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スズメのヒナを救助

2011年06月29日 | 日記
6月13日(月)

 6月12日(日)に理科部員が自宅のベランダの茣蓙(ござ)を片づけていると、中からスズメのヒナが出てきました。

 巣を作っていたようです。さっそく内田先生に電話をして、指示を仰ぎました。

 すると、そのまま、茣蓙(ござ)を直して様子を見た方がいいとアドバイスをくれました。

 しかし、何時間たっても親鳥が餌を運んできません。

 そこで、もう一度内田先生に電話したところ、保護してあげた方がよいとのことでした。

 野鳥は、人間が触りすぎると「ここは危険な場所だ」と思って、どこかに行ってしまうことが多いようなのです。

 さっそく、理科部でも救助の方法を教えてもらい、実践します。


 このヒナたちは、練り餌を自分から食べてくれます。
 二羽とも元気になってほしいと思います。


 このように食べさせます。


 エサを奪い合うようにして食べます。

【感想】

 ・くちばしも柔らかくてブヨブヨして可愛かったです。

 ・羽がほとんど生えていなくて気持ち悪かったです。

・おなかが少し黄色い色をしていました。まだ、卵黄が残っているのだとわかりました。

割れないシャボン玉

2011年06月26日 | 日記
6月15日(水)

 今日は、割れないシャボン玉を作ります。


 中性洗剤を測ります。


 ビーカーに中性洗剤を入れます。


 グリセリンを測ります。


 グリセリンを中性洗剤を入れたビーカーに入れて、よく混ぜます。
 完成です。


 手に軍手をはめて、シャボン玉をはじいてみます。


 やさしくはじくとシャボン玉は割れません。


 何回もボールのようにはじくことが出来ます。


 みんなが注目します。


 新聞紙の上で大きなシャボン玉を作ってみます。


 遊んだ後は、汚れないようにしいておいた新聞紙を片づけます。


 みんなで協力して片づけます。


 シャボン玉の実験は、後かたづけが大切なのです。
 こういう時に普段からの理科部の仲の良さが生きてきます。

【感想】

 

中学オープンスクールの準備

2011年06月26日 | 日記
6月15日(水)

 6月18日(土)は名古屋経済大学高蔵中学校のオープンスクールが行われます。

 理科部では、酸素の燃焼、水素の爆発、二酸化炭素の性質、エタノールでの爆発などを計画しています。
 
 その準備は数日前から行ないます。

 今日は、エタノール銃(エタノールでの爆発)を作ります。

【準備】

 フィルムケース、電子ライターの着火装置、凧糸(たこいと)、ビニルテープ、画鋲、千枚通し
 
【作り方】

 ・フィルムケースの横に千枚通しで穴を開けます。

 ・フィルムケースの横にあいた穴に電子ライターの着火装置の導線を通し、ビニルテープで固定する。

 ・フィルムケースの底に画鋲を差し込む。
 
 ・フィルムケースのフタとフィルムケースをタコ糸でつないで完成。


 作業している様子です。


 みんなで相談しながら作っていきます。
 中心になるのは、やはり高校生の上級生です。

【感想】[代表として]

 ・オープンスクールの準備をしていて、私が小6の頃、「お客さん」として参加した頃を思い出しました。
  その頃は、ただオープンスクールが楽しくて、実験を思う存分やらせてくれるのが楽しくて名古屋経済大学高蔵中学校に入学するきっかけになったのを今でも鮮明に覚えています。
  私が実験をしているときに、先輩方が優しく教えてくれたことが一番嬉しかったものです。
  だから、今年は私が今までの恩返しのためにも、これから今後縁があるかもしれない「後輩」に説明をしっかりとしたいと思っています。 [中3] 

学校にツバメがやってきた その5

2011年06月26日 | 日記
6月13日(月)

 ツバメを保護してから一週間が過ぎました。

 まだ、エサは強制的に与えないと食べてくれませんが、健康そのものです。

 ツバメは成長が早いので、すぐに大きくなります。

 しかし、これほど成長が早いとは・・・

 驚いています。
 
 今日のツバメのヒナを紹介しましょう。


 相変わらず、ピンセットでクチバシの横からエサを無理やり入れています。
 こうしないと、エサを食べてくれないからです。
 しかも、昆虫を食べる鳥は腸の長さが短いので消化が早く、1時間ごとにエサをやらなければなりません。


 エサのミルワームをのどの中に入れているところです。


 クチバシをなかなか開けない場合は、このように割り箸で作ったヘラでクチバシを開きます。
 

 食事の後はすぐにフンをします。


 尾羽です。尾羽の形がV字に近づいていますね。


 理科部員にもさらになれてきました。


 指の上で寝てしまいます。


 指に捕まらせて分かったのですが、なぜか左足(左肢)の握力が弱い気がします。
 何か先天性(生まれつき)の傷害があるように思われます。
 気をつけて観察していきたいと思います。

