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3.21 卒業生を祝う会

2012年03月31日 | 日記
3月21日(水)

 今日は高校の「卒業生を祝う会」を行いました。
 午前中は買い物に行ったり、飾りつけをしました。

 
 先輩の最後の実験として、綿菓子機を作りました。
 きちんと作れるのか確認をしました。

 
 なかなかの出来映えです。

 
 上手に出来ました。
 この出来なら、先輩も喜んでくれそうです。

 
 お菓子も買ってきました。
 準備は万端です。先輩が来るのを待つだけです。

 
 卒業生を祝う会が始まりました。
 司会は高校2年生が担当します。

 
 部員が全員そろっています。

 
 中学生がチーズケーキを焼いてくれました。
 とても美味しかったです。
 みんなで分けて食べました。

 
 楽しそうですね。

 
 クッキーは高校1年生が焼いてくれました。

 
 お菓子もたくさんあります。
 美味しくいただきました。

 
 手作りのビンゴ大会も行いました。
 景品は中学生が準備しました。

 
 ビンゴになったので思わずVサインです。

 
 ビンゴ大会の司会は中学生で行いました。

 
 理科部王様ゲームです。
 内田先生に「告白」しています。

 
 肩を組んで記念写真です。

 
 みんなで校歌を熱唱しています。

 
 先輩が綿菓子を食べてくれました。
 うまくできているとほめて頂きました。

 
 在校生からささやかなプレゼントです。
 喜んでくれました。

 
 先輩から一言ずついただきました。
 続いて、在校生一人ずつ贈る言葉を伝えます。

 
 
 

 

 
 最後に司会からまとめの言葉を伝えます。
 これで祝う会が終わりました。

3.12 割り箸レーリーのすだれ

2012年03月16日 | 日記
3月12日(月)

 今日は、波の伝わり方を説明する装置である「割り箸レーリーのすだれ」を作ってみようと思います。

【準備】

 ものさし、セロハンテープ、割り箸、画鋲

【作り方】

1 ものさしの上に接着面を上にしたセロハンテープを置く。

2 セロハンテープの上に、ものさしで1.5センチメートル間隔をとりながら、割り箸を並べる。

3 上からセロハンテープで下のセロハンテープとを接着し、割り箸をサンドイッチする。
  これで、レーリーのすだれの完成です。

では、作業の様子を紹介しましょう。

 
 実験台の上にセロハンテープをしき、その上に割り箸を並べていく。

 
 丁寧に並べるのが大切です。

 
 全ての割り箸が並びました。
 上からセロハンテープではさんだら完成です。

 
 完成したレーリーのすだれです。

 
 天井につるして、早速揺らしてみました。
 すると、きれいな正弦曲線ができました。

 
 ゆれている途中です。
 高校生は、サイン、コサインのカーブが立体的にできて感動していました。

 
 天井につるす様子です。
 今日作ったレーリーのすだれはこの1つですが、今度は一人ずつ作ってみようと思います。
 
 
 
 

3.5 硬貨をきれいにして

2012年03月16日 | 日記
3月5日(月) 一部抜粋

・酸性の水溶液で金属が溶けることは小学校で学習して知っていました。だから、自分でもできる簡単な実験だと思っていました。
 今日の実験で使う水溶液は、塩酸や硝酸といった「授業で使う水溶液」ではなく、身近にあるものを使ってみました。タバスコ、食酢、マスタード、ケチャップ、ソース、ドレッシングです。これらは、理科部員で手分けして家から持ってきたものです。
使う硬貨も私たちの硬貨です。ちょっとした発想で簡単に実験するのが理科部の良さだと感じました。
 私は、食酢が学校で使う「酢酸」を薄めたものだから、一番硬貨がきれいになると予想していました。
 しかし、私が実験した結果では「タバスコ」が一番10円玉がきれいになりました。
 食酢の方が「酢酸」としては薄いのでしょうか。実際に実験をしてみないと分からないことなので、やってよかったと思います。【中1 男子】

・10円玉や1円玉は、純粋な金属だと聞いたことがあるので、当然表面が溶けてきれいになりました。
 5円玉は銅と亜鉛の合金であるので、表面に薄い皮膜ができて、それ以上はさびにくいと思っていました。しかし、表面のまくがきれいに取れたのでびっくりしました。【中1 男子】

・さび(金属の酸化物)を溶かすことで硬貨がきれいになります。
 一般的には「酸性の水溶液」を使いますが、マスタードやタバスコでも硬貨がきれいになったので、これらにも酸(たぶん食酢)が含まれていることが分かりました。【高1 男子】

・自分の10円玉がタバスコなどの身近なものでどんどんきれいになっていきました。タバスコの効果にも驚きましたし、いろんな発見があったので、楽しかったです。【中2 女子】

・自分の持っている10円玉がきれいな赤褐色に戻っていくのが、新品の10円玉に戻った感じがして嬉しかったです。食酢は硬貨の外輪だけがきれいになり、マスタードは余り変化が見られませんでした。【中3 女子】

・今日は、理科部に見学に来ました。「せっかくだから、実験に参加していけば」という誘いもあって、一緒に実験を行いました。タバスコが意外にきれいになったのには驚きました。逆に効果のないものもありました。
 身近なもので楽しい実験ができて、とても面白かったです。【中2 女子 仮入部員】

