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和色ムーブメント

シニアになって、今一度「ムーブメント」を感じる旅に出てみようか

DESTINY

2009年10月18日 | 昭和諳心




DESTINY / 松任谷由実


ホコリだらけの車に指で書いた
True love, my true love
本当に愛していたんだと
あなたは気にもとめずに走りだした
True love, my true love
誰かが待ってたから

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
そこからどんな人にも
心をゆるせず

今日わかった また会う日が
生きがいの 悲しい Destiny

緑のクウペが停まる 雲を映し
Sure love, my true love
昔より遊んでるみたい
みがいた窓をおろして口笛ふく
Sure love, my true love
傷あとも知らないで

冷たくされて いつかは
みかえすつもりだった
そこからどこへ行くにも
着かざってたのに

どうしてなの 今日にかぎって
安いサンダルをはいてた
(今日わかった)空しいこと
むすばれぬ 悲しい Destiny


作詞 作曲 / 松任谷由実

1979






■ 昭和譜心 ■


偶像が
持て囃され
同じファッションを
身に纏って街を闊歩していた
そんな若者たちの風采の裏側では、常に
他人と己を比べながらリードすることで空虚感を埋め
劣等感に苛まれる畏怖から逃避していた
あるいは一時的な陶酔によって
日常生活からエスケープ
いや、運命からの
遁走だった
かも




第五大成丸


君と歩いた青春

2009年10月17日 | 昭和諳心




君と歩いた青春 / 太田裕美


君がどうしても
帰ると言うのなら  
もう止めはしないけど
心残りさ少し
幸せにできなかったこと

故郷へ帰ったら
あいつらに会うといいさ
よろしく伝えてくれ
きっとまた昔のように
みんなで楽しくやれるさ

みんないいやつばかりさ
ぼくとはちがうさ
そしてあの頃と同じように  
みんなで釣りへでも行きなよ


ケンカ早いやつもいた
涙もろいやつもいた
みんな君のことが
好きだったんだよ

本当はあいつらと約束したんだ  
抜けがけはしないとね
バチ当りさぼくは  
だけどほんとさ 愛していたんだ

きれいな夕焼け雲を
憶えているかい
君と初めて出逢ったのは  
ぼくが一番最初だったね

君と歩いた青春が
幕を閉じた

君はなぜ
男に生まれてこなかったのか


作詞 作曲 / 伊勢正三

1976 1981






■ 昭和譜心 ■


昔々
高校時代
正やんのこの曲を
聴いた時には感じなかった
青春の憂いや帰心というセンチメンタル
大阪の街で暮らし始めてすぐ
太田裕美バージョンが
私の心を撃砕
したのか
・・・


第五大成丸


時代おくれ

2009年10月11日 | 昭和諳心




時代おくれ / 河島英五


一日二杯の酒を飲み
さかなは特にこだわらず
マイクが来たなら 微笑んで
十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ

妻には涙を見せないで
子供に愚痴をきかせずに
男の嘆きは ほろ酔いで
酒場の隅に置いて行く

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい

不器用だけれど しらけずに
純粋だけど 野暮じゃなく
上手なお酒を 飲みながら
一年一度 酔っぱらう

昔の友には やさしくて
変わらぬ友と信じ込み
あれこれ仕事もあるくせに
自分のことは後にする

ねたまぬように あせらぬように
飾った世界に流されず
好きな誰かを思いつづける
時代おくれの男になりたい

目立たぬように はしゃがぬように
似合わぬことは無理をせず
人の心を見つめつづける
時代おくれの男になりたい


作詞 / 阿久 悠
作曲 / 森田公一

1986






■ 昭和譜心 ■


丁度
結婚した頃
この曲に登場するような
昭和なオヤジの匂いがプンプンする
“時代おくれの男” にだけはなりたくないと思った
ただ今は、そういう男もいいもんだと
思えるようになり楽になった
“自分らしい男” で
ありたい


第五大成丸


悲しい日々

2009年10月09日 | 昭和諳心




悲しい日々 / 上田正樹


人並みの中にいると 早く帰りたいと思い
冷え切った部屋に戻れば 街が恋しくなる
一人ぼっち部屋にいると 寂しさに狂いだしそうになり
友達と笑いあえば やっぱり一人ぼっちなんだと思い知らされる

