朝から天気がいいので「ミック」を乗せて、ブラリ南相馬を目指すことにした。
川俣から飯館を通り八木沢峠を下りて南相馬市には1時間半、市内の商店街は平常を取り戻したかのように見える。そこから海岸に出て北上することにした。
東北電力原町火力の広大な敷地の前を通り抜けると真野川河口の漁港であるが松の木が4~5本立っているだけ見渡す限りマッサラで寂しい限りである。
北上して、松川浦に近い磯部地区は30mほどの高台のため津波は免れたようであるが、浜に下りてみると手付かずの震災がそのままであった。
相馬漁港には、何時出港できるのか分からない漁船がズラリと並んでいて、その前の「復興丼」ののぼりに誘われて遅い昼食にした。
相馬から丸森に、阿武隈川をさかのぼり県境付近の「いなか道の駅、やしまや」で、コーヒーと福島には無い「あんぽ柿」を食べて帰ってきた。