大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

祭りのあと 参院選終わる

2010-07-12 11:34:43 | 未分類
参議院議員選挙という祭りが終わった。

現職の地方議員が、国政に関心を持たないなどけしからん、と当然お叱りの向きもあろうが、
祭りが通過し、どのような議席構成になっても劇的に何かが起こるという期待も持てず。

もちろん選挙権は行使いたしました。与えられた選択肢の中から自分なりに書いて投じてきました。

地方分権でも地域主権でも、国の制約を外すことは、自分たちの自主自律と両輪で、
制度がまだなら、両輪のうちの片方、自主自律のためにできることを尽くしてみようということに、
参院選の前も後も変わりはない。

それにしても投票所って、同日同時刻に全国津々浦々で、同じように設営して、同じように職員を配置して粛々と執り行われている。
国政選挙の投票日って、「最大規模の全国同時多発イベント」で、参加者規模も最大でしょうね。
と、ふと思った。


夜は名古屋駅前で参院選パブリックビューイングに参加した。
数名のリンクする者同士が、さらに仲間を誘って集まると言うスタイルで、初対面の人あり、久しぶりにお会いする方あり。
イデオロギーを越えて、世代を超えて、国政も地方政治もごった煮に、思うことを語り合う。
政治って硬い話のようだけど、生活に密着するものもあるし、漠然とあるいは具体的に今の政治への不満や疑問を抱えているのはそれぞれある。

政治ってタブー視されている場面が多々あるけど、今日の夜はあちこちで、家庭でだったり仲間達とだったり、普段は政治を話題にしない人までしゃべってるんだろうな。
その中のひとつの場面がこの名古屋駅前の居酒屋のごった煮の集まりなわけで。
などと思いつつ・・・

その居酒屋の座敷にはスクリーンがあって、NHKの開票速報をずっと流していた。(多分企画した人がセッティングしてくれたんだろう)
テーブルに分かれていろいろ話しながら、時折、NHKの中継を見て全員が口をとめ、速報値が話題に切り替わる。
面白い情景。テーブルに分かれていながら、妙に共有した一体感が時折やってくるわけだ。
政治に対して抱く思いは、コアなものから一般論まで様々。それを、開票速報というスパイスをまぶし絡めながら、時に暑苦しくときにフランクに、政治という具財のごった煮をつつく。
こういうごった煮をつつけるうちは、この国はまだ捨てたもんじゃない。あきらめることはない。
そして私は当事者として、あきらめさせないために、できることをやっていくのだろうな。