みんな寂しさを隠そうと ひきつった笑顔を見せている
笑いあえば笑いあうほど 俺たちは離れていく そんな気がする

コンクリートの空の下 俺の太陽はどこにある
コンクリートの空の下 君の太陽はどこにある

君を愛せもしない俺が 君に愛されたいと思い
愛し合ってもいない俺たちが 体を寄せ合い 夜を過ごすことがある

みんな寂しさを隠そうと ひきつった笑顔を見せている
笑いあえば笑いあうほど 俺たちは離れていく そんな気がする

昨日も風は吹いていた
今日も風は吹いている
明日もきっと風は吹くだろう
でも日に日に冷たくなってゆくんだ

みんな寂しさを隠そうと ひきつった笑顔を見せている
笑いあえば笑いあうほど 俺たちは離れていく そんな気がする
離れていく そんな気がする
離れていく そんな気がする


作詞 作曲 / 金森幸介

1977






■ 昭和譜心 ■


都会に
居れば居るほど
物悲しさが込み上げてくる
大きなビルや人垣が見える部屋ほど
寂しさが助長され一人ぼっちを感じたものだった
若き日、そんな経験をしたオレたちに
街は何を返してくれるだろう?
そんなこと考えながら
繰り返し聴く
この曲


第五大成丸


あゝ青春 - 俺たちの勲章 -

2009年10月05日 | 昭和諳心




あゝ青春 / トランザム


ひとつ ひとりじゃ淋しすぎる
ふたりじゃ息さえもつまる部屋
みっつ 見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ夜風と踊る街
哀しみばかりかぞえて
今日も暮れてゆく
あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か

いつつ 生きてる後味悪さ
胸に噛みしめれば泣ける海
やっつ やめるさ抱きあっても
心は遠ざかる安い宿
眠れぬ夜をかぞえて
日々は過ぎてゆく
あゝ青春は 燃える陽炎か
あゝ青春は 燃える陽炎か ・・・


作詞 / 松本 隆
作曲 / 吉田拓郎

1975






■ 昭和譜心 ■


人の
生きザマを
客観的に捉えれば
各々の言い分で埒が明かない
ただし、それを “青春時代” と限定すれば
共有しうる事項があり感懐も抱く
特に、同じ時代を過ごし
フィーリング的に
近ければ
なお


昨日、拓郎の主観的な青春表現に共感
今日、トランザムの客観的な青春表現にも共感


第五大成丸


あゝ青春

2009年10月04日 | 昭和諳心




あゝ青春 / 吉田拓郎


ひとつひとりじゃ淋しすぎる
ふたりじゃ息さえもつまる部屋
みっつ見果てぬ夢に破れ
酔いつぶれ夜風と踊る街

哀しみばかりかぞえて
今日も暮れてゆく

ああ 青春は 燃える陽炎か
ああ 青春は 燃える陽炎か

いつつ生きてる後味悪さ
胸に噛みしめれば泣ける海
やっつ やめるさ抱きあっても
こころは遠ざかる安い宿

眠れぬ夜をかぞえて
日々は過ぎてゆく

ああ 青春は 燃える陽炎か
ああ 青春は 燃える陽炎か ・・・


作詞 / 松本 隆
作曲 / 吉田拓郎

1975






■ 昭和譜心 ■


暑く
燃ゆる夏に
これでもかというほど
後先考えず無鉄砲に動き回った
反動のように淋しい秋にはひとり感傷に浸った
寒い冬が訪れた時、初めて自我と
向き合って進む道を探った
そして、春の陽炎に
あゝ青春が
浮ぶ


第五大成丸


SHADOW CITY (シャドー・シティ)

2009年09月27日 | 昭和諳心




シャドー・シティ / 寺尾 聰


Tutulutu Tutututulutu
Tulutu Tululu
Tutulutu Tutututulutu
Tulutu Tululu
Tulutulutululu Tulutululu
Lululu Tulutululu
Tulululu Tulululu

