Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

近所にパイプタバコはあるのか?Part2

2005-06-23 | パイプに興味津々
 バンクーバーのダウンタウンにある店でパイプタバコを見かけたことを思い出し、ついでの時に寄ってみた。店があるのはイェールタウンと言う古くは倉庫街だった地域。今では再開発が進み、お洒落な店やクリエーター達が集まるスポット。今回の目的である店はVancouver Cigar Company。その名が示す通りシガーショップである。数年前にシガーカッターを買って以来、何も買い物はしていないが、前を通れば冷やかし程度に寄ることにしている(笑)
 
 パイプタバコは店の中央にあった。大きなガラスジャーに入ったそれは店のオリジナルブレンドらしい。葉はどれも黒く、粗い。それぞれのジャーにはラベルが貼られ、どんな葉がブレンドされているのかがわかるようになっていた。フタを取って香りを確かめてみると…甘い、甘い香り。シガレットでもシガーでもなく、お菓子のような甘い香りがした。そして、今まで何度も来ていたにも関わらず気付かなかったのは、ジャーが並ぶ隣、ショーケースの中にパイプが並んでいたことだ。数はそれほど多くない、せいぜい7、8本。シャコムやらスタンウェルやら、覚えたてのブランドを確認出来た。店員は皆若く、パイプなど銜えている姿は見たことがない。このハウスブレンドを試すことはあっても、この店でパイプを買うことは無いだろう。
 
 この店はシガレットも豊富に扱っていて、その全ては見えるようにディスプレイされている。もしパウチや缶入りのパイプタバコがあるのなら並べておくはず。確かめたわけではないが、ハウスブレンド以外パイプタバコを扱っている可能性は低い。ぐるりと一回りして店を出た。
 
 とにかくタバコはあったのだ。これだけでも収穫はあった、そう思っていたのだが、もっと身近なところで売られているのを発見した。London Dragという店だ。ここは日用品を中心に、化粧品や薬局、パソコンなどの電化製品、CDやDVD、1 hour photoなどが入ったコンビニを大きくしたような店。街中至るところにあり、お買い得商品が出ることもある。別の用事で行った時、別カウンターになっているタバコ売り場を何気なく見ると…な、なんと、アンホーラと書かれたパウチが並んでいるではないか。その隣には白地に黒…キャプテンブラックだ。灯台下暗しとはこのことだった。
 
 ここだけではなかった。スーパーのタバコ売り場にもいくつかのパイプタバコを見つけた。やはり今まで気にしていなかったから気付かなかったのだ。ならばあそこにもあるはずだ。そう思って行ったのは最寄りのショッピングモールにある一つの店。そこは新聞や雑貨などを扱う韓国系カナダ人が経営するキオスクを大きくしたようなチェーン店。豊富とは言わないまでもシガーもかなりの量を扱っている。シガレットはレジの後ろに並んでいて、その並びに…あった。ここにも5種類ほどのパイプタバコ(パウチ入り)があった。主人に缶入りはあるかと聞いてみたが、そこにあるだけとつれない返事(笑)
 
 カナダのタバコは定価法ではない。そのため店によって価格が違うが、だいたい50g入りのパウチが$18から$25。これに国の消費税7%がかかる。1カナダドルは約90円だから、日本の二倍以上か…まあ仕方がないか。手に入ることはわかったのだ。それだけでも良しとしなければ。