金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

症例報告(肩関節周囲炎)

2015-12-28 21:07:05 | 肩関節
どうしてこんな信じがたい事が起こるのか???



臨床から学ぶことは多いです。



とても重要です。



あなたとこの事実を共有させてください。











どうも(^_^)



今年は自分で言うのもなんですが、とても成長出来た年だったと思います。



とは言ってもまだまだ未熟者には変わりないですが、、、



自分のマインドにもかなりの変化があった年でした。



しかし、、、変わらないものもあります。。。



それは、、、嫁さんとの主従関係です、、、(._.)



来年こそは<(`^´)>



と、ひそかに誓う男です。。。(;´Д`)












さて、今回は臨床で気づいたことを書いておきたいと思います。



肩関節周囲炎の患者さんで、8割がた良くなったいる患者さんなのですが、、、



治療後にはまずまずの成果が得られるのに、次に来院した時にはまた8割に戻って来院すると言う事を繰り返していた患者さんなのですが、、、



一通り考えられる場所の評価、治療はしたつもりだったのですが、、、



治療後にはほぼ良くなることから、もうほぼ完治なのかな~と勝手に思っていました。



なんとバカなんでしょうか。。。(;´Д`)



しかし、、、



その8割の仮定を何回も繰り返すことから、、、



これはなんかおかしい。。。



と、思い始めて少し考えてみました。。。



もしかしたら、見落としている部分があるのではないか。。。



でも、一通り評価したが、、、(+_+)



してない細かい部分を再度やってみよう!



と言う事で、探しました。。。










ありました。見落としている部分が。。。









なんと、、、








反対側の
腕橈骨筋が原因でした。





まさかの反対側です(T_T)



いやね、アームラインの特性から反対側への影響は知っていたのですが、、、




まさかの、腕橈骨筋まで行っているとは、、、



非常にいい勉強になりました。









分かっているつもりでも、分かっていない事ってあるものです。。。



その患者さんは次に来院した時には95%はいい感じだと、本人も言っていました。



私が未熟なばかりに患者さんに痛い時間を多く過ごさせてしまいました。。。



申し訳なく思います。



しかし、それよりも自分の怠慢に腹が立ってしょうがないです。。。




これを忘れないようにと、ここに記録しておくと共に一層の努力をしなければと誓いました。







今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)




また次回。







おわり

勉強会の反省

2015-12-26 20:57:41 | 思い
うちの仕事場では週一回の勉強会を実施しています。



アウトプットは最大のインプットです。



私はこの様な場をすごく大事に考えています。









どうも(^_^)



今日の夕飯はカレーです(*´ω`*)



しかし、嫁さんは疲れた顔をしながら料理していました。。。



ここはひとつ、私が元気づけてあげなければ!と、思い、、、嫁さんに、



「おつカレー(*´▽`*)笑」



、、、、、、、、、(`・ω・´)




睨まれました。。。



先生、、、私のアプローチは間違っていたのでしょうか。。。



結果を出せなかった男です(T_T)











さて、今回は番外編と言う事で、、、



うちの仕事場での事で、起こったことを書いてみたいと思います。



治療のコンテンツはゼロなのですが、、、



良ければお付き合いください。






うちの仕事場の勉強会でのことです。



今年最後の勉強会と言う事で、この勉強会の反省、やり方の見直しを考えてみようと、



ディスカッションをしてみました。






現状、私の仕事場では、私の感じる所、、、



私と、周りではかなりの温度差があると感じています。



つまり、自分で言うのもなんですが、、、勉強意欲がある人間が少ないのです。。。



中には向上心があるスタッフもちらほらいますが、、、



全体的に仕事をこなしているだけの印象です。



ですから、私が無理やり勉強会をさせている感じが否めません。。。



発表するのもほとんど毎週私です。。。



そこでみんなに聞いてみました(=゜ω゜)ノ



「この一年勉強会を毎週やってきてそれぞれメリットはあったのですか?」



「来年も皆さんにとって続けるメリットはあるのですか?」



と、、、そうしたら、全員が、、、



「続けるべき」




と、答えました。




ふ~ん、、、まあ、そりゃ表向き、私は勉強意欲がありますってしとかなきゃね。。。



じゃあ、なんで続けるべきだと思うの?



じゃあ、なんで発表したりしないの?




