Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

DavidoffとDunhill

2005-06-19 | pipe
 知っている人には馬鹿にされそうだが、私は長い間ダンヒルとダビドフの区別がつかなかった。いや、違うブランドだということはもちろんわかってはいたが、似たような名前で("ダ"しか同じじゃねぇって突っ込みは無しで…)タバコを作り、紳士のアクセサリーも作っている。どちらかと言えばダンヒルの方が有名、そんな認識しかなかった。だから呼ぶ順番は"ダンヒルとダビドフ"、ダンヒルが必ず先でダビドフが後、そう決まっていた。
 
 ところがシガーを覚えてからその順番が逆転する。
ダビドフというブランドを作ったジーノ・ダビドフがキューバシガーにもたらした功績。品質維持の為にキューバを捨ててドミニカでの生産に踏み切ったプライド。それが原因となって、高値で取引されるキューバンダビドフへの憧れ。"その一本が人生最後のシガーだと思い、慈しんで吸うこと"という彼の言葉…逸話の全てが私を魅了した。ダビドフシガーは私の口に合わないものが多いのが残念だが、シガーにおけるトップブランドであることは明白である。そして私のダビドフに対する尊敬の念、憧れの気持ちは今も変わらない。

 さぁ、今度はパイプだ。
シガーも作ってはいるものの、シガースモーカーの中でダンヒルシガーが語られることは少ない。なぜこれだけ有名なブランドなのに…そう思ってきたが、パイプに興味を持った今、私はやっとダンヒルがどんなブランドなのかが見えてきた。ダンヒルの始まりはパイプだったのだ。今の私にはいったい何が違うのか皆目見当もつかないが、パイプは他メーカーと一線を画す正札がぶら下がり、それが60年代や70年代のものになれば驚くべき価格で取引される。一方パイプタバコは庶民に優しい価格設定、種類が豊富。パイプタバコ未経験の私にとってはファンが多いことも充分期待が持てる材料だ。
 
 話しをダビドフに戻そう。
シガーブランドのダビドフもパイプやパイプタバコを作っている。価格はどちらも高目。特にタバコは(日本では)ダンヒルの倍以上するものがある。価格に関しては、ダビドフらしいと言えばダビドフらしい。ウチは安売りしないよ、という姿勢が表れているような気もする(笑)

 さて、ここで気になるのはパイプである。タバコがパイプスモーカーの間で話題になることはあるようだが、ことパイプに関しては何も噂を聞かない。まあ天下のダビドフがいい加減な物を売るわけはないと思うが、良い噂も悪い噂も聞かないというのはなんとも不思議な気分である。
 
 尚、タイトルはアルファベット順。
これならどちらのファンからも文句は出まい。

2 コメント

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どちらも・・・ (メシャム)
2005-06-20 07:47:08
パイプタバコに関しては輸入販売元の違いで値段が

全然違って来ますね。海外では同じくらいなのに。

ダンヒルのタバコは安くて美味しいですよ!

ダビドフは複雑繊細ですが値段程では無いです。

パイプはどちらも持っていませんので何も言えませんが

特別に優れた物では無いと思います。

まあ、どちらもメーカーの名前が有名ですけど

パイプもタバコも現在ではOEMですからね。

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やはり旨い (taji)
2005-06-20 16:50:18
旨いんですね、ダンヒルは。

うーん、楽しみになってきました。

ダビドフのタバコは高いってことで、かえって吸ってみたいと思ってしまいます。これって策略にハマっているのかも?
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