じぃ~じの釣り日誌

渓流釣り、ワカサギ釣りとアウトドアのブログ

JR東日本

2011-04-30 | 東日本大震災

昨日、東北新幹線が全線再開通した。これはJR東日本の震災復旧の隠れた快挙に思える。

1978年 東北地方の新幹線工事が最盛期だったころ、宮城県の名取市内で工事に携わっていた時、宮城県沖地震に見まわれて現場がズタズタにされた記憶がある。

JR東日本は、宮城県沖地震を教訓に、地震対策として設計基準を見直し落橋防止工事や橋脚補強工事を徹底的に実施した結果、この桁違いの大震災でM9、震度7にも係わらず1ヶ月半程度の復旧工事で再開通させたのは『アッパレ』に相当すると思っている。

ちなみに、宮城県沖地震は、M 7.4  震度5強であった。


ミニ花見山

2011-04-23 | 自然とのふれあい

福島市の西部の平田地区には花木農家が多く、本家「花見山」には見劣りするがこの時期、レンギョウ、ハナモモ、トウカイザクラが見ごろだった。

本家の花見山は、今年は県外の観光客は殆どなく、震災、原発事故による避難者が癒しに訪れているとか。

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計画的避難区域

2011-04-20 | 東日本大震災

原発事故で半径20キロ~30キロの屋内退避区域と、今回の「計画的避難区域」の設定については、政府の後手後手の対応にはあきれたもので、最近になって、官房副長官と枝野官房長官が立て続けに現れて説明に躍起になっている。

又、明日は菅首相が、避難区域を設けたことの理解と、混乱を招いたことに対する謝罪に来るという。

もう謝罪はいいから、原発に何の関係もない地域の農作物、酪農の補償を早急に実施して、風評被害も勿論補償の対象にする。その外、振り回されている飯館村などには精神的なストレスも補償してもらいたいものである。

計画的避難区域とは、半径20k圏外で年間の積算放射線量が20mSvを超えるおそれのある区域を1ヶ月をめどに避難させるもので、地域住民にとっては過酷な国の指示である。(但し、これには法的拘束力はないという)


福島県産トマト

2011-04-11 | 東日本大震災

カゴメとベルモンテが今年の福島県産トマトを契約しないことをJA福島に通知したとのこと。

出荷、摂取に問題のないトマトにもかかわらず、大手食品メーカーは消費者に安心、安全が損なわれるという理由から事前の対応のようである。

福島県の農産物を風評被害から守ろうと様々な活動を行っているというのに、風評を助長するようなカゴメとベルモンテの態度は許すわけにはいかないので、とりあえずトマト、野菜ジュースは飲まないことにした。


緊急援助

2011-04-04 | 東日本大震災

山口県の萩市から被災者が多く避難している会津若松市に14㌧トラックいっぱいの救援物資と義援金2千2百万円が届いた。

戊辰戦争で敵味方に分かれた長州からの温かい援助で、野村萩市長と菅家会津若松市長の連携で達成したそうである。

萩市は震災後、大熊町の被災者を受け入れている他、風評で悩む会津の農産物を萩側のJAが仕入れて山口県で販売する計画も出ているという。

震災から20日、数ある支援の記事から、ホットな話題である。


風評被害

2011-04-02 | 東日本大震災

野菜と原乳が暫定基準値を超えたからといって、測定値に全く問題のない会津までが出荷停止になるのが理解できない。

福島県は横に長く、第一原発から西に180kもあるというのに、どのような基準で規制したのか出荷停止、摂取制限が出たことにより、福島県産全ての農作物の風評被害の拡大は間違いなく、長引けば福島農業の危機と思っている。

政府はここに来て、都道府県単位ではなく、基準値を下回った地域ごとに出荷停止を解除する、と言い出したが当然の話である。又、厚労省が天栄村の牛肉をセシウム汚染と発表した。しかし、その後の再検査で誤りであることが判明、風評をアオルようなあってはならないミスだ。