気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(27)~囀

2024年04月25日 | そろりとろり俳句の道

【俳句ポスト】は、松山市が運営する俳句投稿サイトです。

選者は初級者部門は家藤正人先生、中級以上部門は夏井いつき先生です。

3月の兼題は季語【囀/さへずり】春(時候)でした。

※俳句歳時記

繁殖期の鳥の雄の縄張り宣言と雌への呼びかけを兼ねた鳴き声をさし、地鳴きとは区別していて用いる。

早春から晩春にかけて、鶯・雲雀・目白・頬白・四十雀などさまざまな鳥の声を聞くことができる。

例句:【囀や二羽ゐるらしき枝移り/水原秋櫻子】

     

妹の句:【囀や邪魔せぬように障子開け】(初級者部門/入選)

背景※みらうりさん/写真AC

私の句:【囀りや木々を揺らして遠ざかる】(初級者部門/入選)見出し

     

「花鳥風月」とは自然の美しい風景を意味する言葉です。

職があり、毎日仕事に行っていた頃は、犬散歩でよそのお宅の庭などを見て「綺麗だなぁ~」と思ったりはしましたが、

およそ鳥のさえずりなどに気付くこともなく、日々を過ごしていました。

(鳥といえばカラスと雀くらいの認識でした。ましてや風や月などは天候に関することくらいで…)

仕事から解放されて、余生に入り時間に余裕ができてきてやっとこの意味が分かってきました。

そして俳句を始めて、なるほど「花・鳥・風・月」は「美しい風景なのだな」と理解するようになってきました。

でも、今回のお題の【囀/さへずり】は難しかったです。

「まだまだだなぁ~」と思いました。

来月の兼題は【薄暑】(夏/時候)です。

 

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そろりとろり姉妹旅(秩父)~⑥2日目の宿/農園ホテル~そして帰路

2024年04月24日 | 旅行

農園ホテルからの夜景(2024/4/16)

🔗前回のブログ

 

そろりとろり姉妹旅(秩父)~⑤野坂寺 - 気がつけば思い出Ⅱ

秩父札所第12番仏道山【野坂寺】山門御詠歌【老いの身に苦しきものは野坂寺今思い知れ後の世の道】人生の終盤において、苦しみや困難に直面することの多い老年期に、野坂...

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16:00西武秩父駅に宿泊予定のホテルの車が迎えに来てくれました。

2日目の宿は農園ホテル(正式名はナチュラルファームシティ農園ホテル)で、私達姉妹は前回のアニメ聖地巡礼旅にも宿泊しており、今回は2度目です。

再度このホテルを選んだ理由は「見晴らし」です。

※楽天トラベルHPからお借りした農園ホテルの全景写真

高台に立ち秩父の街並みを眼下に望むこのホテルからのロケーションは素晴らしいのです。

ホテルに着いて直ぐ部屋から写した夕暮れの秩父の街並みと山々

部屋※楽天トラベルHPよりお借りした写真

夕食前にお風呂に入りました。

もちろん、お風呂からも秩父の街並みが見えます。

大浴場※楽天トラベルHPからお借りした写真(写真の中央あたりに突き出している場所が、露天風呂です)

今回は夕食も朝食もバイキングのプランにしました。

※写真は楽天トラベルのホームページからお借りしました。

私の夕食!(最近はバイキングだからと欲張って取ってきても、あまり食べられません)

夕食後に部屋から撮った夜景

昨夜宿泊した宿の鑑賞ツアーで行った「旅立ちの丘」で見た夜景も綺麗でしたけれど、より秩父の街並みがくっきりと見えました。

このホテルでは雲海が見えることもあるという。

※写真は楽天トラベルのホームページからお借りしました。

前回は見ることが出来きなかった雲海!

