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1.18 フクロウと出会って

2012年01月30日 | 日記
1月18日(水)

 フクロウを保護した事について意見を書いてくれました。
 一部紹介したいと思います。

・今日、フクロウを学校で保護したことを内田先生から聞きました。私たちは助けてあげたかったのですが、猛禽類ということで何も出来ませんでした。保護するために、大きな網やフクロウをおびき寄せるためのエサを用意したり、舞台の上に登ったりと大変だったと思います。何もしなければ、フクロウは生きていなかったかもしれないと思うと、理科部としても良い事をしたと思います。
 理科部として何が出来るのかは私にも分かりません。しかし、私たちに出来ることは何でもしたいと思っています。
 今日は、実際にフクロウを見せてもらいました。
 私はフクロウをこんな近距離で見たことは初めてです。
 「ハリーポッター」に出てくるシロフクロウによく似ていました。目は丸くて見た感じはとても可愛いです。このかわいいフクロウですが、内田先生はどうなるか分からないと言いました。今後どうなるのかは分かりませんが、このフクロウには生きていって欲しいと願います。内田先生と一緒にいると不思議といろんな動物と出会う機会が多いような気がします。なぜかは分かりませんが、私たちにはとても貴重な体験になっていると思います。これからも、命を大切にする理科部でありたいと願います。[高1女子]

・内田先生がフクロウを私たちに見せてくれました。目がクリクリしていてとても可愛かったです。ずっと見ていたかったです。しかし、フクロウはワシやタカと同じ猛禽類という仲間だそうです。そのために、私たちもケージの外から見ましたし、法律もいろいろあるという事も聞きました。可愛いだけではいけないという内田先生の言葉がとても印象的でした。  [中3女子]

1.18 一瞬で凍るジュースを作って

2012年01月30日 | 日記
1月18日(水)

 一瞬で凍るジュースを作ってみた感想を紹介します。(一部抜粋)

・本来は、ジュース自体はペットボトルの中で凍らないはずです。しかし、今回の実験では「炭酸ジュースのシャーベット」になってしまいました。どうして氷と食塩だけで炭酸ジュースが凍るのでしょうか。氷は溶けるときに周りの温度を吸収することによって温度を下げます。溶けたときに周りに塩があると、塩が溶けて塩水になります。塩水が凍るのは0℃以下なので、氷が水に変われば変わるほど温度が下がっていくと考えられます。最高で-21.2℃まで下げることが出来ると考えられています。
 また、炭酸ジュースは-10℃ほどで凍るそうです。
ということは、今回の実験では食塩を大量に入れたために炭酸ジュースの凍る温度以下まで下がってしまったということなのではないでしょうか。時間のかかる実験ですから、次回実験するときには、何カ所かに分けて、食塩の量と氷の量を変えて実験してみると成功するのではないでしょうか。つまり、今回の実験の成功を左右するポイントは温度にあると言えると思います。
 実験書にはこの温度が書いてありません。
 調べてみると、-7.5℃で保存するとか、振動や衝撃を与えずに冷やすとか実験を成功させるヒントがみつかりました。このことも次回の実験の工夫になると思います。
 
 今回の実験の考察に戻ります。
 今回の実験では炭酸ジュースが氷になりました。しかも、よく観察してみると、氷の内側は液体で空洞が出来ました。水を冷蔵庫で凍らせるときに、急いで出すと氷の表面だけが凍って内側は水のままの時がありました。氷が凍るときは、表面から凍る性質があると考えられます。今回も、ペットボトルの表面が冷たいため、表面から凍っていき、内側までは凍らなかったと推察できます。ここにも、次回実験を成功させるヒントがあります。凍らせる時間が長すぎたと言うことです。
次回の実験では、これらの経験を生かして、是非成功させたいと思います。
            [高1男子]

・炭酸のジュースを凍らせると炭酸が抜けることが分かりました。しかし、その原理がよく分かりません。是非調べてみたいと思いました。 [中2女子]

・みんなで氷を細かく割る作業が思った以上に時間もかかり、大変でした。炭酸飲料のペットボトルを切り開くと、激しく泡が出てきてビックリしましたが、凍りすぎてしまい、氷になっていました。この様子を観察すると、うっかり炭酸飲料のペットボトルを落としてしまった後で、フタを開けたときの様子によく似ていました。
 だから、次回実験するときには振動を与えないようにしたら良いのではないでしょうか。    [中3女子]

