Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

Vancouver空港のcigar shop

2007-04-03 | cigar
 日本へ帰るためVancouver空港へ行くと、辺り一帯工事中だった。すでに国内線のターミナルは工事が終わっており、すっかり模様替えが済んだ今は国際線の拡張工事が進んでいる。3年後のオリンピックを控え、空港からダウンタウン(そしていくつかの競技が行われる予定のRichmond市)まで乗り入れるSkytrain(ゆりかもめのような無人モノレール)の工事を始め、空港ターミナルも拡張中。
 
 どうやらターミナル自体の工事は終わり、レストランや免税店などの利用客にとって楽しい施設が少しずつ…完成したものから営業を始めている段階のようだ。旅行ならばもちろん、たとえそれが出張であってもなんとなくウキウキする。買い物するしないに関わらず、それらの店を冷やかすのも空の旅の一部である。フライトまでの時間に余裕があったのでぐるりと一回りしてみると、なんとそこに新しいcigar shopを発見。
 
 品揃えをチェックするとCubaの代表的なブランド、CohibaやMontecristo、Romeo Y Julietaをはじめ、BolivarやPartagas、Trinidadなどの箱が並んでいるのが確認出来た。ベテランsmokerを喜ばせるような掘り出し物はたぶん無いと思うが、代表的なブランド、ビトラは揃っていた。
 
 ウォークインと呼ぶには広過ぎるそこには大型の加湿器がむき出しで置かれていて、Humidor(ヒュミドール)は外からも見えるように全面がガラスになっている。cigarの保管には疑問符を付けざるを得ないが、これはcigar smokerの購買意欲を刺激する事を優先した結果だろう。
 
 世界の流れは喫煙を除外する傾向にある。
しかし名だたる空港にはこうしたcigar shopがあるのはある意味常識とも言える。世界にアピールするためにはこのぐらいの店があるべき…今までなかったのが不思議なぐらいなのだ。
 
 こんな店が存在するのであれば買ってすぐに火を着け、煙を燻らせるスペースが傍にあれば…と思うのはきっと私だけではないはず。そんな場所があれば、たとえフライトが数時間遅れようともゆったりとした時間を過ごせるからだ。しかし、残念な事にそれは用意されていない。

 もしどうしてもと言うならば、今はまだ空港内に一ヶ所だけ設けられたところへ移動するしかない。しかしそこはゆったりと煙を燻らせることが出来る…とてもじゃないがそんなスペースではない。この唯一の場所が無くなるのも時間の問題だと私は思っている。
 
 買える店が出来たのなら、それを楽しむ場所もあるべき…そう考えるのはごく自然なことだと思うが、世の中は不自然な方向へ向かっている。その流れに逆らうのは…いやいや、店が出来ただけでも良しとしなければいけないか。

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2 コメント

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すごい加湿器だ (ピエール塩澤)
2007-04-03 22:29:18
換気装置かと思いましたよ。
ガラス張りは確かに光と温度変化の影響を受け易いので、いただけないけど、こんな大きなショップが出来るのは嬉しいですね。
スモーキングVIPラウンジとか欲しいところですよね。
まあ、カナダじゃ無理か。
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でしょう? (taji)
2007-04-09 14:34:07
超大型加湿器ですけど、どうやらうまく動いてないようで…
床が水浸しになってました

トロントとかモントリオールはもう少し、喫煙に寛大なんですけどね
BC州はホント厳しいっすから、まあ室内で吸えるなんて夢のまた夢ですわ
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