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11.1 やや大型の淡水魚

2011年11月01日 | 日記
11月1日(火)

 校舎の外の90センチ水槽に、やや大型の淡水魚を飼っています。

 

 これが90センチ水槽の1つめです。

 

 これがもう一つの90センチ水槽です。

 水槽は、底面ろ過装置(自分たちで作りました)と、簡易濾過器(市販)が入っていて、水がいつでも

 きれいになるようになっています。

 中に入っている魚は、カネヒラ、ヤリタナゴ、アブラボテ、ドジョウ、シマドジョウ、カマツカ、

 ゲンゴロウブナ、ホンモロコ、ウグイ、カワムツ、カマツカです。

 

 水槽の中には、このように、魚がたくさん入っています。

 正面に見える魚が、ホンモロコです。

 

 これも、ホンモロコの群れです。

 

 ぼやけて見える、大きな魚がウグイです。

 採ってきたときは、5センチでしたが、今では28センチメートルあります。

 体が赤くなってきているのは、繁殖期が近いからです。

 このような時期だけが美味しいと言われています。

 

 いろんな魚が仲良く泳いでいます。

 

 もう一つの水槽です。

 日本最大のタナゴの仲間であるカネヒラがたくさん入れてあります。

 ほとんどが大人です。

 オスが1匹、残りはメスです。

 後ろにいる細長い魚はウグイです。

 

 これが、ろ過装置です。
 
 市販のものと手作りのものを合わせています。

 水は、少し茶色になっていますが、この色はケイ藻の色なので大丈夫です。

 完全に透明な色よりは、このような色の方が魚にとってはいいようです。

 

 右手前に泳いでいるのがヤリタナゴのオスです。

 お腹が黒くなり、ひれが赤くなっています。

 

 一番奥に見える魚がカワムツです。

 コイ科の魚で、オイカワとよく間違えられます。

 このように黄色い色になるのがカワムツです。

 オイカワの婚姻色は、もっときれいな色をしています。

 

 これがヤリタナゴのオスのアップです。

 お腹の横は、少し緑色になっているのがわかります。

 

 ウグイのアップです。

 少々ピントがずれました。

 

 なかなかきれいに撮れました。

 ウグイです。

 

 ホンモロコです。

 琵琶湖原産ですが、愛知県にも三重県にもたくさんいます。

 それは、琵琶湖からゲンゴロウブナを移入した時にまぎれて入っていたものが、繁殖したと考えられています。

 

 ホンモロコのアップです。

 

 もう1つの90センチ水槽です。

 屋外の水槽なので、水が緑色をしていますが、魚はみんな元気です。

 この中には、ヒガイとヤリタナゴとシマドジョウとカワヨシノボリが入っています。

 

 上から見ると、このような感じです。

 自分たちで作った、底面濾過器を使っています。

 

 水槽の上にオオカナダモと浮き草と湿地の植物が植えてあります。

 実は、中にカワバタモロコが入れてあります。

 カワバタモロコは、名古屋市内にもまだたくさんいます。

 これは、稲沢市の用水路で採ってきたものです。

 秋になると、水路の水が抜けるので、鳥に食べられる前にもらってきました。
 

 

11.1 アブラボテ

2011年11月01日 | 日記
11月1日(火)

 今日は、理科部で飼育している淡水魚を紹介します。

 以前、ブログには載せましたが、どの魚も元気に、しかも大きくなりました。

 

 この魚がアブラボテです。

 泳ぐのが速くて、なかなかピントが合いません。

 油の色をしているので、アブラボテと名前がつきました。

 アブラボテはタナゴの仲間で、わき水がある川にすんでいます。

 淡水二枚貝に卵を産むために、二枚貝のすんでいる川にしかいません。

 愛知県では、なかなか見られなくなりました。

 近辺では、岐阜県に生息しています。

 この魚は、滋賀県の安曇川町で捕獲したものです。

 採ってきたときは小さな稚魚でしたが、今は立派な大人の魚になりました。

 オスは、口の上が白くなり、これをおいぼしといいます。

 このようになると、繁殖が可能になったことを意味します。

 できれば、淡水二枚貝を繁殖させて、殖やしたいと思っています。

 

 これもアブラボテです。

 中央に見えるのがオスです。

 目が白く見えます。

 3年目の個体です。

 今後も大切に育てたいと思っています。