自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

バウモート保護区でヒゲワシ探し

2024-02-15 00:00:32 | スペイン北部ピレネー山脈探鳥記
バウモート保護区とは Buseuプロジェクト がハゲワシを保護するために管理しているエリアで、ピレネー山脈にはおよそ100のヒゲワシの繁殖ペアが生息しているそうです。
ハゲワシとはクロハゲワシ、シロエリハゲワシ、ヒマラヤハゲワシ、ヒゲワシの4種で、彼らは動物の死体を肉から骨まで、余すところなく、食べ尽くしてくれます。
それによって腐肉による病原菌の蔓延を防いでくれるなど、自然界には欠かせない存在なのですが、近年激減しており、保護活動が行われています。







バウモート保護区



バウモート保護区






ハイド
ハイドは山頂に向かって左、中央、右と3つありました。ハイドの前面は外から見えないマジックガラスでした。1つのハイドに2人入り、午後3時までは出れません。
この日は餌をまかないので、空が見える左側のハイドがいいといわれました。私は残りの中央のハイドに入りましたが、結果的に一番いい場所だったようでした。
ハイドのトイレとは、ただのバケツでとても使えるものではありませんでした。

左側の景色



中央の窪地に餌をまくようです。でもヒゲワシは骨が主食ですから、骨はけっこう散らばっていました



右側の景色 木のかげにハイドが



空が見えるハイド:左側



中央のハイドの場所



右側のハイド



トイレ用のバケツ



キツネが通過  10時、まずはキツネが通りました。人の気配を感じてか、こちらを凝視していましたが、見えていたのでしょうか?



















ヤドリギツグミが遊んで  11時前、ヤドリギツグミが広場で遊んでくれました。雌雄同色。
◆ ヤドリギツグミ   スズメ目ツグミ科  Mistle Thrush [bonapartei]  29cm  295.3E1  167






























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする