太平洋フェリーが東日本大震災の復興支援として、仙台～名古屋のフェリー運賃が３月末まで５０％ＯＦＦということで急拠名古屋に旅することにした。
昨年春に進水した「ニューいしかり」をあえて選んでの乗船で、１万６千トンの新造船は気持ちがいい、１２時５０分仙台出港で名古屋までは２０時間の船旅である。飲んで、食べて、風呂に入って、寝ての「ノンビリ、ダラダラ」の生活がフェリーの楽しみでもある。
１０時３０分名古屋港に着いて、電車で名古屋駅に、昼は「味噌カツ」を食べて、市内観光バス「メーグル」のルートに沿って定番の名古屋城、徳川園に降りて散策、テレビ塔のオアシス２１で時間調整して、腹も減ってもいないのに人気の「味噌煮込うどん」を食べて地下鉄で名古屋駅に、そこからは名鉄の直通バスがあり、１９時の仙台行きのフェリーに乗り込むことができた。
帰りも、同じ「ニューいしかり」で、また２０時間の「ノンビリ、ダラダラ」が始まり、あくる日の日中が長く、選抜高校野球、カラオケで時間を潰し１６時３０分仙台港に到着した。
今話題の、東京電力からダイレクトメールが届いた。
賠償金の請求マニアルを読んでみると、我々の場合は、３・１１から約１ヶ月間、「自主的避難等対象区域」に居住していて、放射線被ばくへの恐怖や不安で、正常な日常生活が阻害されたために生じた精神的苦痛に該当するようである。
当時を振り返ると、震災と原発事故をテレビ、新聞、それに放射能汚染を毎日コタツに入って見ていたら２０年ぶりに腰痛が再発して、精神的というより肉体的苦痛を思い出した。
この家を建て３０年、３個目の風呂、給湯のボイラーにガタが来た。
今まで何のメンテもしないで使かってきたツケが来たようである。モニターサインは「バーナーの不着火」、調べてみるとこの手の故障が多いらしくダメモトで暇に任せて燃料系を徹底的にバラしてみた。フィルター、ノズルのカーボン除去、電磁ポンプの分解清掃までしたが、そこはシロウト、回復することがなく工務店に世話になることになってしまった。
次の風呂はユニットバスと決めていたが問題は給湯である。それが娘夫婦がこの３・１１震災の３月入居を新築中であったが、あの節電問題が発生したため急きょ電気からガスに変更することに、そこで事前に購入していて不要になったＩＨヒーターを貰うことになったため「スポット電化＋エコキュート」になってしまった。
検討の末、いざ着工となると全てがクタビレているリフォームは、水回りの老朽化から始まり、床、壁、グレードに限がなく築３０年は、今後にズシッと応えそうである。
