金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

クリスマス直前でも頸椎についての勉強をしている志の高いあなたへ

2015-12-23 22:09:58 | 頸椎
あなたは自分が思っているより二倍賢いです。



周りが浮かれている時こそ、差をつけるチャンスだからです。



そうです、、、



周りより成長するチャンスがここにあります。。。











どうも(^_^)



最近よく子供に「サンタさん」について質問されます(*´ω`*)



かわいいですね。



よく外の空に向かって、〇〇がほしいです!!!って、、、



「サンタさんがおうちに入りやすい様に窓開けとけば?」



「サンタさん寒いからストーブつけといてあげれば?」



なんて優しい。。。(T_T)/



間違いなくこの優しさは父親譲りだと思い込む、親バカな男です(´艸`*)笑









さて、今回も頸椎シリーズと言う事でやって行きたいと思います。



毎回少しづつ進んでいくこの勉強。。。



と、言うのも人間一気に覚えられる量には限界があり、私が毎日ここでアウトプット出来る量も限界があるからです。



しかし、毎日少しでも続けることが私は大切だと思ってやっています。



同じ志を持つ先生方、お付き合いしてもらえれば幸いです。






さあ、前回は頸椎の触診、構造についてでしたが、、、



今回は頚の屈曲、伸展について勉強して行きたいと思います。



頸椎の中で屈曲、伸展のROMが最も大きいのは、、、



C0/C1の環椎後頭関節ですね。



屈曲位から最大伸展位まで約25度の可動域を持ちます。



全体で135度のうちの25度ですから、そこそこ大きいです。



次に大きいのが、C1/C2の環軸関節の約20度です。



この二つ合わせて45度のROMですからこの二つが、



屈曲、伸展のROM制限を改善するカギとなります。



もちろん、ここだけが重要な訳ではありませんが、、、



ここで、このC0/C1とC1/C2の関節の可動性に大きく関わっている筋を紹介しておきます。



もうお分かりの先生が多いと思いますが、、、



ズバリ、後頭下筋群です!!!









この起始と停止を見ただけでも深く関わりがあるのはなんとなく分かるのではないかと思いますが、、、



①大後頭直筋
②小後頭直筋
③上頭斜筋
④下頭斜筋



からなる、頚の伸展を主に行う筋群です。



ここをリリースする事により、屈曲、伸展のROMがかなりあがる事が多いです。



また、頭痛、目の疲れとも深い関連がある所です。



ここをリリース出来る事は、臨床においてとても大切な事だと思います。



そして、最後に得意のアナトミートレインの筋膜ラインで、この後頭下筋が何処に属すのか?



それは、、、



SBL(スーパーフィシャルバックライン)です。






ここで、ポイントですが、、、



この後頭下筋群は、どうも下腿三頭筋とのつながりが深いみたいなのです。



頚のROMが下腿三頭筋をリリースする事で、変化する事もあります。



面白いですね(;^ω^)



頚の治療に足を触るなんて、、、



身体はつながっているんです。






今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。







おわり