takakura-science

takakura-science blog

シャボン玉づくり

2011年05月29日 | 日記
5月27日(金)

 この2週間はテスト期間中ということで、部活動は休みでした。

 久々の活動日です。

 今日は、午前中から準備をしました。


 このように、丸形水槽の中に中性洗剤と洗濯のりをそれぞれの割合で混ぜました。そして、どれが一番上手く大きなシャボン玉ができるのかを実験しました。


 この班は、違うメーカーの中性洗剤を使っています。


 シャボン玉の溶液を作っている間に、違うグループが針金で輪を作ります。
 いろんな形の輪を作ってみました。


 シャボン玉を作ってみます。
 実験をしながら、遊び気分になるのは年齢関わらず一緒のようです。


 針金で作った輪にシャボン玉の溶液を付けて軽く息を吹きかけました。
 すると、こんなに大きなシャボン玉ができました。


 このように変わった形の輪も作りました。


 完成したシャボン玉の水溶液です。


 楽しいひとときになりました。


 シャボン玉の様子を見ながら、針金の輪の大きさを調整します。


 それぞれが、次々と針金で輪を作ります。


 大きなシャボン玉を作るための輪です。シャボン玉の溶液をつけたところです。


 大きなシャボン玉を作るときは、このように輪のほうを動かして、風を送ります。


 出来上がった巨大シャボン玉です。


 口で吹いてもこのように大きなシャボン玉を作ることができます。


 こんな感じです。


 コツが分かったので、それぞれが成功するまでシャボン玉を作ります。


 失敗することもありますが、それも楽しいのです。


 中学生もチャレンジします。成功のようです。
 シャボン玉の実験は後の掃除が大変なので、床や実験台には新聞紙を敷きます。


 得意げですね。


 シャボン玉が浮いている様子です。


 いろんなやり方で、楽しみます。
 これは、中くらいの大きさですね。


 もちろん、小さいシャボン玉もできます。


 このように、宙を浮かせることもできます。
 天井まで届きました。


 これが、シャボン玉溶液の材料の一部です。


 次々と試していますね。


 実験が終わったら、みんなで片付けをします。


 協力して掃除します。新聞紙をたたむ人やぞうきんがけをしている人などに、自分で仕事を探します。


 成功したシャボン玉溶液は、一カ所にまとめて保存します。
 オープンスクールなどに利用する予定です。


 新聞紙をまとめてたたんでいる様子です。


 シャボン玉溶液の入っていた丸型水槽を洗っています。


 一方ではほうきがけをしています。
 使い方が良くないと、内田先生に注意されていました。

 このようにして、実験が終わりました。楽しんでいるうちに界面活性剤などの知識を得られるのも、理科部の特徴であると思いました。

 本来、グリセリンや砂糖も混ぜてシャボン玉の溶液を作りますが、今回は内田先生が出張中ということもあって、自分たちで用意できるもので工夫してみました。しかし、洗剤の量を多めにした班はうまく成功しました。
 誰でも作れるシャボン玉溶液ですが、大きなシャボン玉ができる溶液にするにはいろいろと大変だと言うことも分かりました。
 実験書やインターネットで調べて完璧なものに仕上げるものいいのですが、今回のように自分たちで工夫して成功させるのもたまにはいいものだと思いました。
 いろいろと自分たちで工夫することの大切さを知った実験でした。   理科部代表

【部員の感想】

 ・僕たちの班は、洗剤と洗濯のりの量の割合がうまくいかなかったのか、何回作り直してもうまくシャボン玉を飛ばすことができませんでした。まわりの班の様子を見ていると、うまくいっていたので、次に実験するときには何回も洗剤と洗濯のりの割合を変えてみたいと思います。  [中2]

 
 









そっくり真似する共振振り子

2011年05月16日 | 日記
5月16日(月)

 今日は、中学生には少し難しいかも知れませんが、「共振ふりこ」を作りたいと思います。

 【準備】

 おもり(なかったのでゴム栓2個)、たこ糸、鉄製スタンド(2)、割り箸2本

 【手順】

 1.割りばしの両側にタコ糸をつなぎ、鉄製スタンドにぶら下げる。

 2.ぶら下げた割りばしにタコ糸につないだおもり(ゴム栓)をつなげる。

 【実験】

 思うようにゴム栓を振り子のように振ってみる。


 共振振り子のセットが出来ました。


 使う材料は、実験室にあるものばかりを使います。


 何カ所かでセットします。

 【感想】

 ・バラバラに動かしても、2つのゴム栓は次第に同じ動きになっていきました。[中2、 高1]

 ・信じていなかったけれど、本当に共振振り子は2つとも同じ動きをするのでびっくりしました。[中3]

