏返してみました。

 しっかりと6本の足が見えます。

 

 ルリクワガタのメスのあごの拡大写真です。

 しっかりとしたあごが観察できます。

 

 ルリクワガタのメスの頭部の拡大写真です。

 

 前翅(羽根)の拡大写真です。

 筋のように見えるものを点刻といいます。

 

 おしりの部分です。

 なかなか、昆虫の拡大写真は見られないと思います。

 これは、双眼実態顕微鏡で写真を撮りました。

 

 オスのあごの拡大写真です。

 メスの写真と比べてみて下さい。

 あごが大きいのがオス、小さいのがメスです。

 このように、普通のクワガタムシと違って、オスメスの区別が難しいクワガタムシもいるのです。

 

11.26 ルリクワガタ オス

2011年11月25日 | 日記
11月26日(金)

 ルリクワガタを紹介します。

 春になると、ブナの新芽を食べに来る変わった小型の1センチメートル以下のクワガタムシです。

 愛知県では、なかなか見つけられる場所がありません。

 昔はたくさんいたのですが、ルリクワガタが「きれいなこと」から、とても人気が出ました。

 そのために、いろんな人がルリクワガタを求めて山に入るようになりました。

 さらに、伐採などでルリクワガタの住む環境がなくなってきました。

 そのために、今はなかなか見つけることの難しいクワガタムシの一つになってしまいました。

 愛知県のブナはとても大きな木が多く、ブナの新芽は地上10mくらいについています。

 そのため、網が届かないために、春に捕まえることは難しいのです。

 だから、この季節に、木の中で新成虫になった個体を探すしかありません。

 そうやって見つけた1匹です。

 

 緑色に光っているのが分かりますか。

 これはルリクワガタのオスです。

 土の中に半分潜っているような材の中に入っていました。

 一緒に出てきた幼虫が2匹います。

 大切に育てたいと思っています。

 

 ルリクワガタのオスのあごの拡大図です。

 オスのあごは大きいことが分かります。

 

11.26 ツヤハダクワガタ 

2011年11月25日 | 日記
11月26日(金)

 

 この生き物何だと思いますか?

 クワガタムシの仲間です。

 標高の高い所にすんでいる、ツヤハダクワガタといいます。

 ブナなどの赤腐れの材に入る、変わったクワガタムシです。

 体の色は真っ黒で、大きさは1.5センンチメートルくらいの小さなクワガタムシです。

 

 なかなかうまく写真が撮れません。

 体の表面がツヤツヤと光っています。

 このことから名前がついたと言われています。

11.23 マダラクワガタ

2011年11月24日 | 日記
11月23日(水)

 内田先生が、友人から譲り受けた昆虫を紹介します。

 少し高い山に住んでいる小さなクワガタムシです。

 

 ゴミのように見えますね。

 れっきとしたクワガタムシです。

 名前はマダラクワガタといいます。

 

 拡大してもはっきりと写りません。

 しかし、甲虫らしき形をしているのがわかります。

 

 大きさが分からないので、定規と一緒に写真を撮りました。

 3ミリメートルから4ミリメートルぐらいしかないことが分かります。

 よく見ると、足が見えています。

 あごがあるのがオスで、あごが小さくてはっきりしていないのがメスです。

 

 幼虫が食べる木は、このように茶色に腐食した材木に幼虫が入ります。

 赤色腐朽菌が木材につくと、こんな色になります。

 このような材だけをマダラクワガタの幼虫は食べます。

 成虫も、ほとんどこの材木から離れることはありません。

 一生をこの赤腐れの材の周りで過ごします。

 だから、私たちが見つけることはほとんどないのです。

 理科部として、増やして生きたいと思っています。