この時期にして最高の天気になりそうなので、迷わず今年好調の小野川湖へ。
６時過ぎ、ワンドもの駐車場もガラガラで、モービル通路は歩き易く１５分程でポイントに到着、最初の穴にテントを張って潜り込んだが前回とは反応もアタリもイマイチで、１０時ごろで４０匹、漁協に聞いたら外のテントも同じ位のようだが、それから昼までが激渋となった。
予想通りの天気は、快晴無風で１０時ごろからは暖房なしのテント全開、釣れないので眠くなって集中力が無くなるくらいで、皆さん露天を楽しんでいたようである。
午後になっても、ポッ～リ、ポッ～リで、２時で止めようかと思っていたら「入れパク」が来て３時まで頑張って８３匹であった。
朝から天気がいいので「ミック」を乗せて、ブラリ南相馬を目指すことにした。
川俣から飯館を通り八木沢峠を下りて南相馬市には１時間半、市内の商店街は平常を取り戻したかのように見える。そこから海岸に出て北上することにした。
東北電力原町火力の広大な敷地の前を通り抜けると真野川河口の漁港であるが松の木が４～５本立っているだけ見渡す限りマッサラで寂しい限りである。
北上して、松川浦に近い磯部地区は３０ｍほどの高台のため津波は免れたようであるが、浜に下りてみると手付かずの震災がそのままであった。
相馬漁港には、何時出港できるのか分からない漁船がズラリと並んでいて、その前の「復興丼」ののぼりに誘われて遅い昼食にした。
相馬から丸森に、阿武隈川をさかのぼり県境付近の「いなか道の駅、やしまや」で、コーヒーと福島には無い「あんぽ柿」を食べて帰ってきた。
５時に家を出て６時過ぎに小野川に到着、今日は小野川湖で知り合った釣り仲間の「どどんぱさん」と現地で会うことにした。
モービル通路は歩き易いが通路を外れると、連休に降った新雪がグスグス状態でどどんぱさんのカタツムリにたどり着き隣にテントを張る。
仕掛けを下ろしたのは７時半、魚探の反応も良く８時のチャイムのときには「ツ抜け」して、先週ほどではないが、切れ目のないアタリでこのままの調子は一束のペースであった。
それほど強くはないが風と雪が午前中吹いていて昼ごろに止んだが、テント内が新雪のグスグスが水が浮いてきて居心地が悪くなったので、１時半で終了８５匹であった。
どどんぱさんのカタツムリは床高なので問題はなく、流石の２束オーバーのところでお先に失礼した。しかしそれからが大変で午前中降った雪の帰りが、荷物が重いのか、体力不足なのかまで４回ほど休んでようやく車にたどり着いた。
釣って帰ったワカサギは、その日うちに「唐揚げ」にして酒のツマミ、夕食のオカズとして食べている。
我が家は２人なので惣菜としてはせいぜい３０匹程で、めったにないが沢山釣れたときは近所に配っていて８５匹は充分な釣果である。
ＡＭ６時過、小野川湖ワンド駐車場は土曜日なので満車、先の小野川にはガードマンの誘導で駐車して湖面に下りる。モービル通路がカチンカチンで歩き易く苦手なラッセルなしで簡単に対岸ワンドに到着した。
適当に開けたら反応がいいので１穴で設営、氷点下１０℃のテント内でのゴタゴタで７時半に始めたら反応通り入れパク状態である。電動２丁で最初にしては好調が続いた。外は快晴無風で１０時ごろになると日差しがテントに入り暖房要らずの絶好の釣り日和となった。
漁協の検察が来て、釣果を見てこの近辺で一番といわれビックリ、調子に乗っていたら決定的な「オマツリ」に遭遇、誰にも当たりようがなく最初から仕切り直し、その辺から調子が悪くなり電動の反応もイマイチとなってしまった。
ポツ～リ、ポツ～リの本来のアタリが続いて、大きな反応が現れないまま２時で終了した。今回は釣始めから１０時までが全てで、穴釣り初日は満足の１８３匹であった。
桧原漁協が桧原湖の一部と小野川湖の全面の氷上穴釣りを解禁した。
これまでは氷結から解禁がアイマイのままで、今回のような部分解禁を宣言したのは初めてのような気がする。
全面解禁は問題ないとして、桧原湖の目黒、白樺、コタカモリの部分解禁の境を漁協が明確にできるのか心配である。