【雲海の出る条件】※Copilot

❶空気中の水分が多いこと❷夜中にぐっと気温が下がること❸風があまり吹かないこと・・・

・・・ということで、明朝、あわよくば雲海をみようと、おしゃべりは尽きないけれど早めの就寝・・・

     

4月17日(水)時々

妹は私より早く起きていたけれど、残念ながら雲海は出ていなかったらしい。

朝の景色(ホテルの部屋からしっかりと街並みが見えています)

早く起きてしまったので、今朝も朝風呂へ入ることにしました。(お風呂の窓が湯気で曇っていたので露天風呂の方へ)

スマホは持って入れないので写真は撮れませんでしたが、部屋から見える風景とほぼ同じでした。

でも、お風呂に入って見る景色は格別な気がします。

「雲海はリベンジとし、また来れば良い」と思いました。

朝食は夕食と同じ場所「レストラン秩父路」でバイキング!

※写真は楽天トラベルのホームページからお借りしました。

写真は撮り忘れましたが、パンとコーヒー、サラダ、ベーコン、ヨーグルトといったいつもの朝食という感じのものを取りました。

目についたのは胡瓜(きゅうり)ジャム!👀

パンにぬって食べて見ました。

ブルーベリーやイチゴ、林檎ジャムのように、主張しないというか、味がないというか?微妙な味でした。

10:00チェックアウト

ホテルの車で、今度は秩父鉄道の秩父駅に送ってもらいました。

旅の終わりに秩父駅からの武甲山を写し、帰路の電車に乗りました。

秩父駅10:53(秩父鉄道・普通・羽生行き)➜羽生着12:31

今回の姉妹旅も無事に終了し、とても楽しむことができました。

長らく、拙い旅日記にお付き合い下さいまして、ありがとうございました。

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そろりとろり姉妹旅(秩父)~⑤野坂寺

2024年04月23日 | 旅行

秩父札所 第12番仏道山【野坂寺】山門

御詠歌【老いの身に 苦しきものは 野坂寺 今思い知れ 後の世の道】

人生の終盤において、苦しみや困難に直面することの多い老年期に、野坂寺での実践を通じて、死後の世界への道を真剣に考え、心の準備をすることの重要性を伝えています

※12番 野坂寺 – 秩父札所 (chichibufudasho.com)

🔗前回のブログ

 

そろりとろり姉妹旅(秩父)④羊山公園 - 気がつけば思い出Ⅱ

前回のブログそろりとろり姉妹旅(秩父)③一日目の宿・清雲寺-気がつけば思い出Ⅱ前回のブログそろりとろり姉妹旅(秩父)②武州日野駅~1日目の宿-気がつけば思い出Ⅱ🔗前回...

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【臨済宗南禅寺派/野坂寺】の御詠歌は、老いの身の私にはつまされます。

13:30羊山公園より急坂を下り、平地に出たところを左に曲がって少し歩くと、長い塀が見えてきました。

途中で会った犬散歩の方に「野坂寺は?」と道を聞くと「札所12番ですね」と丁寧に教えてくれました。

地域では「札所何番」と尋ねる方が分かりやすいのかもしれません。

【野坂寺の塀】風情のある小路

「こんなところは時代劇などの撮影に良いかも!」「そう言えばこのごろすっかり時代劇は無くなったね!」などと・・・話しながら歩きました。

【山門】楼門形式

山門には変わった観音様(木造)が並び、なんだか身が引き締まり、参拝することで御利益もありそうでした。

(観音様の写真がうまく撮れなかったので※秩父札所案内様よりお借りしました)

【十牛観音】

【あずかり観音】

怒り、病気、煩いを預かってくれるそうです。

【手水舎】

手水舎傍の「タイツリソウ」が綺麗でした。

【本堂・観音堂】

本堂で参拝をしていると地域の人らしき方が次々と訪れ、私達にも挨拶をして下さり左手にある納経所へ入っていきました。

地元の会合でもあったのでしょうか?