 ・共振振り子は、物理の授業で見たことがあります。ふりこと振動の関係で、特定の振り子だけを動かすことが出来ました。演示実験でしたが、鮮明に記憶に残っています。今回は、その実験を自分たちで組み立てて、しかも化学実験室にあるもので代用して作ったことに意義を感じます。わずかな振動を片方のゴム栓に加えると、もう一方が大きく揺れたので、共振の意味が初めて理解できたような気がします。[高3]

 ・今日の振り子の実験では、振り子がどんな方向に振り子を揺らしても、必ず2つとも同じ方向に揺れているのが不思議でした。授業で物理を選択すると、深く理解できるのかも知れないと思いました。[高1]

 ・そっくりに真似する共振振り子。ゴム栓が鉄製スタンドに何度も当たり、最初はなかなか上手くいきませんでした。
  しかし、次第にみんなもコツがわかり、「共振」するようになりました。
  同じ動きになるのが面白かったです。
  また、「失敗しても諦めない」ことが大切だと実感しました。[高1]

 ・今回の実験は、先輩たちがリードしてくれて、頑張って下さったのでとてもスムーズに進めることが出来ました。
  おもりの動きがとても不思議な感じがしました。[高1]

 ・片方を横振り、もう一方を縦振りにしたにもかかわらず、次第に同じ動きになっていて、何故か不思議な感じがしました。
  [高2]

 ・共振振り子の実験は、成功したのか、失敗したのかよく分からない実験でした。
  ただ、共振することにより2つのゴム栓が同じ動きになるということだけは理解できました。
  次に実験するときは、ゴム栓ではなく、おもりを使いたいと思います。
  また、おもりの数ももう少し増やして実験したいと思います。[高3]

 ・片方を揺らすと、もう一方も揺れます。振動ということを考えると、同じ音さを2つ用意して片方だけを鳴らして音を止めると、もう一方の音さが大きく鳴るという実験によく似ていると思いました。[中3]

 

 

ポップコーン作り

2011年05月16日 | 日記
5月13日(金)

 今日は、ポップコーンを実験室で作ってみたいと思います。
 ポップコーンは名前の通り、「はじけるとうもろこし」という意味です。
 トウモロコシにはいろいろな品種があり、全ての品種でポップコーンが作れるというわけではありません。
 「ポップ種」という、ポップコーン用の品種があり、それ以外の品種ではなかなか上手くはじけないようです。


 ポップ種の種子を正確に測り取ります。


 ポップ種のトウモロコシの種子です。


 実験ですから、丸底フラスコの中にトウモロコシの種子を入れます。


 加熱すると、このようにはじけてきます。


 どんどん激しくなります。


 ほぼ完成しました。
 おいしそうです。


 ろ紙の上に出してみました。


 二回目のポップコーン作りです。今回は何故か、水蒸気が沢山発生しました。


 丸底フラスコの中身が曇っているのは水蒸気が水滴になったものです。


 三回目です。少し種子を沢山入れてみました。


 フラスコ内一杯にポップコーンが出来ました。

 今日は、これで終了しました。
 実は、水槽の掃除を行ったので、あまり時間が無かったのが現実です。

 【感想】

 ・今日は、実験器具でポップコーンを作りました。実験器具で食べ物を作るのは少し抵抗がありましたが、作ってみるととても楽しくなりました。先輩が食用のポップコーンをたくさん用意してくれたので、ついたくさん作ってしまいました。
  しかし、出来上がったポップコーンはみんなで美味しく食べたので、良かったと思います。[中2]

 ・普通は、フライパンでポップコーンを作るのですが、フライパンは実験室にはありません。
  だから、考えたのが「丸底フラスコ」で加熱するという方法です。
  実際に加熱してみると、丸底フラスコの下の部分に熱が集中するので、どうしても出来上がったポップコーンが焦げてしまいました。二回目からは、丸底フラスコをまわしながら加熱するようにしました。
  すると、市販のポップコーンのようにうまく出来上がりました。
  実験も料理も少しの工夫と多識が大切だと思いました。[高3]

 ・ポップコーンは、加熱したすぐは何も変化がありません。
  しかし、ある程度加熱すると、いきなり「トウモロコシの種子」がはねたりするので、その変化の様子がすごかったです。
  出来上がったポップコーンは美味しくみんなで食べました。[中2]

 ・ポップコーンの種子はどうして加熱すると「爆発」してポップコーンになるのか不思議でした。
  私は、ポップコーンの種子の皮に隙間がなく、その中身である子葉や胚珠にふくまれるデンプンが加熱によって急激に膨らむと想像しました。そこで、ポップコーンの素(種子)の表面に穴を開けて、加熱してみました。
  すると想像通り、爆発しませんでした。
  こんな単純なことも実験してみないとわからないものだと思いました。[高2]

 ・ポップコーンの素(トウモロコシの種子)を加熱するとポップコーンになぜなるのか。
  とても不思議なまま、実験は終わってしまいました。[中3]