・効果としては少なかったが、変化がすぐに観察できたのが「食酢」です。
 食酢は、硬貨につけた瞬間に変化が現れました。表面のさびが溶ける感じが分かりました。
 食酢の難点は、そのにおいにあります。食酢の中から硬貨を取り出すときににおいがきつくて私は苦手でした。
 1円玉や5円玉は、さびと中の金属の色があまり変化が無かったようです。よく見ると、財布の中の1円玉や5円玉と「輝き」が違うので、きれいになったのが観察できました。
 次回は、食酢のにおいが苦手なので、違うもので挑戦してみたいと思います。【中2 男子】

・最初にこの実験を計画したとき、「簡単な実験だから高校生としては面白くない」と思っていましたが、実際に実験してみると、奥が深くて高校生でも充分楽しめました。
 いろんなもので硬貨の表面のさびを溶かしてみましたが、ケチャップのさびを溶かす能力には驚かされました。
 とても意外でした。
 今回の実験は、部員全員がスムーズに動いてくれたので、計画・進行していく立場である高2としては、とても楽な実験でした。中学生も成長してきていると実感することもできました。【高2 男子】

・私の行った実験結果では、とても時間はかかりましたが、醤油(しょうゆ)が一番硬貨がきれいになっていました。醤油は酸っぱい味もしないので、酢酸が含まれているとは考えられないのに、なぜきれいになったのか、一度調べてみたいと思いました。
 食酢やマスタードは、硬貨の一部分だけがきれいになっていました。 【高2 男子】

・今日は、硬貨のさびを調味料で落としてきれいにするというテーマで実験を行いました。
 調味料によってもその効果は違いました。私の場合は、ケチャップとソースが一番硬貨の本来の色になったと感じています。また、温度の違いや、付け方によっても違うのかもしれません。今度実験するときには、もっと工夫をしてみたいと思っています。【高1 女子】

3.9 アルミ缶をつぶしてみて

2012年03月16日 | 日記
3月9日(金)

 アルミ缶を空気圧でつぶす実験の感想の一部を紹介します。

・アルミ缶の中に水を入れて沸騰させて、すばやく水に入れるとあっという間に缶がへこみました。
 普段、空気の重さは考えたこともなかったので、こういう分かりやすい変化があると理解しやすいと思いました。
   【中1 男子】

・アルミ缶の変化は、アルミ缶の中と外の気圧の変化だということは分かっていましたが、実際に実験をしてみて再確認しました。【中3 男子】

・今日の実験は、小学生のときに行ったことがあります。
 やり方も分かっていました。アルミ缶の中に水を3分の1くらい入れて、ガスバーナーで沸騰させます。次にアルミ缶の中の水が沸騰して1分位したら、ガムテープでふたをして、すばやく水に入れるだけです。
 小学生のときは、グループで実験を行いましたが、今回は一人で行ったので、自分ひとりでやったという感動がありました。【中3 男子】

・実験書には、水の量は何も書いてありませんでした。
 そこで、アルミ缶の中を「より真空に近い状態」にする方がアルミ缶はよくつぶれるだろうと仮説をたてました。水はアルミ缶の3分の1ほど入れたときとアルミ缶の底から1センチメートルほど入れた場合で比較しました。すると、予想通り、水は少ないほうが、真空になっている内側の体積が大きいため、よりつぶれました。アルミ缶がつぶれる瞬間は、大きな音がするので、少しびっくりしましたが、予想以上にへこんだので面白かったです。【高2 男子】

・私は、アルミ缶のつぶれる様子を観察しました。
 水に入れた瞬間にあっという間にへこむのだと思っていたら、数秒後から「ボコボコ」と音を立てて激しくへこむことが分かりました。とっても簡単な実験ですが、新しい発見もあるのだと感心しました。【高1 女子】

・今日は、久しぶりに部活に参加できました。
 実験室に入るのに少し勇気が必要でしたが、みんなが「久しぶりー」と声をかけてくれたので、自然に実験に参加できました。また、声を掛けてくれてとても嬉しかったです。
 だから、今日は積極的に部活に参加し、実験を行いました。私は自分でアルミ缶をつぶしたのは初めてなので、気圧の差でアルミ缶が大きな音を立ててつぶれるのに驚きました。【高1 女子】

・アルミ缶を水に入れてからつぶれるまでの変化が早く、見るだけで勉強になりました。【中2 女子】

・今日の実験の材料は、アルミ缶と水とガムテープ(本当はあと軍手、るつぼバサミが必要です。)という簡単な材料で行いましたが、とても楽しめました。少しの工夫で簡単に実験ができるということは、理科部に入っているから分かることだと思いました。小学生のときは、何も考えずに実験を楽しんでいましたが、アルミ缶の中に入れる水の量はどうするのか、なぜアルミ缶はへこむのかといったことを考えながら実験できるのも、高2の先輩の指示があるからです。
 少しずつ「考えること」の大切さが分かってきたような気がします。【高1 女子】

・高2のみんなで相談しながら、アルミ缶の中に入れる水の量やガスバーナーの加熱の仕方など、それぞれが工夫して実験を行いました。理科の先生方は、私たちが実験を成功させるために何度も事前に実験をしているという話を内田先生から聞きました。その話を聞いたときはよく理解できませんでしたが、今日の経験で、理科の先生の大変さの一部でも感じることができたような気がします。【高2 男子】