見下ろせば 知り尽くした 都会は雨
さよなら 言えるはずのない君の声

今の横顔 何てSexy
ふいを衝かれて グラス止める

Tulutulutululu Tulutululu
Lululu Tulutululu
Tulululu Tulululu

蒼ざめた シェイドの隙き間 近づく夜
いつのまに 翳りをまとう女に変わる

無理に微笑えば 何てSexy
妙に惹かれる 最後の時間


作詞 / 有川正沙子
作曲 / 寺尾 聰

1980






■ 昭和譜心 ■


都会に
溶け込んだ女は
いつの間にか翳りをまとい
魅惑的なオトナの女に成熟していた
ふと、それに気づいたが、後戻りなんてできない
男はグラス越しに過去を回想しながら
最後の時間をゆっくり心に刻む
女はそれを見透かしても
いつもと変わらず
振舞うしか
ない


第五大成丸


時には母のない子のように

2009年09月22日 | 昭和諳心




時には母のない子のように / カルメン・マキ


時には母のない子のように
だまって海をみつめていたい
時には母のない子のように
ひとりで旅に出てみたい
だけど心はすぐかわる
母のない子になったなら
だれにも愛を話せない

時には母のない子のように
長い手紙をかいてみたい
時には母のない子のように
大きな声で叫んでみたい
だけど心はすぐかわる
母のない子になったなら
だれにも愛を話せない


作詞 / 寺山修司
作曲 / 田中未知

1969






■ 昭和譜心 ■


暗く
悲しい環境
楽しい歌はその環境を
一時的に明るくできるかもしれないけど
根本的には誰も、そして何も変わらないことに気づく
不安のない人は思いのまま生きればいい
不安が覆い被さっている人は
素直に、ありのまま
生きれば
いい


第五大成丸


とっぽい男のバラード

2009年09月21日 | 昭和諳心




とっぽい男のバラード / 吉田拓郎


何をやってもダメなうすのろだけの男
好きな女がいても 他の男にとられて
とっぽくて とりえのない男

雨が降ろうと 風吹こと 一年中変らない
年がら年中すわってる ひまさえあればすわってる
とっぽくて とりえのない男

生まれる時代が違った 騒々しい世の中さ
お前ひとりがとまると まわりがみんなおこりだす
とっぽくて 街も歩けない

昔のお江戸に住めたなら もっと長生きできただろうに
長屋でゆっくり昼寝をしてから 夜になったらいっぱいやって

今の都会にゃ お前がゆっくりすわれる場所もない
キャバレー クラブへ行けば すわれるかわりに金がいる
とっぽくて 遊べる金もない

男はとうとう 自分のゆっくりできるところを
みつけるために旅に出た ところが汽車にもすわれない
うすのろで すわる場所もない

最後に男は笑った これでゆっくりできるだろう
この世じゃとっても住めない あの世へ行けばすわれる
とっぽくて とりえのない男

あの世は今ではせまくなり なかなかゆっくりできない
男はあの世で今日も すわれるところをさがす
とっぽくて とりえのない男


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1971






■ 昭和譜心 ■


トッポイ
昔、地元では
キザとか生意気だという
意味で使われていた記憶がある
今の “イタイ奴” にもちょい通ずるかも ・・・
うすのろや間抜けといった枠組みと
重なる堵列なのだろうか?
もしそうであるならば
“ゆっくり” は
NG !?


第五大成丸


さわがしい楽園

2009年09月20日 | 昭和諳心




さわがしい楽園 / りりィ


街を去った人よ
もう帰って来るな
今はすでに此処も
眠る場所じゃないよ
ぎらつく陽の下で
陽炎のビル揺れる
眼をとじてしまえば
生き残れる街さ

誰が何処へ行こうとも
構わないけれど
私はいる
このさわがしい 楽園に


街を去った人よ
もう何も望まないで
故郷みたいにここに
戻ることは出来ない
何処か遠い国で
安らぎだけを掴む
それが出来るならば
ほかはいいじゃないの

誰が何をしようとも
構わないけれど
私はいる
このさわがしい 楽園に

誰が何をしようとも
構わないけれど・・・
私はいる
このさわがしい 楽園に


( 「人間の証明」 エンディング曲 )
作詞 / 及川恒平
作曲・編曲 / 井上 鑑

1978





■ 昭和譜心 ■


「楽園」
コンクリートたちの
ジャングルをそう呼ぶのか?
そう呼んでいいのか?と問い掛ければ
なぜか、予想だにしなかった物悲しさと懐かしさが
交差しながら勢いよく押し寄せ、とうとう
心の中の消波ブロックまでも
乗り越えてしまった
母さん、僕の
あの





