大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

「南海トラフ大地震は来る!~妊婦・乳幼児・女性を守るために~」に参加して。その6

2016-12-29 01:30:22 | 防災 

12月3日に参加した表題のシンポジウムからのメモです。

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【パネルディスカッションを講師と内容でソートしてメモ書き】
災害ボランティアコーディネーターなごや 椿佳代氏
「自衛で大事な3つは、絶対に生き残る意思を持つこと、備えること、知恵をつける(知ること)こと」
「子どもを守れると思うなかれ、子どもに自らを守る術を教えよ」「1歳の子でも遊びの中で教えれば、自分で自分の身を守る行動ができるようになる」
「専門家はだいじ。でも全部の現場に居てくれるわけじゃない。だからみんなで学んで、対応できる人を増やしていこう。目の前の困ってることを何とかするということ。型で用意するんじゃなくて知識で対応する。」

(日本福祉大学こども発達学科)塩崎美穂氏
「人を安心させる仕事、保育者の役割、専門性。」「保育者の専門性が流通する有効性」
「全ての保育園が避難所になり得るか?地域の人を受け入れるのはムリとほとんどが言うだろう」「保育士不足。100人新卒があっても500人の求人が来る。過酷な現場で続けられないから供給しても追いつかない。疲れている保育の現場で、災害時は預かってるこどもの安全最優先だから避難所までやれないと思うのもムリもない」
「平時から保育の質を上げておくことは非常時に有効」「もとから地域の拠点になるような場、平時から園児と保護者だけでなく地域と関わりを持っている、リーダーがいる場合は災害時に避難所として機能し得る、ことがやまなみ園の事例で実証」
保育士、保育園の社会的存在。社会的有効性、の論点。

あいち小児保健医療総合センター副センター長 山崎嘉久氏
「避難所はなぜ体育館なのか」
「避難所で病人は出る?バイ菌は人から人へ移るもの、混雑してる環境は蔓延させる」
「女性、こども、とは限らず、いちばん弱い人にあわせて考えれば全ての対策になり得る」

藤井氏
性別で避難所を分けるのはどう?→「助産師さんが自主的に避難所を用意して妊婦さんのケアをしようとしたが、夫NGなためにあまり利用されなかった。男女混合、女性だけ、子連れ、などで世帯を大きく区分してみた避難所はうまくいったと聞く」
「自身も被災して診療や通勤ができなくなった看護師さん、医師の方も避難所で医療に当たられていた」

Facebookの個人フィードにメモ書きしていたものを再掲。内容ごとに7回に分けてあります。
個人フィードに掲載後、主催者されたみなさんにも、内容を確認していただいています。
主催側の公式なまとめではなく、参加者として書き留めたものです。
個人フィードに掲載後、日にちが経ってから見に来てくださる方もかなりいらっしゃるので、より共有しやすいウェブログにも掲載することにしました。


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