と、思いましたが、、、理由を聞いたら、、、








理由が、



何を発表したらいいのか分からない、



私に発表してもらった方が勉強になるから、



自分は発表したりできるレベルではない、





といったものだそうです。。。



この事を聞いた時、私は他の人達との考え方が全く違う事に少し安心してしまいました。



どうしてかと言うと、、、



普通の人達と同じ考え方では絶対に成功しないと思っているからです。



まあ、それはともかく、、、



この皆さんの考え方は、全く自分自信でなんとかしようと言う気持ちが全くないのです。



他人任せなのです。



これでは成長できるはずもありません。



さらに、私の発表はレベルが高すぎてついていけません。等言い出す始末。。。



そんなにすごい事は発表していないんですが、、、



本当に自分の事しか考えてないんです。。。




他人に何とかしてもらおうとしか考えておらず、自分で行動しようと言う気持ちが本当に無いんです。



ハッキリ言って、なぜレベルの低い人に合わせなければならないんでしょうか、、、



百歩譲って、理解しようと努力したけど無理だったから、もう少し分かりやすいような発表をしてもらえないかと言うのならちょっとだけ分かります。



しかし、何も行動せずに他人に何とかしてもらおう、自分は悪くない、他人のケチばかりつける、言い訳ばかりする、、、



こんな人が成長できるはずもありません。



現代っ子の特徴なのか、ただ若いから何も分かってないだけなのか、、、



その辺の事も勉強会を通じて、伝えてきたつもりだったのですが、、、



人に伝える、人を動かすと言う事はとても難しい事だと改めて思いました。







来年はそのあたりの事も自分の課題としていかなければなりませんね(*'ω'*)




という愚痴も混じったお話しでした。




しかし、「行動した事にしか意味は無い」という言葉の意味を早く理解してほしいものです。。。







今回は以上です。






おわり


想像してみて下さい。頸椎の回旋制限を改善できる自分を、、、

2015-12-25 21:19:00 | 頸椎
ちょっとだけ想像してみて下さい。この文章を読んだ後、、、



頸椎の回旋制限で困っている患者さんを治療、改善して、、、



患者さんに感謝されている、自分の姿を、、、



その姿こそあなたの治療家としてあるべき姿ではないでしょうか???








どうも(^_^)



クリスマスと言う事で、患者さんからたくさん頂き物をしました。



ありがたいですね~(*´ω`*)



患者さんの感謝の気持ちに応えるためにももっと精進せねば!



と、気合いを入れなおした男です(・へ・)









さて、今回も頸椎シリーズを続けていきたいと思います。



前回は、頸椎の屈曲、伸展制限でのアプローチで、遠位から行く方法について勉強しました。



今回は頸椎の回旋制限についてやって行きたいと思います。



特に、前回に引き続き上部頸椎を診て行きたいと思います。






まあ、上部頸椎で回旋と言ったらここしかないでしょう。。。



そう、環軸関節ですね(=゜ω゜)ノ



ここしかないでしょう。



頸椎全体での回旋角度は、片側で80度です。



その半分の40度をこの環軸関節が占めています。



メチャクチャでかいですΣ(゜Д゜)



環椎後頭関節では5度と小さい。他の頸椎椎間関節も似たり寄ったりです、、、



C7/TH1では2度と若干の差はありますが、、、



つまり、回旋制限に対してもこの上部頸椎へのアプローチによって大きく変化を出せる可能性があるのです。



前に述べている後頭下筋群も重要ですね。



しかし、今回は頸部の回旋に関わる離れた部位の筋をご紹介したいと思います。



それは、、、ズバリ、、、



広背筋です!Σ(゜Д゜)





なんと背中の筋肉です。ここのSPASMが頚の回旋に大きく関与しているようなのです。



ただ、上部頸椎との関連はイマイチ自信が持てませんが、、、



しかし、広背筋をリリースすると頸部の回旋制限が改善する事が多いと言うのが事実あります。



広背筋ってすごい筋肉だな~と感心します。



身体の背面中央にて、頚にも腰にも影響を与え、



FL(ファンクショナルライン)として機能的にも作用する。






まあ、このFLの事を知っていれば回旋に関わる要素を持っているのはすぐに想像できますが、、、



アナトミートレイン様さまです(*´▽`*)








今回は以上です。



今回も読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます。



今年もあと少し、お体に気を付けてお過ごしください。







おわり



この事実を知るまでは上部頸椎の治療が出来るなんて言わないでください、、、

2015-12-24 22:24:01 | 頸椎
間違えないでください。。。



上部頸椎の動きの改善には様々な方法があるのです。



決して、患部だけを治療対象にしないで下さい。



そしてこの秘密をあなたと共有させてください。。。







どうも(^_^)



メリークリスマス、、、イブですね(*´ω`*)



我が家の子供達は保育園にサンタが来たよ!と喜んでいました。



しかし、子供ながらに不思議に思ったのか、、、



「サンタさんは、家にも来るし何人いるの?(*'ω'*)」



と、聞いてきました。それはね、、、



「サンタさんはみんなの心の中に一人だけいるんだよ(;^ω^)」



子供達は、「???」



どうも、意味不明なロマンチストがキモイ男です。。。(*‘ω‘ *)








