気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

ビブリア古書堂の事件手帖(コミック)~Book ・off オンラインで買う

2020年09月30日 | 日記

先日appleTV+で見た映画の「ビブリア古書堂の事件手帖」の文庫本を買って読もうと思い、夫がいつも古書を買って読んでいる(Book・off オンライン)で注文しようと、

夫の登録しているIDとパスワードを聞いてネットで注文した・・・のだが・・・。

間違ってコミック本(全6巻)買ってしまった。

でも…自分の間違いを正当化するわけではないけれど、

原作:三上延さん 漫画:ナカノさん キャラクター:越島はぐさんのコミック本も面白かった。

映画ではこの6巻の内容が、カットされた所や、付け加えたりした所があったりして完結していた。

      

夫はいつも Book・off  オンラインで決まって5冊注文し、読み終わるとまた5冊注文するという繰り返しで買っている。

往復約2時間ほどある通勤の電車内で読んでいて、本棚がいっぱいになると紐で括って紙ごみに出す。

主に宮城谷昌光、北方謙三、浅田次郎、司馬遼太郎などの著作で中国の歴史物が多いようだ。

私は…というと、ここ何年か、いやたぶん何十年か…本(紙書籍)を読んでいない。

読書というのは、ながら(何かしながら)が出来ないので、仕事と家事のある私にはじっくりと腰を落ち着ける時間が無く無理だった。

もしあるとするとやはり通勤のバスや電車の中だけだけれど・・・。

パソコンの仕事をするようになってから(それが原因だかどうかわからないが)

車中で読むと気分が悪くなって、読めなくなっていた。

iPadやiPhoneを持つようになって電子書籍の kindle版 を DL して読むようになった。

それなら移動中でも移動先のちょっとの待ち時間などでも読むことができる。

でも電子化のないものもあり、どちらかといえば短編物だった。

どうして紙が駄目で、機器だったら大丈夫なのかわからない(逆ではないかと思うのだ)けれど。

そんなわけで、ながらでもできる( iPad でアニメ、映画、音楽などの動画を見る)のが日常化していた。

でも退職して時間ができたので面白かった映画などを本(文庫本)で読んでみようかとなったわけで…..。

       

夫いわく「ちゃんと見て注文しないからだよ」と。「しかも初めてなのに大人買いして」と

(大人買い)とは子供向けの商品を大人が大量に買うことを表す俗語で、Book・offでは全巻買うことを(大人買い)と言うらしい。

確かに表紙には、文庫の方は(メディアワークス文庫)コミックの方は(Kadokawa Comics A)の記載(右下に小さく)があった。

表紙のキャラクターデザインだけ見て、同じ越島はぐさんだったので間違えたのかもしれない。

やっぱりちゃんと見ないからだった・・・。ちなみに全巻で¥1750だった。

       

コミック本を全部読み終わってしまうと、文庫本も読んでみたくなった。

リベンジも兼ねて?また注文してみようか…と今迷っている。

コロナが収束したら、じっくり読める本を探しに、何十年ぶりかの図書館へ行ってみたい。

(収束するのかなあ~このままの生活が常態化してしまうのかな?こう長くなるとやはり心配になってくる

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ナラとの散歩道~6年ぶりにひとり散歩

2020年09月28日 | 日記
退職して2ヶ月ほど過ぎた。

明日は仕事だから、今日中に片付けなくては…。
なんていう追いかけられているような生活から解放され、ゆるりとした日々になった。
日中は家事などをし、時間のある時は最近始めた写真整理などをするためにパソコンに向かったりしている。
そして、外に全く出ないのも体力が落ちるのではと、夕方に買い物がてら近くを散歩をすることにした。
もうじきナラが亡くなって6年。久しぶりにナラとの散歩道を歩いてみた。

先ずは階段
(だいぶきつくなってきた。体力の衰えか?ナラも晩年ここでへたったことがある。 )
 
トンネル(前の写真の左上)をくぐり抜けて!
(この壁画は近くの小学6年生が卒業記念にみんなで描いたもので当時からあった)
 
 
公園(この公園は登り切ったところにある。この時はちょっと雨で水溜りができていて誰もいなかった。)
 
 
犬友(黒ラブ・アールのお母さん)が違うワンちゃんと散歩していた。
 
 
アメリカンシェットランドシープドッグ(犬種名が長い~シェルティにしよう)
ラブちゃん。
 
黒ラブのアールはナラより少し先に亡くなった。
お母さんはやはりかなりのペットロス状態だったけれど「もう年齢的に飼えないわっ」と言っていた(私より1歳上)・・・。
このシェルティのラブちゃん(10歳)は高齢の方が飼えなくなって譲り受けたらしい。
「これも巡り合わせだから、これからも元気でいなくっちゃ 。」と・・・。
 
今10歳ならなんとか最期まで責任を持って飼えるのではないか?と思っているそうだ。
ラブ母さんにエール。
でもラブちゃんが優しそうで可愛かったのでちょっと羨ましかった。
思わぬ出逢いだった。これからは散歩でちょくちょく逢えるかもしれない。
 
住宅街(ここはあまり変わっていなかった。)
 
 
右側のお宅にブルーの鮮やかなきれいなお花が!塀から垂れ下がっていた。
 
 
塀の下には芙蓉?
 