第五大成丸


恋人も濡れる街角

2009年09月19日 | 昭和諳心




恋人も濡れる街角 / 中村雅俊


不思議な恋は 女の姿をして
今夜あたり 訪れるのさ
間柄は遠いけど お前とはOK 今すぐ
YOKOHAMAじゃ今 乱れた恋が揺れる
俺とお前のまんなかで
触るだけで感じちゃう
お別れの Good-night 言えずに

ああ つれないそぶりさえ
よく見りゃ愛しく思えてく
ただ一言でいいから
感じたままを口にしてよ
愛だけが俺を迷わせる
恋人も濡れる街角

港の街に よく似た女がいて
Shyなメロディ 口ずさむよ
通り過ぎりゃいいものを
あの頃の Romance 忘れず
ああ時折雨の降る
馬車道あたりで待っている
もうこのままでいいから
指先で俺をいかせてくれ

愛だけが俺を迷わせる
恋人も濡れる街角
女ならくるおしいままに
恋人も濡れる街角


作詞 作曲 / 桑田佳祐

1982






■ 昭和譜心 ■


Shyで
若き頃にも
他人の行動や考えに
影響を受けることは無かった
ただ、それでも、ドラマチックな出逢いや
別離を体験したいという願望は
人並み以上にあったかも
しれない。お前とは
OK ・・・ !?
と。


第五大成丸


キャサリン

2009年09月08日 | 昭和諳心




キャサリン / 松任谷由実


あなたがひとりこの駅に
降り立ったことを耳にしたのは
夏の終りの風が海に抜ける頃

暗い緑のReybanをほほにすべらせて
涼しい瞳投げかけながら
今朝の夢を横切った

誰しも胸の片隅に煙るような影を抱く
キャサリン キャサリン
時がへだて
あなたは昔のままじゃない

輝く日々の残像を追いかけるたびに
あなたの声やそのブロンドが
たぶるように見えて来る

かわってしまった街角で
かわったあなたにふりむく
キャサリン キャサリン
時がへだて
想い出だけを眩しくする

誰しも胸の片隅に煙るような影を抱く
キャサリン キャサリン
時がへだて
あなたは昔のままじゃない

キャサリン キャサリン
時がへだて
みんなが昔のままじゃない


作詞 作曲 / YUMI MATSUTOYA

1979






■ 昭和譜心 ■


時が
過ぎ去れば
ほとんどの出来事が
懐かしい想い出に変わるもの
でも、中には想い出になるほどの関わりが
無かったはずの異性の存在が
妙に記憶の底でうごめき
私の中に何かを
残そうと
する

ノスタルジアな記憶として ・・・


第五大成丸


となりの町のお嬢さん

2009年09月07日 | 昭和諳心




となりの町のお嬢さん / 吉田拓郎


となりの町のお嬢さんが
僕の故郷へやって来た
都会の香り振り撒いて
夢を見させてくれたんだ
好きになっちまったんだよ
初めて知った口紅の味
僕の胸は張り裂けそう
月夜の晩に誘われて
大人になると決めたんだ
長い髪は夜露に濡れて
蒼い月がかわいい人の
エクボの上で揺れてるよ

となりの町のお嬢さんに
僕は心も捧げたい
忘れることは出来ないよ
白い胸で眠りたい
好きになっちまったんだよ
素敵な君は町の人だ
いつか帰ると知ってるさ
切符を二枚買っちまえばいい
二人で恋のキシャポッポ
夜風が君のうなじをみせる
思わず僕はかわいい人の
くびれた腰を抱きしめる

となりの町のお嬢さんは
僕を残して行っちゃった
約束よりも早い汽車で
何も言わずに帰ったよ
嫌いになっちまったのかよ
となりの町の風に乗って
そんなうわさを耳にした
お嫁に行ってしまったんだね
娘心と秋の空
海辺の町は夏の終わりと
酸っぱい恋でみかん色に
知らんふりして揺れてゆく
となりの町のお嬢さんは
今年の夏の忘れもの