【六地蔵】

山門通りに赤い帽子をかぶっている可愛いお地蔵さんが6体いて、それぞれ違う顔、違う所作をしていました。

帰り道で見た、門より少し離れた場所のこの枝垂れ柳が印象に残りました。

境内の桜はだいぶ終わっていましたが、とても見どころのあるお寺でした。

これから藤や蓮の花が咲くそうですので、まだまだ見る処があるかもしれません。 

     

14:40野坂寺の見学後、てくてくと歩いて「西部秩父駅」へ向かいました。

15:00「西部秩父駅」2021年冬に訪れたことのある懐かしい駅です。

「めんま」もちょっと汚れていたけれど、健在でした。

ホテルの迎えを16:00にしてくれるように電話をし、約1時間で駅前温泉「祭の湯」でお茶することにしました。

みたらし団子を食べコーヒーを飲み、ホテルの迎えを待ちました。(考えてみれば、お昼から炭水化物ばかりの二人です)

⑥【2日目の宿/農園ホテル】そして帰路へ続く・・・

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そろりとろり姉妹旅(秩父)④羊山公園

2024年04月22日 | 旅行

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そろりとろり姉妹旅(秩父)③一日目の宿・清雲寺 - 気がつけば思い出Ⅱ

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青雲寺で枝垂れ桜を堪能し、待っていてくれたタクシーで羊山公園に向かいました。

11:10羊山公園のタクシー乗降場に着きました。

運転手さんが「芝桜が有名ですが、それと同じくらい、ここの桜も奇麗なんですよ!」

と言うのでタクシーを降り、直ぐに左手方向を見ると桜の木が何本もあり、とても美しい光景が広がっていました。

見頃は一週間くらい前だったらしいけれど、それでも花見には充分で、木の下には沢山の人がいました。

【芝生広場】

入り口付近にはチューリップが咲いていました。

     

中央入口でコインロッカーの有無を聞くと「無い」とのことでしたが、親切にそこで預かってくれることになり助かりました。

さあそして、今回の旅の目的地に着きました。

武甲山のふもと、羊山公園の【芝桜】です!(2024・4・16)

秩父駅のじばさん商店にもいた【ポテくまくんの家】もありました。

小屋の窓から覗いて、iPhoneで中を写すと・・・

・・・ポテくまくんの後ろ姿が写せました。(でも何をしているのか分かりません?エプロンをしているのでポテトを焼いているのでしょうか?)

高台に上がると目の前にこんな風景が広がっています。(芝桜と桜のコラボレーション)

これで、前回のアニメ聖地巡礼旅で果たせなかったことを果たしたことになります。

【満開の芝桜の丘に立つめんま!】

同じ場所に立って!めんまになった気分!(歳の差その他は多めにみて下さい…( ゚∀゚)アハハ八八)

【ふれあい牧場】羊(ひつじ)山公園なので、本物の羊もいます。

食べ物(草)?に夢中でちっともこっちを向いてくれませんでした!

このへんで私たちは歩き疲れており、お昼時になったので空腹を感じ始めました。

そこで、【ちちぶマルシェ】で食事をすることにしました。

【ちちぶマルシェ】は芝桜の期間中(今年は4月12日~5月18日/月曜休み)秩父路の特産市が開かれていて、いろいろな屋台が出ているお祭りのようなものです。

結構いろいろなお店が出ていて、迷った結果私達が食べたのは「山菜おこわとお赤飯」で、デザートのいちごは埼玉のいちご【あまりん】でした。

半分ずつ分けました。

     

食後少し休んだ後、羊山公園から西武秩父駅をめざし急な坂道をおりていくと途中に変った形(というか2本がくっついている)の大木がありました。

【おもいやりの木】

そばにあった案内板ですが、あまり高くてよく写せず、汚れていて読めませんでした。

そこから少し下ったところにもう一つの案内板がありました。(こちらの方が読み取れました)

折り重なっている木は「ツガ」と「ヒノキ」だそうです。

「その木をなでて、山の神様にお願いをすると結婚や夫婦円満がかなえられる」と伝わっているそうです。

【坂の途中で見た景色】

電車が走っていればもっと良いアングルだと思いましたが、急な坂で荷物も重く、立っているだけも大変なので諦めて下りました。

でも電車を待ち構えていた人(撮り鉄さん?)はやはり撮ったようで、その後電車の音が聞こえたので、ちょっと残念でした。

     

坂を下りきったところでちょうど13:30でした。

宿のお迎えが来る西部秩父駅に行くにはまだ早いので、おもいやりの木を植えたお坊さんのいたという【野坂寺】へ行って見ることにしました。

案内板の下の方に地図が書いてありました。

【札所12番】のようでした。

さてどんなお寺なのでしょうか?

