Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

cigar scissors

2007-08-01 | cigar
 cigarの吸い口を作る時、私はギロチンカッターを使っている。
 
 小さな穴を開けるパンチカットも試したが、フラットカットはcigarの太さそのままの吸い口が出来る。だから煙がより円やかで、本来の味わいに近い…そんな風に言われている。それを信じているだけのことだが、言ってしまえば個人的な好みということに尽きる。自分の好きな方法で楽しめば良い、それが嗜好品であり、正しいシュミの在り方だと思う。話しをカット、吸い口に戻そう。

 切った時に綺麗な吸い口が出来るのはそれだけでも気持ちの良いものだが、その逆に上手く切れなかった時はちょっとだけショックを受けたりする。どのカッターも、まずは切れ味である。私は最初に吸った一本からずっと、一つのギロチンカッターしか使ってこなかったのだが、そのせいか少し、切れ味が落ちてきた気がしていた。そんな時、日本のバーで一度、ハサミを使って吸い口を作ったことがある。cigar scissorsというヤツだ。ソフトでありながら、同時にその切れ味の良さにちょっとだけ感激した。
 
 シガーシザースで作られる吸い口はフラットカット。ギロチンタイプとなんら変わりはない。しかしハサミを使って…というところには、切れ味という要素の他にギロチンタイプには無いアナログ感がある。これから始まる時間に対する敬意を払い、期待感を高めてくれるような感覚だ。きっとそんな気がするだけだとは思うが自宅でシガーシザース、これをヤリたくなった。
 
 今、手元にあるのはNat Shermanのcigar scissors。
高級感には乏しいが、その分気負わずに済む。そしてこれから煙と戯れるのだという雰囲気作りに貢献してくれている。


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