Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

cigaretteのパッケージin Canada

2007-02-24 | cigarettes
 カナダのcigaretteには全て広告が入っている。
今回サンプルとして買ったのはNumber7という名のcigarette。7番…何のひねりもないストレートなネーミングである。


上面


正面


下面

 肺癌や歯周病、インポなど広告のパターンはいくつかあるが、フタの部分には必ず写真が使われ、キャッチコピーが添えられる。そして黒い帯の部分はこんなことが書いてある。


 今回のテーマはsecond-hand smoke。
"cigaretteに含まれる化学成分は子供たちに害を与えることがある"
上のキャッチコピーでsmokerの興味を引き、それを補足する…広告戦略としてはよく使われる手だ。ここでようやくこの広告主がHealth Canadaであることが判明する。

 裏面はフランス語表記、両側面はこんな感じ。


 成分表示は片側面に集めてあり、上が英語、下がフランス語表記。


 そしてcigaretteを取り出そうとフタを開けるとこんな紙が入っている(画像は省略するが、もちろん裏面はフランス語表記)。ちなみにこの駄目押し広告にもいくつかのパターンが存在する。



 初めてこのパッケージを見た人はいったい何の製品なのかわからないだろう。しかし、パッケージのほぼ半分を使い、常時三段構えで広告を打てるHealth Canadaはとても大きな団体だということがわかる。そしてこのNumber7という製品を製造する会社にとって、良い広告主であるかどうか…また、広告による効果がどのぐらいあるのかは不明である。

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Smokerと生命保険

2007-02-06 | tobacco
 どんなに家族愛が強くても、どんなに夫婦二人の仲が良くても同時に死ぬということは稀だ。交通事故のような突発的な何かがあれば別だが、そうでない場合は死ぬ人がいて、残る人がいることになる。死んでしまう人はまぁいいが、残った人にはまだその先の人生がある。となれば金がいる。そろそろ生命保険について考えてみようかと、考えた方がいいだろうと保険会社の人に会った。
 
 掛け金に対して税金控除が無いが、死亡保険金は全額受け取れる。そして生命保険は死亡だけの保険、これがカナダの生命保険なのだそうだ。怪我や入院時の補助金のような保険はこれとは別、オプション。これらが日本と大きく違う点だろう。もちろん貯蓄の意味合いが強いオプションもあり、加入者のライフスタイルに合わせて無限の組み合わせがある。
 
 そんな基本から教わりながら、パソコンのモニタ上でいくつかサンプルを見せてもらったのだが、smokerとnon-smokerでは掛け金に大きな差があるらしい。もしnon-smokerであれば掛け金はsmokerの4割ほどで済むそうだ。カナダのtobaccoに対する扱いを考えれば当然だ、私も別に驚かない。ところが、このカテゴリは吸う、吸わないの二種類だけではなかった。
 
 なんとpipe/ cigarsという3つ目があったのだ。これにはちょっと驚き、そしてニヤリとした。ポイントはsmokerとnon-smokerの間にあるということだ。掛け金が一番安いのがnon- smoker、次がpipe/ cigars、そして一番高い…つまり保険会社にしてみればハイリスクな加入者がsmokerという順番。
 
 これはつまり、pipeかcigarだけを愉しむ人がカナダには結構いるということであり、その人たちはcigaretteを吸う人に比べてリスクが低いと認識されているという証明である。この根拠が科学的に分析された結果かどうかなんてもちろん私は知らない(笑)
 
 さて、cigaretteにpipe、そしてcigarと全てを愉しむ私は、私の保険料はどうなるのかと…4つ目の存在を心配したのだが、幸運なことに枠はここまで。そして私の年齢ではこの3種類のどこに属してもさほど保険料に差が無かった。これはすでにハイリスクな年齢であるという意味だが…吸う、吸わないはもう関係ないということでもある。私にとっては好都合、実に良いニュースとなったのである。

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冬になると減る、パイプの出番

2007-02-03 | pipe
 pipe tobaccoは冬が旨い、と言われている。
冬はpipeが冷えている、そして乾燥している。だから自然とクールに吸える、そう言われている。夏と同じように吸ってもより旨い。pipeを始めるなら冬に限ると言う人さえいるぐらいなのだ。ほんのり温まったpipeに手を当てれば気持ちも温まるというオマケも付く冬はまさにpipe様々なのである。
 
 しかし、この法則が私には当てはまらない。
カナダと日本、何が違うのかと言えばまずは冬=乾燥という公式だろう。すでに何度かお話しているが、私の暮らすVancouver近郊は圧倒的に夏の方が乾燥している。秋から冬、そして春にかけては雨期と呼べるほど雨が多く、湿度は冬の方が高くなる。カナダと聞くと雪に埋もれたログハウスをイメージする人もいるが、西海岸に位置するVancouverは雨、雪ではない。

 気温は深夜で0度ほど、日中ならば6度から10度ぐらいと東京の冬よりはほんの少し寒い程度である。現在は電気を使ったヒーターも多いが、我が家を含め天然ガスを使い家全体、全ての部屋を暖めるセントラルヒーティングが基本。もしかしたら家の中は冬の方が乾燥しているかもしれない。
 
 となれば我が家の冬もpipeがそこそこ旨いはずだが…我が家、基本的に禁煙なのである。基本的に、と言ったのは他でもない。たった一つ、一ヶ所だけ喫煙可能な場所がある。部屋とは呼べないが、煙や香りが漏れないように他から仕切れるスペースがあるのだ。cigaretteやRYO(手巻き)は外でしか吸えないが、cigarやpipeならばここでゆっくり楽しむ事が出来る。私にとっては憩いの場というわけだ。
 
 ところが、ここは暖房が効かない。だからこのスペースを使う時は予めオイルヒーターで暖めておかなければならないのだ。その日の気温にもよるが、ここが温まるのに必要な時間は1時間から2時間。そしてテレビもなければ照明も無い。仮に夜、ここを使おうとしたら本も読めない。せいぜい音楽を聴くぐらいだ。
 
 準備に時間がかかるから気軽に毎日というわけにもいかず、準備したからにはそれなりのものを選ばねばという気持ちが強くなり…そうなると自然にcigarを選んでしまうのだ。

 なぜ冬になるとpipeの出番が減るのか…
オチは単純だ。

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