⑤【野坂寺】へ続く・・・

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そろりとろり姉妹旅(秩父)③一日目の宿・清雲寺

2024年04月21日 | 旅行

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そろりとろり姉妹旅(秩父)②武州日野駅~1日目の宿 - 気がつけば思い出Ⅱ

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4月16日(火)時々

昨夜の就寝時間が遅かったにもかかわらず、早く目覚めた二人は、せっかくなので客室露天風呂へ入ることにしました。

チェックイン時に妹が「24時間いつでも入れる露天風呂」のことを聞いていました。

それは「24時間絶えず温泉を循環している」とのことでした。

旅先でもない限り、滅多に入ることのない朝風呂です!

客室露天風呂で眠気を覚まし、朝食へ~

場所は夕食を摂った場所と同じで個室風になっていました。

お料理は和風でしたが、野菜とソーセージを一緒にせいろで蒸して食べるようになっていました。

お茶の鉄瓶は本物のようで、とても重たかったです!そのせいか、お茶も美味しい!

食後のコーヒー

     

10:00【はなのや別邸花水木】をチェックアウト

この日の目的は【羊山公園】なのだけれど、少し時間が余るので妹と相談の結果、

隣り駅「武州中川」にある【清雲寺】に寄ってから、羊山公園まで行くことにしました。

高齢なので……歩くことに不安のある二人は、タクシーで行くことにして宿まで呼んでもらいました。

タクシーを待つ間に、宿の方が「記念に!」と撮って下さった姉妹写真!

(あまり自分たちは写さない二人!せっかくなので撮ってもらいました。)

     

【清雲寺】※秩父観光なびより

若御子山のふもとに建つ岩松山(がんしょうざん)清雲寺には約30本の桜の木が植えられています。

その中でもひときわ目を引くのが文安3年(1446年)清雲寺創建の折、楳峯香禅師(ばいほうきょうぜんじ)が植えたと伝えられる樹齢約600年のしだれ桜です。

満開の頃には薄桃色と紅色で境内が見事に染まります。

エドヒガン桜と秩父紅しだれ桜の開花の時期が1週間ほどずれているため長い期間楽しめることでも評判です。

宿から清雲寺までは、タクシーで10分ほどで着きました。

車が入れるところまでの路肩でタクシーに待ってもらい、小路を少し歩いて寺に行きました。

寺への道に咲いていたピンク色の桜が素敵でしたが、名前(種類?)はわかりません?

気持ちの良い小路でした。

杉の木の間に一重の【ヤマブキ】

花の終わった枝垂れ桜も、新緑の枝垂れ柳のようで美しい!

これが樹齢約600年と言われる枝垂れ桜(残念なことに葉桜となっていましたが、存在感はさすがでした)

咲いているところ※秩父観光なびより

清雲寺(正面の枝垂れ桜は終わっていましたが、咲いていたなら素晴らしい光景だったと思います)

まだ咲いている桜もありました。

このお寺では約30本の枝垂れ桜があるということです。

全部~枝垂れ~というのも圧巻です。

タクシーの運転手さんの話では「一週間前にお祭り(清雲寺しだれ桜まつり)があり、その時は満開で夜はライトアップされて、それはそれは美しかった。」ということでした。

「それは美しかったに違いない!」……でも「人のあまりいないこの寺も、緑とピンクの入り混じった枝垂れ桜も、なかなか良いなぁ~!」

昨日に次ぎ、今日も「サクラ🌸サクラ🌸が見られて幸せ」だと思う姉妹でした。

     

今日は羊山公園まで書こうと思いましたが、長くなりましたので続きとします。

④【羊山公園】に続く・・・

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