金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

肩関節周囲炎~屈曲障害、SFBL(スーパーフィシャルバックアームライン)~

2015-12-02 22:44:27 | 肩関節
どうも(^_^)


12月に入り寒くなりましたね(;´Д`)


この季節は何と言っても忘年会シーズンです。


ついつい飲み過ぎてしまい、肝臓の状態が気になります。。。(´・ω・`)


健康には気をつけねば。。。


お酒を飲み過ぎてはいかんぞう!!笑


寒く感じるのは季節のせいだけではないようです。。。


どうも(^^)、オジサン化が進んでいる男ですΣ(゜Д゜)







さて、今回からは肩関節周囲炎について勉強して行きたいと思います。


多いですよね(;´Д`)


しかも、様々な病態があります。




一般的なドクターの診断は、レントゲン撮っても、特に異常無し。


だけど、ROM制限、肩周辺の疼痛、夜間痛、などなどあれば、、、


「五十肩です。シップと痛み止めを出しておきます。あと、関節の動きを良くする注射をしましょう。」


こんな感じでしょうか。。。


しかし、これではほとんどのケースがよくなりませんよね。。。


この原因は、実は肩以外の場所に原因があるから良くならないんですよ(・へ・)


肩が痛いからと言って、痛い場所ばかり見ていてはいけません。





では、何処を診て行けばいいのか???


もちろん、最初に述べたように、肩関節周囲炎の病態は様々です。


キチンと、何処に原因があるか、評価してから治療をしなければいけませんよね。


ここが原因て言ってたし、とりあえずここを治療してみよう!


では、ダメなんです<(`^´)>


それは評価では無くて、自分の治療に患者さんを当てはめているだけなんです。。。


ここが悪い!という裏付けがあって、初めて治療に移ることが出来るんです。






うだうだ言いましたが、話しを戻して、今回の本題です。


肩関節周囲炎のROM制限の中でも特に多い、屈曲制限についてです。


屈曲障害があると、日常生活でもかなり不都合ですよね。。。


棚の上のものが取れない、洗濯物が干せない、髪が洗えない、、、、などなど、


この制限を取り除いてあげることが出来れば、患者さんは喜ぶこと間違いありません(^^)





こんな時、ここの筋肉を調整できれば、かなりの確率で改善が見られる部位があります。


もちろん、ここだけの治療で全てが治る訳ではありませんが、、、


何割かの改善は期待できます。ちゃんと正しく調整できれば、、、


その部位とは、、、







ズバリ、、、







腕橈骨筋です!!!







自分の経験上ですが、特に右側の肩関節周囲炎のケースは、この筋の調整で改善出来る割合が多いです。


更に言うと、重い物を持つ仕事、力仕事をする人の肩関節周囲炎ではここが原因の多くの割合を占めている事が多いです。


あくまで、自分の経験上ですが、、、


全ての肩関節周囲炎ではありませんよ!







ここで、得意のアナトミートレインの登場です(´艸`*)


腕橈骨筋は、アナトミートレインで言う所の、


SBAL(スーパーフィシャルバックアームライン)に属しています。







この図を見れば分かるように、三角筋や、僧帽筋とも連結があります。


ですから、腕橈骨筋の緊張が肩の痛みを引き起こしていても、何ら不思議はないのです。


身体はつながっている。。。


まさにその通りです。


前腕の筋が原因で、肩の障害が起こる事もあるのです。





今回は以上です。





読んで頂いている勉強熱心な先生。有難うございます(*´ω`*)



また次回。







おわり