6月2日(日)
あま市甚目寺の水田(田んぼ)で、変わった生き物を見つけたので紹介します。
水田です。
ダルマガエルです。
この水田には、アマガエルもたくさん見かけました。
水面で何かが動いています。
今度は枯れ草に止まりました。
近づいて写真を撮りました。
すると、貝のような形をしていますが、何か変です。
しっぽのようなものが盛んに動いています。
カイミジンコにしては巨大すぎます。
調べてみることにしました。
どうやら、この生き物は「カイエビ」のようです。
カイエビは、節足動物 甲殻亜門 鰓脚綱 双殻目 カイエビ亜目およびタマカイエビ亜目に
属する動物です。
全身が二枚貝のような甲羅(こうら)に覆(おお)われ、その隙間(すきま)から
脚(あし)を出して泳ぎ回ります。
水田でよく見かけます。
カブトエビやホウネンエビと一緒に現れることが多いようです。
卵は耐久卵(乾燥しても死なずに耐えることのできる卵)をつくり、
一時的な水たまり環境に適応することで、水田という特殊な場で生き延びてきたと
考えられています。
世界的には、約200種が知られていて、日本では7種ほどが知られているそうです。
学校に持ち帰り、飼育してみようと思います。