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1975






■ 昭和譜心 ■


高2の
夏休みだった
離島出身の友だちが
船で帰省するというので同乗?
手ぶらで出かけて、二日ほど奴の家に
厄介になったあの夏の日の出来事を思い出す
ナンバープレートの無いクルマで山を越え小学校に向かう
狭い校庭でバレーやバスケをして汗をかいたら
そのまま前海に入ってタコを捕って遊ぶ
そして、同じように帰省していた
奴の同級生の女子と
他愛もない話を
朝まで
・・・
次の日
港の船着き場で
“またね!” “またな!”
と言って別れた
あれから
32年



第五大成丸


メロディ(Melody)

2009年09月02日 | 昭和諳心




メロディ(Melody) / サザンオールスターズ


君が涙を止めない
Oh my hot strawbrry woman, don't you go
別れ話に Cry on

夢の中まで甘く
You're my hot blueberry lady, just with you
言葉にならない

Honey you いついつまでも Baby
Who yeah, 今宵 雨の September
君に乗る純情な夜がとぎれてく oh, oh, oh

いい女には Forever 夏がまた来る
泣かないで マリア いつかまた逢える
誰かれ恋すりゃ 悲しみに濡れ
And my heart went zoom, with you


砂に涙を消して
Oh my hot strawberry woman, love you so
君の名を呼ぶ Silence (oh yeah)

星も夜空で泣いた
You're my hot blueberry lady, she is gone
帰らぬ思い出

Baby blue 遠くはなれて 今
Woo yeah 胸が痛む Remember
波に乗る最高の夜がこわれてく oh, oh, oh

いい女には Forever 夏がまた来る
泣かないで マリア いつかまた逢える
誰れか恋すりゃ 悲しみに濡れ
And my love was true, for you


恋人のまま Oh my hot 別れよう
素肌で歌う 秘密のメロディ oh, oh, oh

あの頃は Together ありのままでいい
瞳の奥には 海辺のカーニバル
時が流れても 君よ Be good to me

いい女には Forever 夏がまた来る
泣かないで マリア いつかまた逢える
誰かれ恋すりゃ 悲しみに濡れ
And my heart went zoom, with you


作詞 作曲 / 桑田佳祐

1985






■ 昭和譜心 ■


夏の
はじめに
偶然、海辺で
出逢った男と女が
ひと夏一緒に過ごした後
夏の終わりとともに別れてしまう
そんな映画のようなシーンに出くわすと
そのままで幕を下ろしたくないと
誰もが少し脚色するはず
台本そのものをも
変えてしまう
かも


第五大成丸


ガラス越しに消えた夏

2009年08月29日 | 昭和諳心




ガラス越しに消えた夏 / 鈴木雅之


やがて夜が明ける 今は冷めた色
次のカーブ切れば あの日 消えた夏

君は先を急ぎ 僕は ふり向き過ぎていた
知らずに別の道 いつからか離れていった

サヨナラを繰り返し 君は大人になる
ときめきと とまどいを その胸にしのばせて

ツライ夜を数え 瞳くもらせた
ガラス越しの波も 今はあたたかい

君がいないだけ 今は苦しくはない
二度とは帰れない あの日が呼びもどすけれど

サヨナラを言えただけ 君は大人だったね
ときめきと とまどいを その胸にしのばせて


君は先を急ぎ 僕は ふり向き過ぎていた
知らずに別の道 いつからか離れていった

サヨナラを繰り返し 君は大人になる
ときめきと とまどいを その胸に

サヨナラを言えただけ 君は大人だったね
ときめきと とまどいを その胸にしのばせて


作詞 / 松本一起
作曲 / 大沢誉志幸

1986






■ 昭和譜心 ■


互いに
異性の相談を
する間柄だった彼女
その時は何も感じなかった
それぞれが一人で歩き始める時
それまで気づかなかった感情が芽生えて
“サヨナラ” を違う言葉にかえたい
という衝動が心を揺すった
でも、互いの進路に
向かって進み
出した


第五大成丸