金沢市の『慢性腰痛』専門 整体院 樹〜悩める治療家のあなたへ〜

勤務柔整師が整体院を独立開業。
現在R5年 開業8年目の悩み

あなただけに私が使っている小円筋のリリース方法の一つをお伝えします。。。

2016-04-13 06:22:29 | 頸椎
これを試してみてくれませんか?



確かにゴリゴリ直接マッサージするのもいいかもしれませんが、、、



時間がかかるし、患者さんに痛みが伴う事が多いです。。。



賢い方法でリリースしませんか???











どうも(^_^)



先日、お酒を飲み過ぎて記憶を無くしました。。。



気づけば、自分の家にいて、なぜか人がいた形跡が。。。



起きた瞬間、頭が真っ白に。。。(+_+)



どうも、後輩と飲んでいてそのまま家で二次会したみたいです。



当然、その日には嫁さんの頭から角が生えていたのは言うまでもありません。。。



酒は飲んでも飲まれるな。その日は顔がパンパンだった男です(T_T)












さて、今回は前回に引き続き、小円筋のリリース方法についてお伝えしたいと思います。





前回の評価方法はどうでしたか?



変化でましたか?



出なかった人は申し訳ありません。。。



出た人は今回も読み進めてみて下さい。











私が使っているリリース方法の一つを紹介して行きます。



患者さんは背臥位とします。



坐位でも横臥位でも可能ですが、今回は背臥位で。。。



患者さんのポジションは、肩関節外旋位とし、軽度外転位、肘関節は伸展位とします。



肩関節の背側から手を侵入させ、四指で小円筋を触診、下方から上方へ押圧します。



正しく、小円筋の筋腹、硬結部を触診します。



私はこの時、中指で押圧します。肩関節の重みがあるのでそんなに力を入れる必要もありません。



右肩関節を治療するのなら、左手を侵入させましょう。






そして、他方の手で小胸筋を押圧します。



正しく、小胸筋の筋腹、硬結部を押圧できるようにしましょう。






そのまま、小胸筋を押圧したまま、小胸筋に少し揺らすように振動刺激を加えます。



小胸筋をマッサージする訳ではなく、意識はあくまで小円筋にあります。



この時小円筋も押圧したままです。



少し続けると、小円筋がリリースされていくのを感じられます。








ただ、小円筋をゴリゴリマッサージするよりも早く、痛みなくリリースする事が出来ると思います。



しかし、それでもリリースしきれない、頑固に凝り固まった小円筋はどうすればよいのか???



こんな時には、臀部も合わせてリリースします。



臀部のインナーをリリースした後に、再度小円筋にアプローチしてみて下さい。



また、いい結果が出る場合があると思います(*´ω`*)









どうでしょうか???




少しでも皆さんの臨床のお役に立てればいいのですが、、、



しかし、私が思うのは、、、どんな手技でも最初からうまくいくことはほとんどありません。



大事なのは練習しやり続ける事だと思います。



やり続けると、いろんなことが見えてきます。



途中で結果が出ずに諦めてしまうと何もなりません。



一度やってうまくいかないからと言って、投げ出さず試行錯誤してやり続けて下さい。



偉そうな事言いましたが、、、








今回は以上です。



読んで頂いている勉強熱心な先生。



有難うございます(*´ω`*)



また次回。









おわり








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4 コメント

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今日質問です。 (柔道整復師)
2016-04-13 09:48:54
小円筋のリリースについて、小胸筋も同時におさえながらとのことですが、小円筋は小胸筋とアナトミートレイン的につながりがあるのですか?
また、逆に小胸筋をリリースする際もこのリリースは使えるのかということと、先に臀部のインナーを緩めるとさらに効果的である理由も教えていただけると幸いです。
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筋膜のつながり (takahisa0705)
2016-04-13 12:40:07
質問ありがとうございます。
筋膜のつながりはアナトミートレインが全てではないと私は考えています。
もちろん、アナトミートレインのつながりは大切ですが、、、筋膜は全身つながっています。
骨盤が身体の土台であることは疑いようがありませんが、上肢においては肩甲骨が土台になると考えます。
小胸筋と小円筋は肩甲骨を介してつながりが強いと臨床で感じています。
その為、反対のアプローチも可能です。
小臀筋などは骨盤についているインナーであり、小円筋は肩甲骨についているインナーです。
この2つの上肢の土台の肩甲骨、身体の土台の骨盤の動きは連動しています。
その為、筋もつながりが深いと考えています。
実際、臨床でそう感じていますが、、、
あくまで私の考えですので、、、
参考になればよいのですが、、、
返信する
今更ですが (筋感)
2018-08-15 01:14:26
小円筋について考えていたところこちらのブログにたどり着きまして質問させていただきます。

小円筋って肩関節外旋の作用がありますが、殆どの患者様はデスクワークなどで内旋位にある場合が多いですよね。
ということは小円筋にアプローチするのではなく、内旋作用がある筋を弛緩させる方が結果として小円筋の負担を軽くするのではと考えてしまうのですがいかがでしょうか?
むしろ小円筋リリースはしない方が良いのか?などなど思うことがあります

といいつつ私自身も以前から小円筋リリースはよくよく行なっているのですがこの根本的な疑問がずっとありましてお伺いしてみたいと思いました。

お時間ある際によろしくお願いします。
返信する
Re:今更ですが (takahisa0705)
2018-08-30 21:29:25
ご質問ありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ありません。
小円筋について!
また、動画でご説明させていただきますね!
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