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自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

ヨコズナサシガメ脱皮

2011-09-19 04:46:21 | 昆虫
桜の木の幹の窪みにヨコズナサシガメの幼虫がたくさんいました。そのなかで脱皮中の真っ赤な個体がいたので観察しました。
脱皮という一番危険なときになぜ目立つ色になるのでしょうか?
成虫は腹部が白く横綱をつけているようにみえるので、この名前がつきました。カメムシ目サシガメ科。14mm。 

モズの高鳴き初観測。

真黒な服をぬぐと、真っ赤な上半身がでてきました。



透明感があってきれいです。



全部の肢が抜けました。



肢をいろいろ動かしてみます。



黒い目の下の管が口で、鋭い注射針になっていて虫を刺してその体液を吸います。だからサシガメ科に属しています。



この針に赤い血液のようなものが流れています。



腹部の一部が黒い他は真赤でした。下に脱ぎ捨てた殻があります。



一日たつとほとんど真黒になります。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (tak)
2011-09-19 08:39:17
昨日はあんなに暑かったのに今日はとても涼しいです。
ばらの花に突き刺さるようにいるのが、もしかして彼らかな?  何をエサとしているのでしょうか?
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秋の訪れでしょうか? (ural_owl)
2011-09-20 04:09:17
tak さん、
秋は突然やってくるのですね、最近は。

ヨコズナサシガメは虫を刺してその体液を吸います。カメムシは植物の樹液を吸うものがほとんどなのですが、サシガメだけは肉食系です。
ですから人も指等刺されると、激痛がはしりますので、お気をつけください。
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