カルメ焼きを作りました。

2011年06月25日 | 日記
6月13日(月)

 今日は昔、屋台でよく売っていたカルメ焼きを作ってみようと思います。

 上級生は何回か作っているので、新入生が上手に作れるようにみんなでサポートしたいと思っています。

【準備】

 ザラメ、重曹(炭酸水素ナトリウム)、卵白、温度計、お玉、ぞうきん、加熱器具

【方法】

 ・お玉の上にザラメをのせて、水を入れる。

 ・お玉ごと加熱する。
 
 ・温度が120度になったら、重曹と卵白を混ぜたものを加えて素早くかき混ぜる。

 ・乾いたぞうきんの上にのせて、ふくらむのを待って完成。


 上級生の作った見本品を中学生が食べて、できあがりを想像します。


 いざ、自分たちも作ります。ザラメ(砂糖)と水を入れて、このように加熱します。


 加熱すると、このように砂糖が溶けてきます。


 温度が高くなると、水が沸騰しているように激しく泡立ちます。
 このようになったら、温度計を入れて慎重に加熱します。
 ここが、成功するか、失敗するかの分かれ道です。


 水分がほとんどなくなってくると、泡の音が変わります。
 こうなると、ほぼ成功です。


 先輩と同じように雑巾の上に乗せます。


 少し膨らみ方が少ないような気がしますが、完成しました。


 はしで取って食べてみました。
 味はなかなかのものです。


 手で触るとボロボロと崩れます。


 違う班の作品です。これはなかなかのふくらみですね。


 ろ紙の上に乗せてみんなで試食会です。


 違う班の挑戦です。


 こんな感じで上級生と新入生が組になって作業します。
 

 全体ではこんな感じで作業しています。


 高校一年生グループです。
 火が止まってしまったので、もう一度つけています。


 今日の作品の中で一番うまくいったカルメ焼きです。
 もちろんみんなで食べました。

【感想】

 ・今日のカルメ焼きは高1のメンバーでやってみました。
  三回ほど行いましたが、そのうち一回しか成功しませんでした。
  しかし、失敗しながら最後には成功したので、楽しかったです。[高1]

 ・久しぶりにカルメ焼きを焼いたので、とても楽しかった。
  過去に作ったものよりも上手に出来たし、おいしかったです。
  新入生に作るコツを教えてあげることも楽しかったことです。
  また、やってみたいと思います。[中2]

 ・三回作ってみて最後に成功しました。
  次の実験も成功できるように頑張りたいです。[高1]

 ・見栄えも最高にできあがり、さらにおいしく食べられたので良かったです。
  とても楽しかったです。[中1]

 ・今までカルメ焼きを作作ってきたので、今回は一回目で成功しました。
  作るコツをつかんできたので、良かったと思いました。[中2]

 ・何回やってもよく膨らむようになりました。
  一回も失敗しなかったので良かったと思います。[中2]

 ・カルメ焼きは何度も経験していて、前回作ったときもすべて成功していました。
  しかし、今回は、久しぶりに作ったせいか、始めの一回は失敗して、うまく膨らみませんでした。
  2回目以降はコツを思い出したので成功して良かったと思います。[高3]

 ・ほとんど成功したので嬉しかったです。[中2]

 ・カルメ焼きを初めて作りました。
  そのためか、2回目まではうまくいかず、困っていました。
  先輩のアドバイス通り作ったら3回目で成功したので良かったです。[高1]

 ・生まれて初めてカルメ焼きを作りました。
  なかなか成功しなくて大変でした。
  何回かチャレンジして、最後に何とか固まってくれました。
  食べてみると意外に美味しくてビックリしました。
  少しコツが分かったので、次に作るときには、お店で売っているようにうまく作りたいと思いました。[高1]

 ・何度作っても成功できるようになりました。
  去年は失敗を繰り返していたので、経験は大切だと実感しました。
  おいしくできて良かったです。[高2]

 ・2回目だったがうまく出来ました。[中1]

 ・カルメ焼きは何度も失敗して、最後に成功したのですが、何とかうまくいって良かったです。
  カルメ焼きを科学すると、炭酸水素ナトリウム(重曹)が加熱されて、二酸化炭素が発生し、その気泡で膨らむことが分かりました。
  これを実際作ってみると、最後に炭酸水素ナトリウム(重曹)を加えて激しくかき混ぜて火から離しているのに膨らむので、余熱で反応し、膨らんでいることが分かりました。[高1]

 ・みんな上手に作っていて楽しそうでした。
  私は最近甘いものが苦手になってきたので食べませんでしたが、甘いにおいがして美味しそうでした。 [中2]