・凍った炭酸飲料のペットボトルのフタを開けたときはペットボトルの口が炭酸飲料の氷でふさがれていて、何も変化が起こりませんでした。しかし、ペットボトルをカッターで切り開くと、勢いよく出てきてびっくりしました。以前、一瞬で炭酸飲料の炭酸を抜いたことがあり、そのときも激しく泡が出ましたが、今回は比べられないほど勢いよく泡と液体が飛び出てきたので驚きました。ペットボトルの中は氷に押さえられ、相当な圧力になっていたのだと感じた実験でした。[中3男子]

・部活の後半から参加したため、実験室に到着したときは炭酸飲料が凍ってしまい、実験そのものは失敗に終わったと聞きました。しかし、凍った炭酸飲料を細かく割って食べたい人が美味しそうに食べていました。その人達の笑顔がとても印象的で、実験としては失敗かもしれないけれど、活動としては大成功だと思いました。
 また、実験は失敗したらまたやれば良いので、次回の工夫を考えていきたいと思います。[高1女子]

1.27 電気のいらないカラオケマイク

2012年01月29日 | 日記
1月27日(金)

 今日は、電気のいらないカラオケマイクを作ります。
 糸電話の原理を応用した「バネ電話」です。

 
 まず、ボールペンやサインペンなどに針金を巻きます。

 
 次にプラスチック製のコップの下半分に厚紙を巻きます。
 これを2つ作ります。

 
 プラスチック製のコップの底にキリで穴を開けて針金を通し、セロテープで固定します。これで出来上がりです。

 
 さっそく使ってみます。
 耳を近づけるとエコーがかかった声が聞こえてきます。
 大成功です。
 今回は、材料が足りなくて一部の人だけがバネ電話を作りました。
 次回は、全員で作ってみることになりました。
 
 

 

 

1.25 77円電池

2012年01月29日 | 日記
1月25日(水)

 今日は77円電池を作ることになりました。

【準備】

 食塩、純水、500ミリリットルビーカー、マグネティックスターラー、マグネット、
 ティッシュペーパー、発光ダイオード、電子オルゴール

【手順】

1 500ミリリットルビーカーに水と食塩を入れて、マグネティック
 スターラーでよくかき混ぜて、飽和食塩水をつくる。

2 1で作った食塩水にティッシュペーパーを浸す。

3 2で作ったティッシュペーパーを10円玉と1円玉の間に挟む。

4 3の操作を繰り返し、77円分の硬貨を重ねる。

5 4で作った77円電池に発光ダイオードや電子オルゴールにつなぎ、電流が流れてい
 ることを確認する。

 
 マグネティックスターラーで飽和食塩水を作っています。

 
 マグネティックスターラーでよくかき混ぜているところです。
 ビーカーの中にマグネット(磁石)が入っていて、激しく回転しています。

 
 硬貨に飽和食塩水で浸したティッシュペーパーを乗せていきます。

 残念ながら、今回はなぜか電流が流れませんでした。
 次回、もう一度チャレンジしてみようと思います。 

1.23 フクロウの強制給餌

2012年01月29日 | 日記
1月23日(月)

 保護したフクロウの「フク」は、まだ自分でエサを食べてくれません。
 このまま何も食べないともっと弱ってしまいます。
 だから、強制的にエサを食べさせます。
 
 
 エサをほしがっている「フク」です。
 可愛い顔をしています。
 
 
 まだエサをねだっています。

 
 手袋をして、大きなピンセットで口を開けて、そこに左手の親指を入れます。

 
 エサをピンセットでつまみます。
 今日のエサは鳥の心臓、肝臓、ササミにビタミン剤とカルシウム剤を振りかけものです。

 
 このようにのどの奥にエサを入れます。
 すると、鳥の本能で飲み込みます。
 
 
 食べた後は、このようになでてあげると喜びます。
 このまま、寝てしまうこともあります。

 
 とてもおとなしい「フク」ですが、足の爪を見ると猛禽類だとよく分かります。