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気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

蟻地獄をお題にした母の句・・・一途さの裏目 (-_-;)

2020年06月23日 | 伊代の俳句

一途さの裏目に返り蟻地獄

蟻地獄ー季語は夏

蟻地獄は砂地に擂鉢(すりばち)状の穴を掘り、

落ちてきた蟻や昆虫に砂をかけ、出ることができないようにするらしい。

そんなことから(抜け出せない苦しい状況)の例えを、蟻地獄と言っている。

度を超した一途さは裏目にでてしまうことがある。

例えば恋愛などでは「思い込んだら命がけ」みたいに、相手に対し一途に頑張り過ぎるとかえって重たさを感じさせ、その結果…去られてしまうということにもなりかねない。

そして悲しみの深みにはまり、まるで蟻地獄の穴に落ちたかのように抜け出せない。

恋愛に限らず、一途過ぎるがゆえそれが裏目にでて、悪状況になりそこから抜け出せないということもあるかもしれない。

母は自分のことを詠んだのか?。それとも、そういうこともあるという小説的な作りなのか?どちらなんだろう。

でも母の性格は、どちらかというと一途のような気がするので、

そんな状況に陥ったこともあったのかもしれない。

 

          

ちなみに蟻地獄は1年から2年ほどでさなぎになり、その後1ヶ月で成虫になるそうです。

その成虫は、透き通った羽が美しい昆虫のウスバカゲロウです。(見出しの写真)

砂まみれの名前も形もおどろおどろしい昆虫から~えっ…という感じの変身ぶりです。

梅雨時は蟻が活動するようです。

今は亡きお義母さんとキッチンに居た時、砂糖壺に蟻がいっぱい入っていて、二人で声を合わせ叫んでしまったことを思い出しました。

蟻地獄にも油断は禁物ですが、この時期、蟻も油断禁物のようです。


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4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ムラタです)
2020-06-24 16:43:55
大川さま
お久し振りです。
まさかこんな病気が流行るとは思っていませんでした。命に関わるので本当に怖いです。気をつけて下さい。
来月いっぱいですか、お疲れ様でした。その後は第二の青春時代だと何かで聞きました。私はもうちょっと頑張ってみようと思っています。大井町までです。
最近ですがブログしっかり拝見させていただいています。
新潟の摂田屋は20代に新幹線工事で三年居たのでビックリしました。
これからも楽しみにしてます。
纏まらないけどこの辺で。
村田
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村田様 (naramama)
2020-06-24 17:56:19
拙いブログをずっと読んで下っていてありがとうございます。(*^-^*)
摂田屋をご存じだとは私もびっくりしました。
私はあと少しで退職です。とうとうか?やっとか?
何だか複雑です。コロナでこんな状況なので、
俳句教室にでも行こうと思っていたのですが、しばらくまったりとしようと思っています。
まだ仕事を続けるということですが、身体に気をつけて頑張ってください。(^^)v
夫もまだ仕事を続け、東京まで通勤するそうですので、この歳になって初めての専業主婦?体験です。(^.^)/~~~


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蟻地獄、知らなかったなあ (くちかずこ)
2020-06-26 19:55:30
そして、ウスバカゲロウに?
人も、昆虫も・・・
長い目の見ないとね。
蟻地獄的恋愛、自分にはあり得ない展開と思っていましたが、一度経験しました。
これね、辛いわ。
自分を見失ってしまう。
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Unknown (taikaino1teki_mama)
2020-06-26 22:10:13
くちかずこ様
コメントいつも有難うございます。
本当に涼しげな変身ですよね。人間も一皮向けたらわからないです。
蟻地獄の様に良い方に変身したいですね。もう無理でしょうか❓(^_^;)。
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