 
このようななだらかな坂の上り下り2回。(大きな家1軒だった場所に新しい家が4軒建っていた。)
 
 
 
坂の上から我が家の屋根が見えてくる。
 
 
すると・・・。ナラはこの辺から家に向かってまっしぐらだった。
 
 
玄関前のナラ
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蓑虫をお題にした母の句~人の性

2020年09月26日 | 伊代の俳句

※よっとこさんによる/写真ACからの写真

蓑虫のゆらりゆらりと人の性

蓑虫がゆらりゆらりと揺れている

人もあの蓑虫のように持って生まれた仕方ない運命(さだめ)があるようだ

 

季語は蓑虫:秋

性(さが)とは、持って生まれた運命。宿命。

また、分かっていても仕方ないと…言い訳にすることがある。

仕方ないとは他にどうしようもない。やむを得ないということ。

      

名探偵コナン劇場版(水平線上の陰謀ストラテジー:2005年公開)の中で、
沈んでいきそうな船の上で、もう推理なんて無意味だと犯人に言われた毛利小五郎の言葉に

「止められるかよ、真相を解き明かすのが探偵の性(さが)なんでね」と言う場面があります。
これは数少ないカッコイイおっちゃんでした。(なんでもコナンの私

そんな風に、性(さが)ってちょっと諦念を込めて言うことも多いようです。

蓑虫の性?

モッファさん/イラストAC

ほとんどが(オオミノガ)で、蓑虫の雌は外に出ることは無く死ぬまで蓑の中で過ごし、
産卵した卵が羽化するころ、干からびて死に蓑から落下するそうです。

雄は口が退化しており餌をとることもなく雌を探して飛び回り交尾後に死亡。
中には探し出せずにそのまま死亡の雄もいるとか・・・。

何だか悲しい性です。何のための生なのでしょう。

母はこんな蓑虫のことを知っていて、
人の性もそんなものだ…なんて重ねて詠んだのでしょうか?

母さんならではのネガティブ思考ならありうるかもしれません。

ただこの蓑、外敵から身を守るシェルターの役目を果たし、案外居心地が良く、

冬の間は快適に冬眠して過ごせるらしいのです。

ゆらりゆらりとして一生ぬくぬくと暮らす?と思えば

必ずしも悲しい性ではないのでは?とも思います。

もしかして、こちらの方を詠んだのですか?母さん。

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母さんへ~電話ができないから手紙を書くね (^.^)/ ✉9

2020年09月22日 | 母への手紙

お彼岸になりだいぶ涼しくなってきました。今日は秋分の日です。

春の彼岸にはお墓参りに行けなったけれど、今度も行けそうもありません。

テレビのニュースなどではだいぶ人々の出歩く姿が映し出されていますが、

コロナの収束はまだまだだと思います。この辺は逆に蔓延してきたような気がします。

保育園、学校、病院など、あちこちでクラスターの話を聞きます。

にはお墓参り宜しくってメールしました。返信に腰痛で一週間ほど動けなかったと書いてありました。

コロナ、熱中症、腰痛、次はインフルエンザとも・・・。

正直、インフルエンザには気を付けて欲しいです。子供たちも、歳…取りましたね、母さん。

見出し画像はちゃんからメッセージに添付されてきた写真です。

お天気の良い日のぬいぐるみ達の日向ぼっこです。

可愛いです。後ろ姿が何とも言えません。

何だか母さんが私たち姉妹を抱えているようで、そんなことを想像して、

私が埼玉へ帰った時、母さんと三人でよく食事をしたなあ・・・などと思い出したらちょっと涙目になりました。

       

退職して2カ月が過ぎ、少しずつ生活のリズムが出来てきました。

ずっと時間が出来たらやろうと思っていた、写真の整理を始めました。

アルバムに貼ってあるもの、バラバラのまま箱にしまってあるものなど、思ったより有りました。

プリンターでスキャンしてデータ化しようと思っているけれど、だいぶかかりそうです。

今、小さい箱ひとつ終わったところです。データ化したら保存しようと思い

この間、散歩にもなるので、児童遊園地の近くにある電気屋さんにUSBメモリを買いに行きました。

そしてiPadのカバーも買いました。色も赤から青に変えました。

少し高かったけれど、すごく使い勝手がいいです。

ネットでバックに下げられるこんな時計も買いました。ピーターラビットです。

可愛いけれどちょと時間が見にくいです。時計なのに。ネットだと思ったのと違うものってありますね。

これからはできるだけお店に行って見ることにします。散歩にもなるので

コロナが収束してきたらですけれど・・・。

明日から明後日にかけて今度は関東地方へも台風が来そうです。

あまり大きなものでなければいいけれど…と思っています。

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蟷螂をお題にした母の句~カマキリの強がり

2020年09月15日 | 伊代の俳句

はむぱんさんの写真/写真ACから

斧揚げし螳螂に視る己れかな

季語:蟷螂(カマキリ) 秋

朝、庭掃除をしていたら、塀をよじ登るカマキリがいた。

確か母の句にカマキリ(螳螂)を詠ったものがあったと思い、
写真を撮ろうと近くに寄っても逃げようとしなかった。

この句は合同句集【座唱Ⅳ】に載せて在ったが、先ず(螳螂)が読めなかった。

2文字とも虫偏なので(虫)には違いない・・・そして斧・・・もしかしてと思った。

調べるとやはり(カマキリ)だった。

また(とうろう)とも読むらしい。こちらは旁のみで読めなくもない。

同じ四文字だけれど、母の句はカマキリと読んだほうがしっくりくるのではないだろうか?

螳螂の斧(とうろうのおの)という言葉もあった。

《カマキリが前あしを上げて、大きな車の進行を止めようとする意から》弱小のものが、自分の力量もわきまえず、強敵に向かうことのたとえ。※Goo国語辞書

揚げるは(上下ではなく)高く揚げる意味で、カマキリがとる威嚇のポーズを指していると思う。

実際は弱いくせに強がっているカマキリはまるで自分をみているようだ

と詠ったのだろう。

何だか・・・

本当は他人(ひと)を攻撃するなどとてもできない、

負けず嫌いで、強がりだった母の句らしい気がする。

 

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