 ・ポップコーン用のトウモロコシの種子だけでなく、もっと他の品種のトウモロコシの種子や、生のトウモロコシなど、いろいろな比較ができるように実験をすれば良かったと思いました。
  出来上がったポップコーンはとても味が良く、部員も好評でした。
  しかし、丸底フラスコの内側にどうしても焦げができてしまいます。
  今後は、焦げない工夫もしていきたいと思いました。[高2]

 ・普通、ポップコーンはフライパンにアルミニウム箔をかぶせて加熱して調理します。すると、ポップコーンがはじける様子はなかなか見ることができません。しかし、今回のようにフラスコの中で実験すると、膨らむ様子やはじける様子がはっきりと見えます。だからこそ、ポップコーンの膨れる原理が分かりました。ひとつの不思議が解決するということは、こんなに楽しいことだと実感しました。

 ・用意したトウモロコシの種子でポップコーンを作ってみました。
  普通のトウモロコシの種子では、ポップコーンにはならないことは知っていましたが、想像通りでも実際にポップコーンにならないことを確認できると、理科部の実験はとても有意義なものに思えました。
  単なるポップコーン作りですが、丸底フラスコとガスバーナーという使い慣れない器具で作るということは、とても難しいものでした。
  しかし、何回かやるうちに簡単に作れるようになったし、美味しくできたので良かったと思います。[高1]

 ・自分で1からポップコーンを作ったのは初めてなので、塩加減が分からなくて、たくさん塩をかけてしまいました。
  少し塩辛くなってしまい、とてものどが渇いてしまいました。
  しかし、それ以外は市販のポップコーンそっくりで自分でも良くできたと思います。[高1]

 ・今日のポップコーン作りは何回か失敗もありましたが、成功したものもありました。
  成功したポップコーンは、自分で作ったこともあるかもしれませんが、とても美味しくて感動しました。
  次も是非作ってみたいです。ただし、今度は失敗を一度もしないようにするのが目標です。[中2]

・フラスコの容量が小さいので、ポップコーンを作るときに種子の量が多すぎると、全体に熱が行き渡らないため、一部分種子のままでポップコーンにならない。油の量はそれほど関係ないようでした。ただし、入れすぎるとべとべとした感じがしました。
また作る機会があれば、その時はコーンの種子の量を少なめにして、何回も加熱するようにしたいと思います。[高3]

開田高原3日目

2011年05月16日 | 日記
5月12日(木)

 今日は、朝から小雨です。
 「朝のつどい」では、研修センター周辺を散策しました。


 道ばたには、菜の花の花が少しふくらみかけています。


 シロツメクサは、まだつぼみもできていない状態です。


 名古屋市内では枯れてしまったスイセンも今頃咲いています。


 至る所からツクシが顔を出しています。


 フキノトウも、今頃終わりかけです。


 少しだけ御嶽山のふもとだけが見えています。


 ヤナギの仲間もようやく芽吹いています。


 モクレンのつぼみが膨らんでいます。


 一部、咲きかけています。


 この日、八分咲きの「ソメイヨシノ」を見かけました。


 遠くから撮影したものです。


 ミズバショウ群生地まで散策に行きました。
 これがミズバショウです。白いのは花ではなく、葉の変化したものです。
 白い中に見られる緑色の筒が花のかたまりです。


 シデコブシの大木です。


 近づいて花を撮影しました。


 湿地生の植物です。名前はまだ検索していません。


 スミレの仲間です。


 これも湿地に生えるいて僕の仲間です。


 ショウジョウバカマです。たくさん生えていました。


 花の色が違うショウジョウバカマです。


 このように沢山生えていました。


 まだ、株が小さいのではっきりとは分かりませんが、ワスレナグサだと思われます。


 セリもたくさん生えています。


 研修センターの前に流れる川です。
 増水していて、近づくのは危険です。


 3日間の合宿も終わり、バスで名古屋に向かいます。

 みなさん、3日間お疲れ様でした。
 

開田高原2日目

2011年05月16日 | 日記
5月11日(水)

 今日は、尾の島の滝へハイキングに行く予定ですが、朝から小雨模様です。
 先生方で、滝の下見に行ってもらいました。
 その時の様子です。


 滝の入り口から写真を撮ったものです。
 水しぶきが入り口まで届いています。
 とても危険で、100人以上の私たちを引率するのは不可能という判断が出たようです。


 水かさが増して、激しい様子が分かります。


 尾の島の滝の看板です。


 5月10日(火)に開田高原研修センターにて、撮影した桜(ソメイヨシノ)の写真です。
 まだ、十分花が開いていないのが分かります。


 同じ桜の木です。5月12日(木)に撮影しました。
 もうそろそろ、桜の花も満開になりそうです。

 今日は、一日中雨のため、研修センター内で行事を行いました。
 
 では、明日も報告したいと思います。