じぃ~じの釣り日誌

渓流釣り、ワカサギ釣りとアウトドアのブログ

秋田遠征

2007-07-23 | ぶらり遊行

山海のミーティング 7/20-22

梅雨真只中、計画中であった2泊3日の秋田遠征である。今回は、いつもの平さんと、秋田市に住み男鹿半島を中心に活躍されている、黒鯛釣りの名手のハンターさんとの「山海のミーティング」が主な目的であり、鳥海山麓のキャンプ場が会場である。

Dsc00765 初日は移動日で新庄で食料の買出し、雄勝峠を越え八島街道を通り、清水の里鳥海郷よりキャンプ場に入る。広大なテントサイトには、我1張りのみである。すぐ側を流れる川で明日の餌を獲る予定であったが、4時ごろになり天気予報通り雨が降り始めタープの中で、当然のごとく宴会が始まり、定年後始めた平さんの農場で生産された野菜を中心に焼肉で盛り上がってしまい寝た時間を2人共覚えていない。

Dsc00764 2日目の朝4時半起床、朝食をそそくさと済せて霧雨の中を車で3K先の登山口を目指し、途中の駐車スペースに車を止め渓に下りる。夕べの雨にもかかわらず、水は澄んできれいである、沢全体が硬い岩盤で形成されている鳥海山系特有の渓流なのであろうか、溯上するごとに滝が現れ、高巻きを余儀なくされる、滝ザラ場の連続で、魚止めの滝には必ず魚が住んでいると信じていたこれまでの釣行とは違い、初めての渓の難しさを感じた次第で、釣果はあえて差し控えたい。

Dsc00772 テントに戻り昼食、PM2時に秋田を出たというハンターさんを待つ、本日の夕食のメニューから焼き魚と骨酒が消え、それに変わる料理に力が入る。PM4時予定通りハンターさんが到着しミーティングの開催である。前日の宴会に比べ二人が三人になると盛り上がりが比例の倍付けとなり、黒鯛、岩魚、百姓とビール、ワイン、日本酒、焼酎が混合すれば誰にも止められない時間帯に突入する。永遠と迷ティングが続き、内容と結論を知る人は誰もいないまま3日目の朝を迎えることになる。

3日目は静かな時間が流れ正常な会話に戻り昼食をとり、テントを撤収して今回の秋田遠征を解散した。


蔵王再チャレンジ

2007-07-05 | 渓流釣り

源流釣行 7/4

前回の蔵王釣行で深酒のため、わずかの差で先行を譲ってしまった目標の渓に再チャレンジすることにした。今回も同伴者は平さんで、梅雨前線が北上ぎみで雨が降りやすい気象状況の中の決行である。

Dsc00687 PM6時、山道入口に車を止め20分程で目標の渓に到着、スタート付近は大岩の掛け上がりで、餌の現地採取が出来ず、とりあえず用意したブドウムシとミミズで挨拶代わりに竿を出し、岩魚のご機嫌を伺う、視界が70Mのガスと深緑の異様な環境は、暴釣モードに入っているものの反応がない、そして1時間程溯行しザラ場が現れ餌取りタイムとする、比較的流れがある所には川虫が多く、カゲロウは沢山いるが小さい、ピンキョロとオニキョロを採取し再開する、再開まもなく珍しく平さんの竿に初ヒット源流らしく色の濃い20㎝のイワナである、次は俺の番とばかり、そう時間がたたずに大きなアタリがあった、現地川虫の威力か、どうしても期待してしまう、しかし、そうしてくれないのが源流の岩魚たちで彼らがその難しさを演出しているのかも知れない、いつの釣行でも数の出ない我々の釣りは、この辺が一番楽しい時間帯なのである。

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10時半、朝が早いのでコンビニのおにぎりとカップヌードルの昼食タイムとなり、究極の餌と最高のステージを与えられて、なぜ釣れないか話題となるが結論はでない、長い昼休みが終わり再開する、午後に入り霧雨が雨に変ってしまった、ある程度予想はしていたが残念である、源流の雨は即撤退が原則であり中止とする、結果は私が4匹平さんは2匹である、釣果は少ないけど、この素晴らし渓流で楽しませてもらった岩魚に感謝し沢を下りることにした。

車に戻るころのは本降りとなりホットする、エコーラインを下り途中左折し、「日本秘湯を守る会」の我々温泉に立ち寄り、露天風呂で疲れを落とし今回の釣行を締めくくった。

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次回は、山形と秋田の県境付近に2泊3日を計画中で、その際、我々の仲間の“うきうきハンターさん”とのサミットも予定しており楽しみである。