Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

特別な日にcigarを贈る

2006-11-08 | cigar
 cigarを選ぶという行為はとても楽しい。
前回はこういうのを吸ったから、今回はもう少しこんなヤツがいいか、それとも同じ銘柄で違うサイズを吸うべきか?など、その選択肢は無数にある。それがもし自分にとって最初の一本だとしたら慎重になるべきだろう。そして更に、それが誰かの為の一本だとしたら責任は極めて重大である。なぜなら、cigarを好きになるも嫌いになるも、選んだ一本にかかっているからだ。

 それを承知で今回、私はある人の記念日にcigarをプレゼントすることに決めた。もちろん緊張感はある、しかしきっと好きになってくれるはず…同時にそんな自信もある。そして何よりも喜んでくれると確信しているからだ。だったらその緊張と供に楽しんでしまおう、楽しまなければ損である。
 
 まず大事な事は、その人が普段cigaretteを吸うかどうかだと思う。吸う人ならばタバコを吸うという行為に対し、抵抗が少ないと考えられる。しかし同時に、吸った煙を灰に入れるという行為が喫煙だと思っている可能性も高い。もちろん吸い方は人それぞれだが、(基本的に)吹かすだけの喫煙法に馴染めないことがあるかもしれない。
 
 では、普段吸わない人はどうか?
喫煙に対する抵抗はかなり大きなものになるだろう。そしてきっとcigarの太さ、長さ…そのサイズに圧倒され、火を着ける前に引いてしまうだろう。だから最初に断っておく。

 "太ければ太いほどその味は円やかであり、長ければ長いほど味の変化を感じる事が出来る"
 
 これがcigarの基本的な考え方だ。もちろんブランドによって特徴も性格も違うから、味わいのベクトルが自分に合っていると思ったら太さの違い、長さの違いでどう変わるのか…それを探るのもイイ。もっともこれは二本目以降の話しだが…
 
 サイズが大きければ時間もかかる。
黙って煙と向き合うもよし、大好きな人と語らうもよし…実はこの"時間"こそがcigar最大の楽しみだと思う。

 特別な時間を過ごすための準備もまた大切である。合わせる飲み物は何がいいか、また直前に摂る食事はどんなものがいいか…その日は外で食事をするかもしれない。だったらその店の主に相談するといい。そこそこの店ならばcigarに関する知識は豊富なはず。運悪く禁煙の店だったらバーに移動すれば済む事だ。

 なにしろ初めてのcigarだ。届いた一本を前に右往左往するするかもしれない。しかしそれも楽しんでしまうことだ。準備する時間さえも楽しめたなら、きっといつもと一味違った記念日になるはずだ。

 残念ながらその様子をこの目で見る事は出来ないが、初めての体験に緊張し、期待感の中で火を着ける姿を想像しながら私も自分の煙を燻らせるつもりだ。初めてのcigarをネタに、大いに記念日を楽しんで欲しい。

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