大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

「南海トラフ大地震は来る!~妊婦・乳幼児・女性を守るために~」に参加して。その3

2016-12-29 00:47:08 | 防災 

12月3日に参加した表題のシンポジウムからのメモです。

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熊本こども・女性支援ネット代表 藤井宥貴子氏からの事例報告「避難所で何がおきたか」

【以下報告からのメモ】
男女共同参画センターの指定管理者。管理者として行政の指示に従うと思っていたが、職員は出払っていて連絡つかない。避難所指定されてなかったので備蓄品もそれほどなかったが、夜間に避難してくる市民はあった。
何をしたらいいかと、全国の男女共同参画活動仲間に問いかけた。東北で経験した仲間から、性被害防止の啓発をしてほしいと助言があった。
地震の前の年と今年で、性被害の届出件数にはあまり変わりないが、届出されない事例は多くある。
避難所キャラバンで聞き取りをした。授乳や着替えを覗かれた、消灯後に休んでいたら触られた、高校生男子が成人男性からの被害にあったことも。
生理用品は物資で届くが、男性の目に触れずに受け取り保管することができない、との困りごとでは、避難所の女性用トイレに配備してもらうよう要請、対応してもらった。
こんなときに自分だけの困りごとや悩みは言えない、と抱え込んで後に長期間精神的に落ち込むことがある。
乳児の泣き声、精神面で不安定になった幼児がぐずるなどで、迷惑になるからと避難所に入ることをためらって、車中泊するケースも多い。
しかし、性被害防止啓発チラシでは、男性視点も必要だとも気づかされた。

【会場からの質問】
「性被害は本当に起こるものなのか?」
あいち小児保健医療総合センター副センター長 山崎嘉久先生「非常時に性衝動が強くなることは、種の保存の本能として、まったくおかしなことではない。歴史上、戦争などでもそうしたことはやはりあった。」

写真は配られた資料の一部。書き起こしの補足に。


 

Facebookの個人フィードにメモ書きしていたものをこちらにも掲載しました。内容ごとに7回に分けてあります。
個人フィードに掲載後、主催者されたみなさんにも、内容を確認していただいています。
主催側の公式なまとめではなく、参加者として書き留めたものです。
個人フィードに掲載後、日にちが経ってから見に来てくださる方もかなりいらっしゃるので、より共有しやすいウェブログにも掲載することにしました。


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