さて、今回も頸椎の勉強を続けていきたいと思います。



前回は、後頭下筋群のお話でした。



ROMに深く関連があるというお話でしたが、、、



今回もその続きです。





後頭下筋以外でも、この上部頸椎の動きに関連してくる部位をご紹介したいと思います。



私の経験側も入ってくるので、絶対とは言えませんが、、、



ズバリ、、、



小胸筋がこの上部頸椎の動きに密接に関わってくるようなのです。




小胸筋のSPASMは上部頸椎の動きを制限するようなのです。





上部頸椎の動きが悪い人は決まって小胸筋が固い。。。



逆に小胸筋が固い人は上部頸椎の動きが悪い。。。



あれ、反対に言っただけですね、これでは、、、(´・ω・`)






とにかく、事実として臨床の中でこの様な事が多くあります。



と、少なくとも私は感じております。



これも、やはり筋膜連鎖によるものなのでしょうかね。。。





そして、もう一部位をご紹介したいと思います。



それは、、、ズバリ、、、



腰仙関節です!!!






まさかの腰です( ゜Д゜)



あまり聞きなれないかもしれませんが、L5と仙骨の間の関節の事です。



この部位にアプローチする手技としては、SJF(関節ファシリテーション)が有名ですね。



私もこれ結構好きです(*´ω`*)



おそらくですが、ジンクパターンという概念から説明できるのではないかと思いますが、、、



事実、ここの可動性を出すことにより、上部頸椎のROM制限も取れるケースが多いと私は感じていますが、、、






良ければ参考までに。。。




今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



メリークリスマス(^^♪



素敵な夜をお過ごしください。






おわり

クリスマス直前でも頸椎についての勉強をしている志の高いあなたへ

2015-12-23 22:09:58 | 頸椎
あなたは自分が思っているより二倍賢いです。



周りが浮かれている時こそ、差をつけるチャンスだからです。



そうです、、、



周りより成長するチャンスがここにあります。。。











どうも(^_^)



最近よく子供に「サンタさん」について質問されます(*´ω`*)



かわいいですね。



よく外の空に向かって、〇〇がほしいです!!!って、、、



「サンタさんがおうちに入りやすい様に窓開けとけば?」



「サンタさん寒いからストーブつけといてあげれば?」



なんて優しい。。。(T_T)/



間違いなくこの優しさは父親譲りだと思い込む、親バカな男です(´艸`*)笑









さて、今回も頸椎シリーズと言う事でやって行きたいと思います。



毎回少しづつ進んでいくこの勉強。。。



と、言うのも人間一気に覚えられる量には限界があり、私が毎日ここでアウトプット出来る量も限界があるからです。



しかし、毎日少しでも続けることが私は大切だと思ってやっています。



同じ志を持つ先生方、お付き合いしてもらえれば幸いです。






さあ、前回は頸椎の触診、構造についてでしたが、、、



今回は頚の屈曲、伸展について勉強して行きたいと思います。



頸椎の中で屈曲、伸展のROMが最も大きいのは、、、



C0/C1の環椎後頭関節ですね。



屈曲位から最大伸展位まで約25度の可動域を持ちます。



全体で135度のうちの25度ですから、そこそこ大きいです。



次に大きいのが、C1/C2の環軸関節の約20度です。



この二つ合わせて45度のROMですからこの二つが、



屈曲、伸展のROM制限を改善するカギとなります。



もちろん、ここだけが重要な訳ではありませんが、、、



ここで、このC0/C1とC1/C2の関節の可動性に大きく関わっている筋を紹介しておきます。



もうお分かりの先生が多いと思いますが、、、



ズバリ、後頭下筋群です!!!









この起始と停止を見ただけでも深く関わりがあるのはなんとなく分かるのではないかと思いますが、、、



①大後頭直筋
②小後頭直筋
③上頭斜筋
④下頭斜筋



からなる、頚の伸展を主に行う筋群です。



ここをリリースする事により、屈曲、伸展のROMがかなりあがる事が多いです。



また、頭痛、目の疲れとも深い関連がある所です。



ここをリリース出来る事は、臨床においてとても大切な事だと思います。



そして、最後に得意のアナトミートレインの筋膜ラインで、この後頭下筋が何処に属すのか?



それは、、、



SBL(スーパーフィシャルバックライン)です。






ここで、ポイントですが、、、



この後頭下筋群は、どうも下腿三頭筋とのつながりが深いみたいなのです。



頚のROMが下腿三頭筋をリリースする事で、変化する事もあります。



面白いですね(;^ω^)



頚の治療に足を触るなんて、、、



身体はつながっているんです。






今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。







おわり